東京都にまん延防止等重点措置が適用されたことに伴う豊島区の対応について記載します。

(都の対応などは昨日blogに記載しました

⇒「1/21~2/13、都などが「まん延防止等重点措置」の対象地域に。飲食店等への時短要請など。」)

 

【まん延防止等重点措置を受けての区の対応】

豊島区の対応の詳細は、区HPに記載があります。

⇒区HP「まん延防止等重点措置に伴う区立施設等の対応について(1月20日決定)」

 

◆区の対応方針

・区立施設等の運営は、国の基本的対処方針および東京都の対応措置に準拠する

・区主催のイベント等は、飲食を伴うもの、複数人が大声を出すなど飛沫が拡散する活動の自粛など「感染防止対策の徹底」、「収容率と人数の制限」を講じたうえで実施 

・本方針は、感染状況や医療提供体制等を踏まえ、必要に応じ変更

 

区立小中学校、幼稚園等の対応

区立小中学校

・授業は実施(オンラインによる学習も対応

・給食、校内行事、校外行事、部活動なども基本的に実施

家庭の判断で登校しない場合でも欠席扱いとはしない

 

区立幼稚園

・弁当実施

・園内・園内行事実施、預かり保育実施

・家庭の判断で登校しない場合でも欠席扱いとはしない

 

子どもスキップ、放課後子ども教室など

・学童クラブは実施。子どもスキップの一般利用、放課後子ども教室は一部利用制限

・校庭開放、学校開放(団体開放)は実施

 

保育園の対応

原則として、保育園は通常通り運営。園行事も可能な限り実施するが、状況により延期又は中止の判断。感染者が発生した場合に、施設を臨時休園する場合があり、その際は代替施設含めて保育は利用不可となる。

・感染防止対策への保護者への協力依頼。園児本人に発熱が認められる場合などの保育園への連絡のお願い、保護者や家族が体調不良などで医療機関受診の場合は可能な限り登園を控えること、3~5歳児クラスでは可能な限りマスク着用の呼びかけ(強制ではない)、検温・手洗いなどの徹底、など。

詳細は保護者の方向けのご協力依頼をご参照ください

⇒区HP「まん延防止等重点措置適用に伴う保育園の対応および感染拡大防止対策について

 

区施設等の開館状況について

・原則、通常通り開館し、感染防止対策を徹底し運営します

※感染状況によっては、休館、サービス休止となる場合あり

 

イベントの開催状況について

・中止、延期、変更が決定したイベントについては区HPをご確認ください

・イケサンパークで週末に行っていた「ファーマーズマーケット」については、2/13までは中止とすることが決定

 

【区の体制について】

オミクロン株の流行により、豊島区内でも陽性者数が急増しています。

1週間当たりの陽性者数の推移ですが、12/27-1/2が17名、1/3-1/9が162名、1/10-1/16が698名。なお、過去最多は第5波の8/16-8/22の945名。

この状況を受け、区は体制を整備しています。

 

◆保健所特別支援について

・1/17~、10名体制で池袋保健所へ支援(陽性者への電話連絡、入院・宿泊療養調整、文書発行作業、健康観察業務)

・1/18~23まで10名体制、24~は20名体制で本庁舎にて上記に加えて支援(陽性者への電話連絡、都システムへの入力)

・必要に応じて支援職員を増員

 

◆当面の会議、テレワークの方針

会議の開催

・庁内での会議、附属機関など外部の委員が参加する会議などは、オンラインを活用した会議を原則。対面の場合は、概ね定員の半分以下の参加人数とすることやオンラインの併用など感染症防止対策を講じる

・地域団体や企業などとの連絡調整等の会議はオンライン会議を原則。対面の会議開催の場合は、参集人数や開催時間を必要最小限とするなど感染防止対策を徹底。

・対面会議の場合は、換気の徹底、アクリル板活用や座席配置の工夫など三密回避のための措置を講じる

 

テレワークの活用

・職員は週1回以上テレワークを利用すること。

・特に妊婦等、感染症の重症化リスクを回避することが必要な職員については優先的にテレワークが実施できるよう配慮。

・テレワークの際には業務を明確にし、進捗を管理することにより生産性を最大化すること。


業務継続計画の再点検

・区民生活を維持するために出来るだけ通常通り継続する業務、縮小または取扱い方法を変更して継続する業務、早期に休止・延期する業務、の3区分に部署ごとの業務を区分(再点検)。

 

上記は業務継続計画(感染症編)で想定してあったことですが、改めて再点検を行ったとのこと。

これまではその部署内でのやりくりの視点でしたが、職員の欠勤が増える部署が出ることも想定し、部署を跨いで業務応援をする可能性も視野に入れて検討し直している、とのこと。

陽性又は濃厚接触の疑い、又は保育園休園などで欠勤を余儀なくされる職員が増えることは想定せざるをえないので、必要な検討だと思います。

 

【ワクチン接種について】

高齢者向けの3回目接種について、スケジュールが前倒しされている旨を先日のblogで記載しました。

⇒1/12blog「新型コロナワクチンの高齢者向けの3回目接種につき、更に前倒しすることを豊島区が発表しました

 

1/17には、個別接種の予約受付開始日が更に前倒しされました。

(2/1~⇒1/21~開始)

また、全ての医療機関でファイザー社ワクチンを使用する予定でしたが、一部の医療機関ではモデルナ社ワクチンを使用することとなりました。

詳細はクーポン券に同封されている医療機関一覧や区HPをご確認ください。

 

※ワクチン接種に関する最新の情報は、区HPをご確認ください。

⇒区HP「新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について

 

現状の対応は上記の通りです。

陽性者数の推移により、更なる対策を講じる可能性があります。

その際はblogにも情報を記載いたします。