【議会報告】令和6年3月定例会の一般質問詳細(その5) | 若松ひろしのブログ

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「八千代の目覚まし男」若松ひろしと申します。
八千代市議会議員、IT会社経営。
八千代市から日本を変えるため、奮闘しています。

令和6年3月1日(金)10:00~ 令和6年第1回八千代市議会において、私の一般質問がありました。
これについての詳細を、10回連続でお伝えしています。
本日は、第五回目。八千代
市で採択されている小学校社会科教科書の問題についてです



 

若松ひろし質問通告:
1.梨の中国産花粉輸入停止の影響について
2.少子化対策について
3.外国籍職員の任用について
4.高齢者の孤独死について
5.小学校社会科教科書の歴史編の問題について
6.パリオリンピック出場選手の応援について
7.村上団地跡地の日本語学校創設について
8.能登半島地震における本市の対応について
9.習志野演習場における航空機騒音等の要請について
10.本市高校生への原爆教育について

 

 

5.本市で採択されている小学校社会科教科書の問題について
質問1:続いての質問です。本市で採択されている小学校社会科教科書の出版社について教えて下さい。
答弁1:現在、使用している小学校社会科教科書は、歴史編を含め、東京書籍の教科書を採択しております。


ありがとうございます。只今ご答弁いただいた東京書籍の「新しい社会6 歴史編」について、有識者から以下のような問題点が指摘されています。
①戦争に至った理由を正しく書かない
②旧日本軍の兵士を侮辱する
③「~させられた」という表現を多用する
④北海道(蝦夷地)を日本の領土ではないかのように記述する


例として以下のような記述をご紹介します。
例1.「日本は1940年に、石油などの資源を得るために、東南アジアに軍隊を進めました。また、ドイツ、イタリアと軍事同盟を結び、アジアの地域を支配しようとしました」→(反論)そもそも東南アジアを植民地支配していたのは、欧米列強諸国です。
例2.「『東南アジアを占領する日本軍』東南アジアの各国に軍を進めた日本は、次々と占領地を広げていきました」→(反論)日本は、ABCD包囲網によって、やむなく石油資源の確保に動き出したにすぎません。
例3.「首都ナンキン(南京)を占領したとき、武器を捨てた兵士や、女性や子どもを含む多くの中国人が殺害された」→(反論)これまで何度も言ってまいりましたが、南京事件というものは存在しません。南京攻略戦による戦闘で亡くなった兵士と、南京入城後の掃討作戦で亡くなった残党勢力があったのは事実ですが、一般市民は安全地区で保護されていました。
例4.「戦争と朝鮮の人々 強制的に連れてこられて、工場や鉱山などでひどい条件で、厳しい労働をさせられました」→(反論)東京都新宿区にある産業遺産情報センターを一度見学してみて下さい。そこに、一次資料が展示されています。

ここで、先にお配りしました先ほどの資料の下段にある図2~4をご覧下さい。
図2.江戸時代に日本町のあったところの東南アジア地図、


<図2>

 

図3.江戸時代の参勤交代の地図、

<図3>

 

図4.廃藩置県後の日本地図などに、北海道(蝦夷地)が正しく描かれていません。

<図4>


江戸時代、松前藩が幕藩体制のもと蝦夷地を管理していたのは歴史的事実です。
なぜ、わざわざ子供達に誤解を与えるような記述になっているのでしょうか?
さらに、明治維新と北海道・沖縄の記述では、
「アイヌ、沖縄に悪いことをした日本人」という事実誤認の記述がされており、アイヌ人の言葉を奪い、差別を強めた和人の北海道開拓は悪だと、子供達に誤解を与えるような記述が見受けられます。


質問2:以上のような本市採択の「小学校社会科教科書 歴史編」の記述についてどう思われますでしょうか?
答弁2:御意見としていただきました2項目に関しては、確認をさせていただきました。今後も、子どもたちにとってよりよい教科書を選定するため、文部科学省の教科書検定を経た教科書に関して、千葉県教育委員会の使用教科用図書選定資料を基に調査研究を実施してまいります。また教科書採択における公正確保の徹底に一層努めてまいります。


このような教科書が、果たして小学生に向けた教材として、ふさわしいものなのでしょうか?
日本人としての誇りを奪われ、戦争への贖罪意識を刷り込まれた子供たちが、教育基本法にある「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」ことができるでしょうか?
検定を通ったというのは、ただの言い訳に過ぎません。他にもっとまともな記述をしている教科書はあるはずです。
そのための教科書調査官であり、教育委員会であるべきだと思います。

(以下、続く)