9/14、豊島副都心開発調査豊島特別委員会が行われました。

〈調査案件〉
1 東池袋一丁目地区市街地再開発事業について
2 としまキッズパークの開園について

【1 東池袋一丁目地区市街地再開発事業について】
先日の豊島区都市計画審議会で可決した内容について、報告がありました。
その後、東京都の都市計画審議会でも可決されたとのこと。
⇒9/1blog「東池袋一丁目地区第一種市街地再開発事業、池袋地区駐車場地域ルール策定及び運用など 都市計画審議会

【2 としまキッズパークの開園について】
造幣局跡地に設置する「としまキッズパーク」が9/26から開園することの報告がありました。

⇒区HP「としまキッズパーク 9月26日(土曜日) オープン!
池袋保健所とIKE・SUNPARK(イケ・サンパーク)の間に位置します。

◇開園日:9/26
◇運営時間:午前10時~16時
(本年10月以降の平日の午前中は IKEBUS 送迎の保育園児等が利用予定)
◇当面の利用制限(コロナ感染対策)
予約制で利用時間 1 時間・保護者を含めて80名程度の人数制限を想定
※9/26より、IKEBUS のイケ・サンパーク内への乗入れ運行開始

◇予約方法
・HPで予約サイトを9/23(水)から開設予定。
インターネットのみで予約受付。
・平日午後、土日で、1時間単位で予約(前日まで)。
・定員に満たない場合、当日受付も可能とする予定

◇施設概要
・敷地:約1000㎡
・ミニSL(IKEDEN)、展望ブリッジ、三輪車広場、ミニ図書館、他
・IKEBUSをデザインした水戸岡鋭治氏による公園
・障害のある子もない子も一緒に遊べる「インクルーシブ公園」の第一歩
・安全管理員を配置。責任者と3名のスタッフ(シルバー人材センターへ委託)。

◇一般利用者
年齢制限を特段も受けるわけではないが、主な想定は以下の年齢層
・保育園、幼稚園などの就学前の子供たち
・障害のある子供たち(小学生以下)
※上記については保護者同伴を想定
※予約に際しては、未就学児の割合が全体の3割程度、区民の割合も3割は保てるようにする。

◇団体利用者(平日午前)
・区内の区立・私立保育園、区立・私立幼稚園の5歳児
IKEBUSで送迎をする事業。次年度以降も継続予定。

◇としまキッズパークの目標
▶︎いろんな子供たちが一緒に遊べる公園
▶︎子供たちの個性を理解し尊重しあう場
▶︎子供たちが自分で遊びを見つけだす公園
・「分離するのではなく、健常者も障害者も一緒に遊べる空間にしたい」という答弁あり



◇障害児へ配慮した主なこと
・キッズパークを柵で囲い、出入口は1ヶ所とした
・ウッドデッキなど、車椅子でも移動しやすく配慮(ハイハイでも汚れづらい)
・砂場は車椅子のままでも使いやすいような仕様の箇所あり
・ミニトレイン、扉をつけた

・ブランコ、体幹が弱い子も乗れるタイプを用意


◇その他
・天候について、雨の日はミニトレインは運行不可。霧雨程度は急に閉めることはないが、悪天候の場合は閉める可能性あり。

私たちの会派として求めてきた「インクルーシブ公園」の第一歩としてのキッズパークがいよいよ開設されます。
障害のある子もない子も一緒に遊べる遊具を備えた公園です。
遊具のデザインや選定の際には、障害児の保護者の意見も聞いていただき、反映できるところは反映していただきました。
当事者団体の皆様も大変心待ちにしている施設です。

障害の有無に関わらず、子供たちにとってミニSLが走る公園は楽しく遊べる楽しい場所になるでしょう。
保護者にとっても、柵が設置されていて安全に遊べる公園は貴重なスペースになると思います。