栄進様が聖和に至る頂点で神様とサタンの狭間に立って何が起こったのか! | 聖霊のもとにーメシヤの涙

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先回記事末部より

 

1997年9月7日に亨進様と栄進様は祝福を受けるようになります。そこで栄進様には、孝進様御家庭の蕩減復帰として、孝進様の反逆した妻と統一教会幹部の堕落の現状を象徴する女性が相対として立つのです。この女性を栄進様と亨進様御夫妻が愛して産みかえ重生・復活・永生させ、神様の子女を儲ける事を通して蕩減復帰するのです。

 

そこで、栄進様の相対者は、清平修練苑と清平役事を神様の願いとは真逆の方向へと貶めていた、金孝南に選ばせるのです。サタンに讒訴条件を握られていますから、真のお父様は蕩減復帰のためにそのようにしなければなりませんでした。そこで、金孝南の推薦した女性は、男性との切れない関係など、多くの問題を抱えた人物だったのです。

 

ここに、亨進様の妻ヨナ様と栄進様の妻による女性のアベルカインの摂理も展開するはずでした。この内容については、サタンの前に極秘戦略であるがゆえに、真のお父様は語ることが出来ませんでした。

 

カインの立場に立った栄進様には、第2教祖(1994年11月認定)である韓氏オモニを中心として側近幹部たちと作り上げたカイン圏としての組織の状態を象徴して、金孝南推薦の女性が相対者として選ばれます。真のお父様はその相対者となる女性を認められました。そして亨進様には、康賢実氏と日本祝福家庭が立てた条件によって、完成期蘇生級の祝福として授けられます。栄進様はこれまでと同様の長成期完成級の祝福です。

 

ですから、栄進様の祝福は、これまで為されてきた長成期完成級の祝福を受けた、全ての祝福家庭を象徴する立場になっていたのです。ここに、サタンの謀略を利用しながら、全人類の罪を無かったことにするための、真のお父様の戦略があるのです。

 

つまり、ここで理解していただきたいのは、真の父母様の側近をはじめとする幹部たちや私たち祝福家庭が、アベルカインを理解できないで背負っている蕩減を、真の家庭に背負わせてしまうことにおいて、最も顕著に表れ重荷となって背負わされた子息様こそ、栄進様と国進様のお二人だったと言えるのです。

 

この祝福を、神様の願いにかなって授かった亨進様と栄進様の信仰によって、1997年9月11日に「第4次アダム圏時代宣布」が為されました。

 

次回、栄進様に何が起こったのかの、具体的解説に入ります。

 

  *****

 

それでは互いに相対者を迎えて、真の家庭を築いていこうとする亨進様御夫妻と栄進様御夫妻に、どのような出来事が起きて来たのか追っていきましょう。

 

栄進様の相対者は、過去のさまざまな問題を引きずってきており、夫婦間の問題が起きましたが、栄進様は妻を受け入れて、真の子女様を授かり、幸せな家庭を築こうとしていました。しかし、栄進様の妻を韓氏オモニはどうしても受け入れることが出来ずに、離婚させるに至るのです。

 

韓氏オモニからすれば、栄進様の今後を思いやってのことということになりますが、離婚させないで亨進様御夫妻と一体となっていたならば、真の父母様第二次聖婚式・第三次聖婚式を経て重生・復活・永生をたどり生まれ変わっていくはずでした。それを通して、孝進様がサタンに奪われた妻と子女様を復帰していくという蕩減路程が勝利できたはずなのです。栄進様は子女様を授かり、真の家庭を築こうとしていました。ところが、韓氏オモニはそれを離婚させたのです。

 

離婚しないで家庭を築いて行ったならば、真のお父様は2003年2月6日に第二次聖婚式を復活基準ということで為されました。復活というのは胎中から地上に産まれる基準、重生というのは胎内に生命が孕まれる基準、永生というのは地上に生まれ落ちてから宇宙という胎内で生活して霊界に旅立つ基準です。実際にそれは、神様の成長とともに、神様から発動される聖霊も、より母性の愛の度合いが増していくのです。アダムとエバが誕生してから、神様も一緒に成長します。その成長の上でアダムとエバが初夜を迎える時、神様は四大心情圏を完成するとあります。

 

堕落しなければアダムとエバは、初夜を迎える時に神様は完成するわけですが、蕩減復帰摂理歴史上ではいつになるのでしょうか。真のお父様はこれをご存じでした。

 

2003年5月10日に真のお父様は亨進様ご夫妻に天和堂という揮毫を与えます。さらに、天愛夫婦という完成した愛し合う夫婦という意味のみ言を与えます。その一年後に三代王となる信俊様が生まれました。2004年5月10日の誕生ですから、そこから妊娠期間の280日をさかのぼると2003年8月初め頃になります。真のお父様が天和堂という揮毫を授けて、「真の愛で愛し合う夫婦」というみ言を語られたその後に、亨進様とヨナ様が結ばれて生まれたのが信俊様です。

 

真のお父様でさえ、「三代王になるような息子が生まれるとは思わなかった」と語っていますが、実は感動のみ言であって、本当は分かっておられたのです。私への神様の啓示によっても、信俊様を産むために亨進様とヨナ様が結ばれた時が、神様の完成の時だったというのです。すると神様が完成して以降は、働く聖霊が違ってくるのです。なぜかというと神様は構想理想で四大心情圏を立てましたが、アダムの生心に臨在しながら、心情の実感を共有して共に成長するようになるからです。

 

ヨナ様は神様が願った女性として、エバが堕落しないで子女を産んだと変わらない心情で、亨進様と結ばれたということです。そのヨナ様の心情を、聖霊を通した授受作用により神様が実感しました。神様が実感すると、神様から発動される聖霊の質が変わってきます。つまり、三次にわたる聖婚式に同参することによって、私たちに働いてくる聖霊が変わってくるのです。

 

ですから、第三次聖婚式に同参すれば、これは永生基準です。ここまで、栄進様ご夫妻が離婚しないで共に行ったならば、重生・復活・永生の基準を受け、聖霊によって生まれ変わることができるのです。真の子女様方も、さらに同参した全食口も永生基準で生まれ変わるということになります。

 

そこで初めて、栄進様御家庭が四大心情圏を成就することを通して、後継者・孝進様を背信した罪が蕩減復帰されるということになるのです。ところが、その道を阻んだのが、韓氏オモニということになります。

 

韓氏オモニによって栄進様ご夫妻は、離婚せざるを得なくなりました。それゆえに、栄進様はサタンの霊的攻勢を受け、聖和へと追い詰められます。真のお父様は、栄進様の聖和について、「天の号令に従った。」と表現されました。

 

まず真のお父様が、栄進様の聖和について触れ、語られた2005年5月13日のみ言を引用します。

 

  **引用開始**

 

『望みをかけている息子・亨進』み言葉選集 496-37-2005.5.13(金)漢南洞国際研修院

 

 私が息子娘を愛せなかったので、今、孫を愛しているというのです。それが末っ子の息子です。一人しか残っていません。亨進しか残っていないのです。皆、ひっかかっていくかもしれない立場にいるのです。その亨進は、義母が先に逝きました。オモニがいない中でも...。オモニがいません。オモニも、今、統一教会でオモニの責任を果たしていない立場において、自分がしなければならないものが幾重にも残されているのです。 

 ハーバード大学院の歴史科に入ったが諦めて、これから博士(過程)までしようとすれば、8年の歳月が、7年、5年以上の歳月をかけなければなりません。私は博士はするなと言いました。その博士(過程)が終わるのが今から5年です。5年。8年の前に終えろと言いました。3次時代にはお前が宗教界の全てを知って、てっぺんで捕まえてひっくり返さなければならないという命令をしているのです。 

 郭錠煥(カク・ジョンファン)!「はい」どこのどの息子にできなくても、そのような命令をすることができる人を育てていることを知らなくてはいけません。「はい。」わかりましたか?「はい。」中間の輩はみな、傷(あら、欠点)があります。傷があります。先生自身も離婚しただろう。傷があるだろう?聖進も傷があるだろう?孝進も傷があり、興進は霊界に行って、顕進もそうだ。自分の勝手にするだろう?そうかそうでないか?國進も勝手にしただろう。勝手にやっていない息子...。

 先日、父母様が講演をした時に、霊界の現象を体験した時に、亨進がまっさきに走ってきて私をしっかりと捕まえて抱いて、​回生(蘇生)して話をするまで守っていた事実!あいつは大きくなるにつれ、オモニ、アボジが寝ている布団に入って寝ると、そうしました。

 息子娘たちを信じられないが、それでも望みをかけている息子です。また何でも霊界に(霊的に)早いです。興進君にも会って、栄進も会いました。呼べば会って相談します。

 幼い頃からハーバードの先生が自分を管理しましたが、間違った日には、間違いなく聖日になる時に来れば、ドアを閉めてしまい入れなくします。霊的に鋭いのです。何か間違っていれば必ず「こいつ、これほど悪かったのに、ここに入ってこようとするのか?」と、知っているのです。

 先生の息子娘は種が違います。栄進もあの女のために霊界に行きました。このカンナめ、正否を騙して、霊界、清平まで行って騙して、私が全部、全て信じるしかなくてしたが、栄進自体がそうなって問題が起きました。「お前にとって正しいことは何か?」と天の号令が降りて、別れて​ 悩んで逝ったのです。なんということだ!それを教えた人は誰ですか?

 私が体制を、この統一教会を、自分のように信じて30年間任せてきたのに、洪性杓(ホン・ソンピョ)、こいつは女房の話を聞いて滅んで出て行きました。原理的基準に合わなければ、皆、反れるんだね。先生だけが最後のこの碇(いかり)を四方に全てしながら...。

 十二人の息子娘、十三人、皆断ち切れました。一人残ったのは亨進しかいません。亨進も実に...。名前をつけるのもだね、これは名前を勝手につけるのではありません。信八、信萬、信宮、これを見ると八萬宮です。​「闕(けつ)」の字 信闕(しんけつ)にすれば、「八萬宮闕」になります。それはあまりにもみ旨を知っている人として世の中を押しのけるための​自画自賛する言葉になるので、それで「俊傑・俊」の字、信俊と付けました。信俊。「闕」の字にすれば八万宮闕!

 

  **引用終了**

 

この『望みをかけている息子・亨進』と題されているみ言の中に、栄進様の聖和に関連する重要な事象が語られています。 

 

まず韓氏オモニが真の母としての責任を果たしていない事が語られ、次に「国進も勝手にしただろう。」と語られています。でも、その前に、「先生自身も離婚しただろう。傷があるだろう?」と語られています。真のお父様の離婚は、摂理的なものであり、お父様の傷と言えるものでは有りませんが、あえてそのように表現された後に、「国進様が勝手にした」と語られています。 

 

実は、国進様が勝手にしたわけでは無く、国進様自身にも神様の号令があり、栄進様と同様に「お前にとって正しいことは何か?」という天の号令を受けていたのです。その号令に従い、国進様は栄進様の子女様を養子に迎える事となっていきます。それゆえに「天の号令」に従ったまま、再祝福を受けることになる朴知鋭様と出会うことになっていくのです。 

 

そこには栄進様御夫妻を離婚させてしまうという、「真の母」が犯した天への反逆行為を、蕩減復帰して清算する為の、私たちが理解するには難解な摂理があったのです。

 

その難解な蕩減復帰摂理を、次回記事で解説していきます。

 

 

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