平成24年に朋有小が認証取得したところから始まった、本区でのインターナショナルセーフスクール(以下、ISS)に関する方針について、大きな転換をすることが区から報告がありました。
6年度以降はISSの再認証の申請を行わない、というものです。
(先日の私の一般質問でも答弁がありました)
⇒blog 6年第1回定例会一般質問「地域とともにある学校の実現(コミュニティ・スクール、ISSなど)

3年度に全8中学校ブロックにISS認証校が1校以上設置された後は新規認証校は増やさずISS活動を全校化する、という方針でした。
現在は、ISS認証校からコミュニティ・スクール(以下、CS)導入を目指していて、7年度には全てのISS認証校でCS導入の予定となっています。
CS導入を契機にISS再認証を目指さない、というもの。

<今後の方針>
今後は、これまでのISS活動で培った「安全・安心な学校づくり」を全校で実践すると共に、SDGs活動、防災活動など、新しい視点を取り入れたCSとして、学校、地域の協働により持続・発展させていく、という方針が出されました。

私は以前より、学校は地域コミュニティの核になり得る場であり、そのツールになるのがコミュニティ・スクール(CS)だと考えております。
また、区教育委員会から引き出した「インターナショナルセーフスクール(ISS)の発展形がCSとして位置付けている」という見解を何度も確認し、ISS活動とCSの関係整理についても提言をしてきました。
ISS活動のCSへの内包化のみでなく、ISS活動の名称一般化、学校を地域防災の拠点とすること、など、私が提言した内容はほぼ取り入れられたと受け止めています。

CSをツールとして、「地域とともにある学校「学校を核とした地域づくり」に向けて、更なる地域・学校・家庭などの連携が深まることを期待しています。