1993年3月に回心して再堕落した天使長ルーシェルの本当の恐ろしさを明らかにする前の記事! | 聖霊のもとにーメシヤの涙

聖霊のもとにーメシヤの涙

心の中に神様が入ってこられ、いらっしゃれば心が分かります。
神様が心の中に入ってこられれば、壁も突き通して見ることができ、
じっと座りながら何千年前に死んだ聖人たちを運行させることもできます。

先回記事末部より

 

この『望みをかけている息子・亨進』と題されているみ言の中に、栄進様の聖和に関連する重要な事象が語られています。 

 

まず韓氏オモニが真の母としての責任を果たしていない事が語られ、次に「国進も勝手にしただろう。」と語られています。でも、その前に、「先生自身も離婚しただろう。傷があるだろう?」と語られています。真のお父様の離婚は、摂理的なものであり、お父様の傷と言えるものでは有りませんが、あえてそのように表現された後に、「国進様が勝手にした」と語られています。 

 

実は、国進様が勝手にしたわけでは無く、国進様自身にも神様の号令があり、栄進様と同様に「お前にとって正しいことは何か?」という天の号令を受けていたのです。その号令に従い、国進様は栄進様の子女様を養子に迎える事となっていきます。それゆえに「天の号令」に従ったまま、再祝福を受けることになる朴知鋭様と出会うことになっていくのです。 

 

そこには栄進様御夫妻を離婚させてしまうという、「真の母」が犯した天への反逆行為を、蕩減復帰して清算する為の、私たちが理解するには難解な摂理があったのです。

 

その難解な蕩減復帰摂理を、次回記事で解説していきます。

 

  *****

 

亨進様に対してカインとして立ち、祝福された栄進様には、サタンに奪われた孝進様の妻と子女様を神様のもとに蕩減復帰し、アベルの亨進様御家庭に繋ぐという重大な使命が託されていたのです。孝進様御家庭を蕩減復帰するということは、孝進様に対して不信した食口たちをも神様に繋ぎ直すということにもなります。栄進様は金孝南が紹介した妻を迎え、永遠に愛する誓いを立てて子女様を授かりました。亨進様御家庭と心情一体となり、四大心情圏を成就しなければならなかったのです。

 

メシヤを迎える為のアベルカインの一体化摂理において、1945年からはじまる第1次路程では、キリスト教に立った洗礼ヨハネ的人物たちの失敗により、真のお父様はメシヤとして立つ基台を持てませんでした。荒野40年路程において、アベルカインを理解できない祝福家庭に代わり、孝進様が堕落人間の立場まで自らを落としながら蕩減復帰されて、聖和された興進様との間でアベルカインを勝利され、後継者として真のお父様に公認されました。その後、孝進様御家庭は三男の顕進様御家庭とカインアベル一体となり、四大心情圏を地上で実現しなければなりませんでした。

 

しかし、祝福家庭による後継者・孝進様への不信により、孝進様の妻と子女様がサタンに奪われます。地上でのアベルカインに進めないまま、霊的なアベルカインの一体化もサタンに奪われます。つまり、メシヤを迎える為の本質的なアベルカインの一体化蕩減復帰摂理において、二度目の失敗となるのです。

 

その孝進様御家庭の蕩減復帰として、カインの立場で祝福を受けた栄進様御家庭が破綻すれば、アベルカインの蕩減復帰摂理は三度目の失敗となり、原理上、これ以上の延長摂理は願えません。さらに末子の七男・亨進様と、その上の六男・栄進様において為される一体化摂理ですから、もはや子息様の状況においても四度目の蕩減復帰はできないのです。そこで、栄進様が立たれた状況は、これ以上延長できない三番目の中心人物とした立ちながら、信仰基台において失敗してしまったアブラハムと同じ状況ということになります。

 

アブラハムは自らの不信仰を償わなければならない立場になりましたが、栄進様は神様の願いに添って家庭を作ろうとしていました。

 

それを中断させたのは、母である韓氏オモニです。それも「真の母」です。このままでは、真のお父様が立つ「真の父母」の位置までサタンに讒訴されるのです。

 

この人類救済の道が永遠に断たれる窮地を越えるために、神様が栄進様に託した「天の号令」こそ、「お前にとって正しいのは何か?」なのです。栄進様の不信仰によるものでは無いので、「生命を捧げよ!」とも言えないのです。また、「生命を捧げよ。」と命じられて捧げたのでは、蕩減にならないのです。

 

そしてさらに、栄進様が自らの生命を捧げるということは、霊的な意味合いの孤児として残してしまう子女様がおられるので、四大心情圏も捧げてしまうということです。肉体の生命だけではなく、永遠の生命も捧げるのと心情においては同等なのです。イエス様以上の過酷な十字架が、栄進様の目の前に霊的に聳え立ったのです。

 

アブラハムは愛する息子を捧げるように啓示を受け、息子・イサクは神様と父を信じ抜き生命を捧げる決意をしました。父と子が心情一体となったがゆえに、イサクの供え物がアブラハムの供え物とみなされ、過去の不信仰は無かったものとみなされました。その信仰基台につづく、イサクとエサウによる実体基台が延長ではなく三度目の摂理と見なされるようになったのは周知のとおりです。 

 

そうであるならば、栄進様の立場においても、心情一体となって孝進様御家庭の蕩減復帰とカイン圏の全ての罪を蕩減復帰する立場で、栄進様と心情一体となって供え物を引き受ける真の子息様が立たなければならないのです。その為「天の号令」に従って栄進様の子女様を、国進様御夫妻(妻・劉順珠夫人)が養子として迎えるようになります。それゆえ、国進様御家庭に蕩減復帰の道筋が現れるようになり、再祝福へと繋がっていくことになるのです。

 

1999年10月24日に真のお父様は、「第四次アダム圏時代の到来」のみ言の中で、自分自身を初めて第四次アダムと語られました。 

 

  **引用開始**

 

 第一次アダム、第二次アダム、第三次アダムを復帰して、この世界的祝福圏を40年目に復帰し、これを全て成し遂げて霊界祝福、地上祝福、赤ん坊時代から青年時代、全てを終えました。

 誰が宣布するのでしょうか?神様はできません。真の御父母様だけが、それをするのです。真の御父母様が神様を解放しなければなりません。不孝者を持った父母を解怨するためには、何倍以上の孝子になって、その父母を慰労してこそ解放されるということと同じです。これを知らなければなりません。

 第四次アダムとして、この全ての結論を下し、そしてどのようになるのかというと、神様が下にいらっしゃったのが上に上がってこられ、永遠を中心として上がってこられるのです。

 

  **引用終了**

 

その三日後の1999年10月27日、真のお父様の第四次アダムの位置を崩そうとするサタンは、栄進様と韓氏オモニに対して霊的な攻勢を仕掛けてきます。

 

霊的に鈍い私たちには、想像も出来ない事ですが、実質的にサタンからの思考や情念での攻撃が来るのです。妻を失った事で、家庭的四位基台が崩されている栄進様に、サタンは容赦なく恨みの境地へと引きずり込もうとする、霊的攻撃が来るのです。イエス様以上の生命と心情の十字架がそびえます。そして栄進様の事件は、栄進様の生命だけではなく、韓氏オモニをも奪おうとする策略があったのです。

 

その十字架の絶頂点でサタンからの「神を呪い、父を呪い、母を呪え!」という罵声と、神様からの「お前にとって正しいことは何か?」という号令が交差するその一瞬のことです。

 

神様への「絶対信仰・絶対愛・絶対服従」で相対基準を結んだ栄進様には、亨進様と国進様と自らの娘に展開する神様による摂理が瞬時に理解できるのです。栄進様がその時に放った真の愛の心情に、亨進様と国進様と娘さんの真の愛が共鳴してきます。それが本然世界の心情のネットワークです。聖霊によって、人と人とは繋がっているのです。 

 

一瞬に神様の啓示が入ってきます。自分の将来がどうなるのか。サタンに心を奪われたらどうなるのか。神様に捧げたらどうなるのか。それは理論的に理解できるのではなく、考える余裕もない一瞬に神様の心情が入ってくるのです。そうすれば、選ぶべき道がはっきりと分かるのです。それで栄進様は、天の号令に完璧に従い、心情と生命を捧げられたのです。

 

真のお父様は、事故だと判断しました。それは、深い意味のあることです。サタンが生命を奪いにかかってきたのです。

 

栄進様の肉体の生命と家庭的四位基台は、サタンの最大実権行使によって奪われましたが、栄進様の心情は夜の神様の心情と完全一体となることができました。そこで、神様も最大実権を行使できる権利を得るのです。栄進様が捧げた心情によって、霊肉ともに完成基準での生命の誕生と、完成基準での家庭的四位基台での家庭を復活させることが出来るのです。

 

真のお父様は栄進様が「天の号令」に従い、「お前にとって正しいことは何か?」という問いかけに対して、神様の願いを自分の意志と心情でそのごとくに実践したのです。この事に真のお父様はどれほどに感謝したでしょうか。 

 

語ってはならない摂理です。自分の存在と自分の家庭の存在を、歴史上に無かったことにしなければならない摂理です。本当は興進様の愛勝日と同様の勝利の基準が立った日ですが、記念の日と出来ないことこそ、栄進様の信仰の偉大さを表すものなのです。

 

栄進様がサタンの霊的攻勢に対して、「天の号令」に従って聖和に至った事を説明しましたが、1999年3月に天使長ルーシェルは回心したもののその後再堕落したことについては、「夜の神様と真のお父様が勝利された極秘戦略の全貌」第1巻で解説しています。栄進様を、聖和せざるを得ない状況に追い詰めたのはサタンです。

 

そこで、天使長ルーシェルが回心した1999年3月から、栄進様が聖和された1999年10月27日の期間に、天使長ルーシェルに何が起こったのかを紐解かなければなりません。これも、神様が与えてくれた内容ということになります。

 

次回記事で、より深く詳細な内容を明らかにしていきます。

 

 

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