出来れば中古で全巻揃えたいので、BOOKOFFをこまめに見ている。残すところ6、9、12、19巻の4冊を買うのみとなった。読みながら少しづつ集めていけばいいのだ。しかし、この人気の水滸伝、なかなか売っていない。とうとう5巻まできてしまった。5巻は梁山泊、二竜山と青蓮寺の戦い、序盤の大激戦であった。なので、面白くてすぐ読んでしまった。困った。早く6巻が読みたい。帰りに津田沼のBOOKOFFに寄ってみた。全然売ってなかった。ついでに線路脇の古本屋にも行ってみた。
なんだここは！
昔は古本屋だったのに、たちばな書店というエロ本屋に変わっているではないか。ええい！忌々しい。わしは水滸伝を読みたいのじゃ！
なにが、たちばな書店じゃ！
なにが、たちばな書店じゃ！
じゃ！
がっかりして帰る途中、遠回りして、地元の寂れたBOOKOFFに寄った。全然、期待していない。この店は品揃えがいつもチープだからだ。
店に入ると売り場に直行した。だいたいBOOKOFFの店舗は売り場の構成が同じである。
えーっと、北方謙三だから…き…き…と。
ほぼ全巻揃っていた。
思わず夢中で手にしていた。
6、9、19巻。
更に次に読む予定の「林蔵の貌（上）」まで買ってしまった。
残すところ12巻のみ。
最後のワンピースが揃えば、僕は中国の平原を自在に駆けるだろう。
まだ、12巻に到着するのはずいぶんと先だ。