2/14、東京都は国の基本的対処方針が2/10に見直されたことを踏まえ、「感染拡大防止の取組」などを発表しました。
2/10の国の基本的対処方針見直しについてなどはblogをご参照ください
⇒blog「マスク着用の考え方の見直しなど 2/10基本的対処方針変更」
◆東京都「感染拡大防止の取組」(3/13から適用)
・【3月13日から】感染拡大防止の取組(令和5年2月14日発表)
前回(4年9/13から実施、5年1/27イベントの開催制限につき一部変更)からの変更点
▽期間
5年3/13~5/7まで(学校におけるマスク着用については4/1から適用)
▽基本的な感染対策
・マスク着用徹底⇒屋内屋外問わずマスクの着脱は個人の判断を尊重。医療機関受診時や通勤ラッシュ時などでのマスク着用を推奨。
・会食時の認証店利用、会食後マスク着用⇒マスク着用の文言が削除
▽事業者向けの要請、協力依頼
・その他の施設①(劇場等、集会場等など)で、「入場をする者に対するマスク着用周知」⇒「必要に応じて入場をする者に対するマスク着用周知」に変更
・その他の施設②(学校など)で、基本的な感染防止対策の実施に、「令和5年4月1日からは、学校教育活動の実施に当たっては、マスクの着用を求めないことを基本とする。」が追記
・【3月13日から】感染拡大防止の取組 質問と回答(令和5年2月14日発表)
・【3月13日から】イベントの開催制限等について(令和5年2月14日発表)
▽業種別ガイドラインについて
・3/13からのマスク着用の考え方の変更に伴い、業種別ガイドラインが変更されることが想定される。各業界団体が修正した業種別ガイドラインは都HP等で周知。
▽第三者認証制度の認証基準の見直し
・都の認証基準「チェックポイント」を変更し、マスクに関する項目を削除
・3/12をもち、ポスター等によるマスク着用のお願いは終了。感染防止対策を呼び掛けるポスターを改訂しリーダーを通じて改めて配布
・飲食店が感染対策等のため、利用者、従業員にマスク着用を求めることができる
▽都立学校におけるマスク着用の取扱い
・卒業式は、教育的意義を踏まえ児童生徒及び教職員はマスクを外すことを基本。来賓、保護者等はマスクを着用。
・4/1以降は、マスク着用を求めないことを基本とする。
◆5類移行に掛かる都の対応方針と補正予算
▽対応方針
「サスティナブル・リカバリー」
都民の命と健康を最優先、かつての日常を取り戻す、コロナとも共存した活気あふれる東京を確かなものに。
・5類移行後も必要な保険・医療提供体制を継続し段階的に移行
・感染再拡大にも備え、機動的に対応できる体制を維持
▽補正予算(1775億円)
Ⅰ 5類移行までの間のみ実施する事業
Ⅱ 全国一律の方針に基づき実施していく事業
Ⅲ 東京モデルとして当面継続すべき事業(5類に応じた医療提供体制への移行を段階的に進めるために実施していくべき事業)
▽新型コロナの5類移行に関する国への要望(2月14日)
・より多くの医療機関で発熱患者の診療
・入院患者の受入れを行っていくための体制整備に向けた財政支援や、今後のワクチン接種計画の早期明示等を国に要望
など
◆警戒レベルについて
⇒都HP「モニタリング項目の分析(令和5年2月16日公表)」
・医療提供体制の警戒レベルが上から3番目に1段階下がりました。感染状況の警戒レベルは既に上から3番目に下がっています。
陽性者数は目に見えて減少してきました。
5類移行に向け、ソフトランディングさせていきたいです。