「槍ヶ岳開山」新田次郎著を読了昨日「槍ヶ岳開山」新田次郎著を読了した。江戸時代に槍ヶ岳を初登頂し開山した播隆上人という僧侶の物語である。依然、「劒岳 点の記」という新田次郎の作品を読んで実に面白かったが、この「槍ヶ岳開山」も面白かった。ただ、坊さんの修行時代が長くなかなか槍ヶ岳まで取っつかないもどかしさもあったが、子供から投石される乞食坊主が上人様とまで呼ばれるまでのストイックな修行とサクセスストーリーも良かった。でも、おはまに生涯振り回されるって修行が足りてなくね?