令和5年度予算で計上された新規事業「地域ブランド育成事業経費」は、令和4年度は補正予算で別事業名にて行われていた「東京としまの宝物」の費用計上がされたものです(セミナー費用を計上。グランプリは民間事業者と協働し実行委員会形式で行う見込み)。

1/13に行われた地域グランプリの「東京としまの宝物グランプリ2022-2023」を勝ち抜いて、全国大会へ4事業者が進みました。
⇒blog「「東京としまの宝物グランプリ2022-2023」をサンシャインシティで開催!

全国大会は2/23-24に行われました。
「にっぽんの宝物JAPANグランプリ」では豊島区からの4事業者が躍動し、1事業者が部門グランプリ、3事業者が審査員特別賞を受賞しました!

【部門グランプリ】
新体験スイーツ部門:「サイゴンレストラン」(餅と小豆&バナナの揚げ春巻き)

【審査員特別賞】
コミュニティ部門:「トキワ荘協働プロジェクト協議会」(パブリックアート制作イベント)


ドリンク部門:「NAMACHAんBrewing」(廃棄食材に命をふきこむクラフトビール)


ヘルシー部門:「Ankur」(エンダモロジーとハンマー整体)


2/23は私も現地に伺い、トキワ荘Tシャツを着て応援しました。

 

小池文化商工部長、熊谷マンガ・アニメ活用担当課長もお揃いのTシャツ


そして、地域グランプリを主催した「豊島区」にも「奇跡の繋がり賞」を頂きました。


今回、地域グランプリを開催できたのは、巣鴨信用金庫・RYOZAN PARKの竹沢徳剛氏の提案、受け止めた豊島区の行政職員、主旨に賛同してくれたサンシャインシティのご協力、参加事業者の意欲と熱量の賜物だったと思います。私は行政と民間からの提案のつなぎ役の一端などを担わせて頂きました。こういった連係プレーを評価して頂けたのは大変ありがたく思います。

3/2-4にサンシャインシティで行われた「としまMONOづくりメッセ」には、豊島区の取り計らいで「東京としまの宝物」ブースを設けて頂きました。


JAPANグランプリに出場した4事業者がそろい踏み。
部門グランプリを獲得した、サイゴンレストランの揚げ春巻きなど購入しました。美味しかったです(^^)
ベトナムへ逆輸出できたら面白いと思います。



骨のケア体験もしてきました。ハンマー整体を初体験。体のバランスが悪いらしく、メンテナンスして頂きました。おかげさまで体が軽くなりました!



namachaんbrewingでは、クラフトビールを試飲させて頂きました。地域に密着し、地元を盛り上げてくれているお店です。

お隣のブースは、トキワ荘協働プロジェクト協議会でした。
みなさま、としまの宝物でご一緒した"戦友"です。


グランプリ大会という目標があることで、締め切り効果が働きつつ、事業者が自らの商品やサービスを磨き上げていきました。この過程で、行政・事業者同士・その他の関係者、の連携が深まっていき、みんなで良いものを作ろうという一体感が生まれていきました。
 

私から重点事項として強く予算要望し、冒頭に書いたように豊島区の令和5年度予算にも関連予算が計上されました(5年度は「地域ブランド育成事業経費」として、219万1千円の予算計上)。5年度からは実行委員会形式となり、豊島区と民間事業者が協働して運営する方式になる見込みです。


この取り組みから生まれたヒット商品やサービスと、既存の区が関連する事業である「としまMONOづくりメッセ」「ファーマーズマーケット」などのイベント出展や、今後充実させる方針である「ふるさと納税」の返礼品に加えていくなどの組み合わせも可能だと考えます。
区の他の施策とも連動させ、全国・全世界に通じるような地域ブランドの育成に取組むことが期待されます。今後の展開が非常に楽しみな事業です。