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ザ・ノンフィクションの「私のママが決めたこと」は、開始5分後から涙なしには見られなかった。
子宮頸がんから始まって、どんどん転移してしまい、脳にまで転移してしまったということだったけど、見た目は一見元気そうに見えるし、家事も自分で出来るし、「何も安楽死しなくても」と最初は感じてしまうほどだった。
でも、実際には壁を叩くほど痛くて苦しくて何年も、目も視界が狭まってほとんど見えなかったそうで、脳の転移のせいで人格まで変わってしまう前に逝きたいということだった。その決断に子供２人と夫も納得しているようだった。
スイスに旅立つ時、なぜか子供たちはついていかなかったんだけど、見送りにきた空港で、笑顔でお別れしようねと約束していたからと、「ママありがとう」「大好きだよ」と言って笑顔で見送ってた。
それがほんとーーーに辛かった！！
「ママ行かないで！ってすがりついて泣いていいのに…」と、テレビの前で大号泣！出来すぎだよ子供たち。子供なんだから、わがまま言ってもいいのに。ママ想いですごくいい子たちよ…
安楽死って点滴で自分で死ぬタイミングを決めることも初めて知った。安楽死できるかどうかの審査もかなり厳格で、「愛の不時着」で主人公が病気でもないのに安楽死しに行くくだりがあったけど無理だと思った。
スイスで亡くなってしまった後で、旦那さんが１人カフェのような所で佇んでるのを見たら、胸がキューッとなって泣けた…。
安楽死で亡くなるのと寿命を全うして亡くなるのとで家族の悲しみは変わるだろうし、もちろんいいのは後者だろうけど、そんなこと言ってられないような痛み苦しみが本人にあったわけで、元気で生きてる自分には想像できなかった。本人も家族も辛かっただろうな…
生きてるって貴重なんだなぁと思えた。
日々平凡に暮らしていて不平不満もたくさんあるけど、それでも生きてるって幸せなことなんだなと思える内容だった。40代で幸福を感じにくくなってる今見れてよかった。
がん検診ちゃんと行こう。身体が資本だって分かってるつもりで大事に出来ないんだよなぁ、なかなか。
……
最近は不眠がひどくて、２時３時まで眠れないこともしばしば。昼にウトウト。でも寝付きが悪いのに電車に乗ったら５分も経たずにグウグウ眠れる。あれを家で再現できたらと思って、必死こいて探したらこれが出てきた↓
足枕にしちゃ高いけど、真剣に買うことを検討中。
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