サタンの謀略を利用しながら全人類の罪を無かったことにするための真のお父様の戦略! | 聖霊のもとにーメシヤの涙

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心の中に神様が入ってこられ、いらっしゃれば心が分かります。
神様が心の中に入ってこられれば、壁も突き通して見ることができ、
じっと座りながら何千年前に死んだ聖人たちを運行させることもできます。

先回記事末部より

 

長子・孝進様は学生時代から、暴力にはしったり、麻薬におぼれたり、女性問題があったり、堕落人間が犯してしまう罪に、自らの身を落としていきました。しかしそれは、本人でも気づかない事ではありましたが、私たち祝福家庭と人類が通過しなければならない蕩減復帰の道を、肩代わりして歩んで下さったという事なのです。

 

その人類の罪を一身に背負いながら、それでも地獄の底から這いあがり、アベルとして立たれた興進様の、「死を愛によって克服した愛勝」の心情と一体となって、一勝日を立てました。

 

そのことにより、長子・孝進様は真のお父様の後継者として、真のお父様によって認定されたのです。これがどれほど大きな勝利であったのか。私たち祝福家庭が、たとえ蕩減しきれなくても、孝進様を信じて一体となれば、孝進様の勝利権を相続し、罪も讒訴も無い立場に立てたのです。それも理解することが出来ずに、孝進様の不品行にだけとらわれて、心の内に不信の思いを秘めたままお父様に従ったのです。

 

祝福家庭が、真にアベルカインを勝利した基準に立たなければ、長子の家庭が讒訴されるのです。それは、二番目の真の母の位置が、人類始祖が堕落した次元まで落ちているので、アベルカイン一体の基台が無ければ長子の家庭が讒訴されるのです。

 

孝進様の妻や子女様方が背信し逃亡しましたが、孝進様は最後まで真のお父様をキリストとして信じぬきました。ですから人類の堕落の罪を蕩減した勝利権はそのまま維持され、次にカインの位置に立った栄進様に受け継がれるのです。

 

その栄進様は、孝進様の崩壊した御家庭を蕩減復帰し、アベル家庭と完全一体となったカイン家庭として復帰しなければならなかったのです。その復帰の道筋を、おそらくは多くの食口の方々は理解していないのです。

 

次回は、そのことについて明らかにしていきましょう。

 

  *****

 

人類の堕落の罪を背負うために、孝進様は我知らず、堕落人間と同じような罪を犯し、地獄の運命を背負いました。その状態から、真のお父様の後継者の位置まで上がってこられた道筋は、誰にも推測できるものではありません。

 

そのような後継者・孝進様を、私たち祝福家庭は心に不信を秘めたまま、真のお父様のみ言に従っていたという状態だったのです。その秘めた不信を、サタンは真のお父様への背信として讒訴し、孝進様の妻に襲い掛かりました。

 

1995年8月に孝進様の妻・洪蘭淑(ホン・ナンスク)が、5人の子供を連れて文家(真の家庭)から逃亡します。その上で、文鮮明師はメシヤでは無いと、情報を発信し裏切り続けるのです。

 

このような状況で、真のお父様の後継者が立った、1945年からの40年路程は崩壊していたのです。その渦中で、康賢實氏は巡回師として派遣された日本で、1993年から1996年の間に、食口たちと「涙の海の心情圏」の勝利的条件を立てました。

 

教会の幹部たちが関与しない状況下で、最前線を歩む食口達が、康賢實氏をアベルとして慕い、本当のアベルカイン一体を成していたのです。つまり、真のお父様がメシヤとして立てる基台という事になりますから、私はこの時の勝利権を「見ることも知ることも出来ないバトン」と名付けました。

 

真のお父様は1998年7月19日に行われた顕進様の世界副会長就任式において、このバトンを「第四次メシヤの勝利圏というバトン」と表現したのです。

 

じつはこのバトンを、真のお父様が最初に渡したのは亨進様であり、1997年9月7日の亨進様と栄進様の祝福式において、亨進様に渡していたのです。「見ることも知ることも出来ないバトン」ですから、その時は誰にもわからなかったのです。

 

長子・孝進様を後継者とする摂理は崩れ去り、統一教会にサタンが侵入した状況でしたが、康賢實氏と日本の最前線の食口達が作った「涙の海の心情圏」の条件により、アベルを立ててサタン分立の摂理を進めることが出来るようになっていたのです。

 

そこで、後継者は長子から次の三男・顕進様に渡されるのではなく、末子を後継として立てる逆転の極秘戦略が展開できるようになったのです。つまり、この「見ることも知ることも出来ないバトン」、真のお父様が称された「第四次アダムの勝利圏というバトン」は、亨進様から栄進様に、栄進様から国進様に、そして国進様から顕進様へとリレーのように渡されていくバトンなのです。

 

具体的に言えば、このバトンは「メシヤの為の基台」であり、「アベルカイン一体の基台」ですから、まず亨進様が、康賢實氏が作った「涙の海の心情圏」と同じ体験をして、真のお父様が神様100%人間100%のキリストであることに覚醒しなければならなかったのです。そのことこそが、真のアベルとして立つことを意味しています。そのアベルと、栄進様・国進様・顕進様がカインとして一体となり、キリストである真のお父様に覚醒しなければならなかったのです。

 

1995年8月の後継者・孝進様の御家庭が崩れましたが、統一教会に侵入したサタンを分立し、孝進様のの御家庭を蕩減復帰する使命は、亨進様とともに祝福を受けた栄進様が担うようになるのです。

 

1997年9月7日に亨進様と栄進様は祝福を受けるようになります。そこで栄進様には、孝進様御家庭の蕩減復帰として、孝進様の反逆した妻と統一教会幹部の堕落の現状を象徴する女性が相対として立つのです。この女性を栄進様と亨進様御夫妻が愛して産みかえ重生・復活・永生させ、神様の子女を儲ける事を通して蕩減復帰するのです。

 

そこで、栄進様の相対者は、清平修練苑と清平役事を神様の願いとは真逆の方向へと貶めていた、金孝南に選ばせるのです。サタンの讒訴条件を握られていますから、真のお父様は蕩減復帰のためにそのようにしなければなりませんでした。そこで、金孝南の推薦した女性は、男性との切れない関係など、多くの問題を抱えた人物だったのです。

 

ここに、亨進様の妻ヨナ様と栄進様の妻による女性のアベルカインの摂理も展開するはずでした。この内容については、サタンの前に極秘戦略であるがゆえに、真のお父様は語ることが出来ませんでした。

 

カインの立場に立った栄進様には、第2教祖(1994年11月認定)である韓氏オモニを中心として側近幹部たちと作り上げたカイン圏としての組織の状態を象徴して、金孝南推薦の女性が相対者として選ばれます。真のお父様はその相対者となる女性を認められました。そして亨進様には、康賢実氏と日本祝福家庭が立てた条件によって、完成期蘇生級の祝福として授けられます。栄進様はこれまでと同様の長成期完成級の祝福です。

 

ですから、栄進様の祝福は、これまで為されてきた長成期完成級の祝福を受けた、全ての祝福家庭を象徴する立場になっていたのです。ここに、サタンの謀略を利用しながら、全人類の罪を無かったことにするための、真のお父様の戦略があるのです。

 

つまり、ここで理解していただきたいのは、真の父母様の側近をはじめとする幹部たちや私たち祝福家庭が、アベルカインを理解できないで背負っている蕩減を、真の家庭に背負わせてしまうことにおいて、最も顕著に表れ重荷となって背負わされた子息様こそ、栄進様と国進様のお二人だったと言えるのです。

 

この祝福を、神様の願いにかなって授かった亨進様と栄進様の信仰によって、1997年9月11日に「第4次アダム圏時代宣布」が為されました。

 

次回、栄進様に何が起こったのかの、具体的解説に入ります。

 

 

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