先月におにゅう峠にハーレーで出かけて行って、痔からの出血でお尻が血だらけになったことをこのブログに書きました。
お尻から出血している時にバイクで凸凹路面の峠越えコースを走ると飛んでもないことになることを身に染みて感じました。
あれからは毎日ヨーグルトを一箱食べていますので、農園で汗だらけになって働いた後でも堅い便は出なくなり、トイレで出血することは完全になくなりました。
そうなると近々におにゅう峠にリベンジしてやる❕と思ってたのですが、それが今日になりました。
朝起きて、自宅前の畑の育てている苗木ポットをチェックしていたら、悪妻が「今日はハーレーに乗ったらどう❓」と言ってくれたのです。
今日は晴天なので気温が高くなり、比叡山の麓にある本農園で仕事するのは暑さで無駄に体力が消耗されるからです。
明日から曇りの天気が続きますので、畑で肉体労働をするのに適しています。
嫁さんは私にそう言って朝の出荷に出掛けて行きました。
嫁さん、有難う❕ お言葉に甘えます❕
雲海は冬の気温差が大きい日に見られるのですが、他の季節でも以下の写真のような絶景が見られます。
私は普段の行いは良いのですが、今日は運悪く、おにゅう峠はすっぽり雲に覆われていたので、数メートル先も見えない状態でした。泣
絶景が見えるどころか、数メートル先の前方の路面もちゃんと見えないのです。
大きな落石が所々にあり、対向車に注意して走行しないと大きな事故に繋がります。
おにゅう峠の頂上に着きました。
文字通り、雲の中にいましたので、全く景色が見えませんでしたよ。泣
以下の写真のカーブでは左側が福井県で右側が滋賀県になります。
この場所は沢山のライダーが写真を撮って、Instagramに投稿している美しい撮影スポットなのですが、今日は数メートル先も見えませんでしたよ。
まぁ、愚痴を言っても仕方がありません。
私が大型バイクに乗れる健康であること自体に感謝するべきですね。
大型バイクに乗っている者でもおにゅう峠の様な難所を走れる腕が無い者は諦める他ありませんからね。
山を少し降りて来ると霧は完全に晴れており、景色の良い道がずっと続いていました。
こういう道、私、大好きです❕
ハーレーの中では小型バイクであるFourty-Eightを選んで大正解だったと再確認しましたよ。
1923㏄、車重が320KgのハーレーのBreakoutとFourty-Eightのどちらを買おうかと一瞬だけ迷いましたが、ハイウェイを真っ直ぐ走るのに適した設計になっているBreakoutならおにゅう峠を制するのはかなり困難でしょう。
以下の写真のバス停、懐かしい❕
私が子供の頃、実家近くにこんな感じの木造のバス停の待合室があったことを思い出しました。
私が小学低学年の頃(1960年代中盤)、お袋はよく映画に連れて行ってくれたのですが、実家近くの木造のバス停の待合室の中で待っている人達はほぼ近所の知り合いの人であり、自宅の畑で採れたミカンや今川焼(饅頭)を子供だった私と妹にくれる時がしばしばありました。
幼い私は映画館でお袋が買ってくれるお菓子やジュースを楽しみにしていたのにバス停の待合室の中で饅頭を食べたら映画館でお菓子を買ってくれないので、えらい迷惑だったのを思い出しました。
今でもこんなバス停が使われているのは何だか嬉しいです。
山と山に囲まれた集落の道を美しい景色を見ながらのんびり走るには小型のハーレーが最高ですね。
以前の日記に書きましたが、もう一度言います。
若い頃に乗っていた加速が素晴らしいスポーツバイクと違って、のんびり走る小型のハーレーを運転すると周りの景色が見えてくるようになったのです。
歳を取ることは決して悪いことだけではありません。
帰りのコースは前回にお尻から血が出てきて、途中で引き返したおにゅう峠の近道の狭い林道にしました。
霧で前方がよく見えない状態でしたが、その林道に負けたような気分になるのが絶対に嫌だったのです。笑
でも今回で最後にしようと思いました。
日本車の様に座り心地が良いバイクなら大丈夫だと思いますが、ハーレーの中でも特に私のFourty-Eightは路面の衝撃をモロにお尻に受けますので、またお尻から血が出て来てもおかしくないと思いましたよ。
滅多に車が通らない林道ですので、酷い凸凹を修復する必要がないのでしょうね。
そしてその道は鯖街道に続いています。
以下の写真は私のメインのバイクコースである鯖街道です。
鯖街道まで戻ってくると自宅までの道は殆ど凸凹はなく、安心してバイクを飛ばせます。
全く信号の無いこの道は平日なら貸し切り状態であり、私のFourty-Eightをいつも心地よく飛ばせる場所です。
今日のおにゅう峠のツーリングは雲の中だったので美しい景色が見れずに少し残念でしたが、山を登るまでの集落の中の道を走るのはとても面白かったし、いつものように貸し切り状態の鯖街道を心地よく飛ばせたことは嬉しかったですね❕
今のところはまだ我が村で一番の貧乏農家ですが、今日の様にバイクを楽しむ日があると、惨めな生活をしているとは決して思えません。