まさかの...パノラマ新道...今年も開通しました(^ ^) | 情熱山脈(passion mountains)のブログ

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ともかく山が好き...春~秋はトレッキングを...冬~春はバックカントリースキーを通して雪山の魅力を...

今年もこんな道を歩けるかな...

 

コロナに始まり、群発地震、大雨とトリプルパンチを受けた北アルプスですが、7月16日から営業をはじめ、定員を減らしつつも元気に営業しています。涸沢...といえば、紅葉の見事さで有名ですが、涸沢へ至る道は4つあり、横尾から本谷橋を経てのルート、穂高岳山荘(白出のコル)からザイテングラートを経由してのルート、北穂高小屋からのルート...そして、徳澤から新村橋を渡って奥又白谷を経て慶応尾根を越えてのパノラマコースを通るコースです。

 

 このパノラマコース...上述の部分は下コースと呼ばれており、難易度が高いバリエーションコースとなっています(涸沢ヒュッテのHPより)

 さらに分割すると、徳澤から屏風のコルまでのいわゆる慶応尾根を登る(下る)区間と、そこから涸沢までの区間に分かれます。

 屏風のコルから涸沢までの区間は、夏の終わりまりまで雪が残り、通行禁止となっています。

 今年は、涸沢ヒュッテのHPの情報で開通はされない見込みだったのですが、8月の時点で9月の連休前に開通させるとの表示があり、近日の更新で、9/8に開通した旨のお知らせがありました。

 ただし、バリエーションコースにつき初心者は横尾経由で(涸沢へ)来るようにとの注意があります。

どんなものかと言うと、昨年9月下旬に通った時の写真ですが...

のとおり、崩落が酷く、ロープを頼りに慎重に歩く必要があるコースとなっています。崩落ヵ所では幅が50cmもないところもあります。

 このコースには、涸沢から穂高岳や槍、横尾、常念山脈などが一望できる屏風の頭へ行ける盲腸道が分岐しており、その名の通り”パノラマ”を楽しめます。

 

 平年であれば、9月下旬が紅葉のピークなのですが、昨年(2019年)は紅葉が遅れており、9月28日でも今一つでした...が素晴らしい眺望にうっとり、上高地へ下りるのが大いに遅れて19時という大変情けない結果となりました。

 

紅葉の時季は、1枚の布団に2人は当たりまえと言われた涸沢ヒュッテですが、今年はすべて予約制となりました。密を避けた運営ですので定員も大幅に減少です。下に9月11日現在の予約状況ですが。凄いですね...涸沢の人気度がわかります。

 

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