偽基元節の亨進様による玉璽(ぎょくじ)奉献と康真のお母様の「涙の海の心情圏」による絆! | 聖霊のもとにーメシヤの涙

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心の中に神様が入ってこられ、いらっしゃれば心が分かります。
神様が心の中に入ってこられれば、壁も突き通して見ることができ、
じっと座りながら何千年前に死んだ聖人たちを運行させることもできます。

先回記事末部より

 

どんなに私たち王王妃が、過去の勝利基準で人間的に戦っても、サタンの牙城を崩すことは出来ません。家庭連合時代の摂理的作戦は、全てサタンに奪われたのです。

 

節目節目の摂理において勝利基準を立てながら、真のお父様と共に摂理を超えてきましたが、最終的に全てサタンに奪われました。真のお父様が願っていた本質的基準を祝福家庭が立てられなかったという事です。

 

二代王様はそのことを表現を変えながら、ずっと訴えられてきていたのです。詐欺師達!馬鹿者達!愚か者達!その根本的な悔い改めをなして、私を無にするところから、はじめて真のお父様が為さりたいことが出来るのです。

 

「過去において、このようにして勝利した。」というその戦術が、今、本当に通用するのでしょうか?厳しく言えば、過去も最後には全てを奪われたのです。

 

真のお父様は「王家のシステム」の頂点に立って、全世界・全霊界を見渡し、すべてを把握されています。どこにどの戦略で臨めば、サタンシステムを打開できるかを、手に通るように見通しています。しかし、サタンが讒訴条件を握っていれば、為さりたいことを為すことが出来ないのです。

 

二代王様もご存じですが、私たち王王妃が悟らない限り、指示することは出来ないのです。三代王権が、祝福家庭が果たすべき責任分担を奪ったならば、人類は永遠に救われないのです。

 

誰か!そのことに気付いてください!

 

  *****

 

先回記事まで、家庭連合時代において、私たち祝福家庭が真のお父様と共に立ててきた勝利基準は、全てサタンに奪われたと記述してきました。そのために、心底からの悔い改めが必要なのだと・・・。

 

しかし、三代王権が成就し、その三代王権のもとに戻って来た兄弟姉妹がおり、王王妃としての道を歩んでいるという事は、家庭連合時代の祝福家庭の歩みにも、サタンの前に誇ることの出来る勝利基準があるはずです。

 

真のお父様はその勝利基準をもって、偽基元節において韓氏オモニと共に背信した祝福家庭から、わずかの兄弟姉妹を取り戻すことが出来たという事になります。

 

では、家庭連合時代の祝福家庭の勝利基準は、どこにあるのでしょうか。

 

まず、当時世界会長であった亨進様が、偽基元節においてサタンに主管された韓氏オモニと対峙し、サタンに明け渡さなかった勝利基準は何なのかという事を考えていきます。

 

それは二代王様自身が、み言として残しています。韓国語訳が主な三代王権天一国聖殿の日本語訳では、訳されていない部分もあるので(下線部分)、今は更新されていない「サンクチュアリNEWS」の日本語訳も引用します。

 

2015年10月25日 「キリストの王国」文亨進師英語説教 三代王権天一聖殿日本語訳

 たとえば、紀元節の祝福の時、彼らは国進様がお母様に新しい天聖経をお捧げすべきだと言いました。国進様は、「それはできません。」と言いま した。その時私は世界会長でした。それはお母様をお支えする立場です。私は個人的にお母様を傷つけたくもありませんでした。 私はお母様をお守りしたかったのです。
 

 その儀式の中で、 私たちはお母様に王の印を捧げなければなりませんでした。お父様が私を後継者に指名したとき、お父様は王の印ではなく、8大教本を私にくださいました。
 

 彼らは天一国憲法を宣布しました。それは王なき王国を作ることであり、そこにはただ奴隷制があるだけで、専制主義の国を作るものです。もしあのような政治体制が実体化されたら、たとえそれが遠くにある小さな島国であったとしても、それは世界中で最も抑圧された奴隷の国になるでしょう。それはイランや北朝鮮のような独裁国家よりも抑圧された国になるでしょう。
 

 もしお父様が再臨主であるなら、お父様が作られる国は、過去の王国とは違うものになるべきではないですか。過去の王国は、独裁国家であり、専制主義の国でした。天一国がそれらの国と同じような国になれば、お父様はメシアではありません。そして、世界中の統一教徒は 偽メシアを信じる馬鹿者になってしまいます。
 

 **引用終了**

 

サンクチュアリNEWS日本語訳 2015年10月25日 「キリストの王国」文亨進様英語説教

 あらゆることが目まぐるしく起こったので整理することができませんでした。そのような中、基元節に「国進様が新天聖経をお母様に奉呈して下さい」という申し出があった時、その申し出を兄さんはきっぱり断りました。私はと言えばまだ若くナイ-ブな息子でした。

 

 本当にどうしようかと思いました。世界教会が期待している。すべての教会員は私が相続者だということを知っている。だからお母様を助けなければならない。お母様の気持ち、感情も尊重しなければならない。お母様の気持ちを傷つけたくない思いがありました。お母様を守り頼りになる息子として立ちたかった。基元節の式典では私からお母様に玉璽(ぎょくじ)を奉呈する場面がありました。

 

 これを根拠に「相続権をお母様に渡した」という人がいますが、カエサルの物をカエサルに返しただけです。私が戴冠式でお父様から授かったのはそのようなゴム印ではなく八大教材教本でした。

 

  **引用終了**

 

2008年4月16日の亨進様世界会長就任の祈祷において、真のお父様は「真の父母の位置を転換する。」と祈っています。亨進様を真のお父様の代身者として立てた、二人の真の父による基元節成就の為の摂理となっていたのです。つまり、この時から摂理上の表に立つ真の父の位置は亨進様となり、真のお父様は亨進様と暗黙の了解のもとに一体となって、隠された本質摂理を進めるようになるのです。

 

2008年4月16日亨進様世界会長就任からの、神様とサタンとの駆け引きの渦の中で展開した摂理を、ここで詳しく説明することはできません。それも「夜の神様と真のお父様の極秘戦略の全貌」第2巻で説明していきます。

 

韓氏オモニと側近幹部たちの教権勢力は、亨進様の世界会長という位置を利用して三男・顕進様を追い詰めていきます。同時に、2010年6月5日に亨進様を押し出して韓氏オモニが、真のお父様に異端者爆破者宣布文を書かせようとしました。韓氏オモニはこの宣布文で三男を追いやるとともに、韓氏オモニと教権勢力が家庭連合の権限を持てるように仕向けようとしたのです。

 

この韓氏オモニの策略は、真のお父様と亨進様の一体となった機転によって、亨進様自身が本部そのものだと宣布されることになったのです。

 

亨進世界会長は、韓氏オモニの真の母という位置を尊重しながら摂理を進めていきますが、韓氏オモニと教権勢力の勢いは強力でした。なぜなら、2007年12月韓国大統領選挙における幹部たちの不信と、2008年4月の韓国総選挙における完全敗北で、祝福家庭全体がサタンに讒訴されるようになっていたからです。2008年7月19日に起きたヘリコプター事故で、真のお父様の生命まで奪おうとしたサタンの讒訴は衰えなかったのです。

 

真のお父様の聖和後、韓氏オモニと教権勢力は、真のお父様が進め完全勝利に向かっていた家庭連合と世界摂理を乗っ取る為の策略を進めたのです。天聖経を改竄し、天のお父様を天の父母様と呼ぶことにし、み言とともに、資産・財産・食口の全てを奪おうとしたのです。

 

ついには基元節において、国進様に新天聖経を韓氏オモニに奉呈させようとしたのです。み言の改竄を二人が認めたという条件を取るためでした。

 

さらに韓氏オモニは、亨進様が玉璽(ぎょくじ、広義では皇帝の用いる印章のことを指す)を奉呈する式典が設定しました。天一国の王の位置まで、亨進様自身で韓氏オモニに渡したという条件を取る為です。これを亨進様が拒否しなかったのには、とてつもなく深い意義があるのです。

 

亨進様は2015年10月25日のみ言で、この時のことを次のように語っています。

 

「これを根拠に『相続権をお母様に渡した』という人がいますが、カエサルの物をカエサルに返しただけです。私が戴冠式でお父様から授かったのはそのようなゴム印ではなく八大教材教本でした。」

 

「カエサルの物をカエサルに返す」というのは聖書の聖句であり、イエス様が語ったものです。

 

マタイ福音書第22章「カイサルのものはカイサルに返し、神のものは神に返しなさい」

 

聖句の意味は省きます。基元節の式典のひとつとして、亨進様が玉璽(ぎょくじ、広義では皇帝の用いる印章のことを指す)を韓氏オモニに奉呈したことの意義を説明します。

 

基元節成就路程は亨進様を真のお父様の代身として立てて、韓国大統領選挙と総選挙の幹部たちの背信により、サタンに讒訴されるようになった旧摂理を真のお父様が進め、亨進様には新しい摂理を出発させるための条件を立てさせようとしたものだったのです。その事を秘密裏に進めるために、亨進様の世界会長という権威を、韓氏オモニや教権勢力(サタン勢力)が用いることも許さざるを得なかったのです。

 

サタンによって讒訴されてきた権威をサタンに譲渡し、基元節成就路程を経て、亨進様御家庭に確立された創造本然の理想家庭という賜物は、神様のもとに捧げるという意義を持つ式典としての儀式こそ、玉璽の奉呈だったのです。

 

これで形式上の権威は韓お母様に譲渡されましたが、新次元天一国時代に、そのような権威は無用なものでした。最も神様の創造の核心中の核心である四大心情圏・三代王権を成就するための真の家庭としての出発が、亨進様の手から韓氏オモニの手に玉璽が渡った時に出発することになったのです。

 

このことはイエス様が十字架上で、サタンの最大実権行使でイエス様の肉体の生命は奪われましたが、神様の最大実権行使によって、イエス様を復活させて霊的救いを開くことが出来た事に匹敵する道が開かれたのです。

 

亨進様と国進様はその後、韓氏オモニにより家庭連合を追放されましたが、荒野路程を経て2015年1月18日に「沈黙を破って」のみ言とともに、三代王権成就の道を出発されました。

 

この亨進様の偽基元節における玉璽奉呈における闘いにおいて、亨進様を支えたのは、真のお父様はもちろんのことです。それとともに、亨進様をアベルとして立てることが可能になった、康賢實巡回師(現真のお母様)と日本食口による「涙の海の心情圏」の、内的アベルカイン勝利の条件があるのです。

 

この玉璽奉呈における亨進様の心情勝利こそが、康賢實女史を取り戻す条件になったと言えるぐらい尊いものなのです。つまり、日本祝福家庭の最前線の兄弟姉妹の隠されてきた勝利条件があり、その勝利条件となった心情を心に備えた食口たちを、真のお父様は三代王権に導いてくださったと言えるのです。

 

私たちは無になるとともに悔い改めるならば、康賢實真のお母様と共に立てた「涙の海の心情圏」の熱い炎が蘇ってくるのです。

 

 

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