1/31、区は令和5年度当初予算案をプレス発表しました。
議会に対しては、同日プレス発表に先立って予算内示会が行われました。2/27~3/14の予算特別委員会で審議します。

 

令和5年度一般会計当初予算は、過去2番目の規模となる約1361.5億円(前年度+3.6億円、+0.3%)。

歳出の扶助費は過去最大、歳入の区民税は過去最大、財調繰入金は前年比29億円減の19億円を計上。

 

豊島区100周年の未来に向けた3つのコンセプト

・文化の力で価値あるまちを「国際アート・カルチャー都市」

・子どもたちの未来を託す「SDGs未来都市」

・人が主役の「ウォーカブル都市」


令和5年度予算の柱

・子どもと女性にやさしいまちづくり

・高齢者にやさしいまちづくり

・健康施策の充実

・教育施策の充実

・文化を基軸としたまちづくり

・都市再生~安全・安心なまちづくり~

・SDGs推進

・デジタル化推進

 

教育施策の充実、健康施策の充実(4年度は新型コロナ対策)は、新たに柱に加えられました。

今回の予算には提案した事業も多く含まれています。

 

重点事業には掲載されていませんが、「マンホールトイレ整備事業」が予算化されました。これは私が一般質問で、敷地内にマンホールトイレが設置できない救援センターがあるので早急に改善すべきと指摘した課題への対応です。2年間で8カ所の整備、5年度は巣鴨小学校や西巣鴨中学校など5カ所の整備、6年度に豊成小学校など3カ所の整備を行う予定です。

救援センターの運営上、早急に改善せねばならないと考えていたので、予算化できてよかったと思っています。

 

重点事業に「受動喫煙防止対策の強化」が記載されています。

受動喫煙対策については、先日の特別委員会でも議題となりました。

⇒1/25blog「受動喫煙防止対策本部の取組状況など 環境・清掃対策調査特別委員会

先日のblogでも書きましたが、喫煙所以外で喫煙した上に吸殻をポイ捨てする、という行為は論外ですが、喫煙所での喫煙でも煙が歩道に流れるなどの問題があり、タバコを吸う人にとっても吸わない人にとっても良くない環境となっています。
現状の現実解は喫煙所の課題に取り組むことであろうと考えます。新年度予算では、公衆喫煙所の民間での設置や維持管理に関する補助の拡充が盛り込まれました。

啓発事業などを含め、受動喫煙対策が実効性を持つように進めていきたいです。

 

その他、要望した内容で予算化が実現した事業、重要な事業が多数あります。

予算特別委員会で内容につき掘り下げていきます。
 

詳細は区発表の資料をご確認ください。

⇒区HP「記者会見資料1 豊島区令和5年度予算案重点事業

⇒区HP「記者会見資料2 豊島区令和5年度当初予算(案)の概要