“前向きに”減らす | だいたい毎日、そこそこキレイ。

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東京 子育て 家育て-ルクル緑

 

 

6~7年前(もっと前かも)に買ったル・クルーゼです。

 

 

 

渋いモスグリーンがとても気に入っています。使い込んでフタの縁の塗料が少しはげているのも愛着があります。

 

(あ~私の写真の腕ではこの色の良さが伝わらない・・・本当にいい色なんです)

 

 

ここ半年くらい、このお鍋でご飯を炊いています。

 

 

 

それまではずっと炊飯器を使っていました。

 

 

独身時代から15年くらい使っていた年季もので、途中で内釜を買い換えながら使っていました。

 

 

が、いい加減寿命。最近の炊飯器ってどんどん機能が高まっていて美味しく炊けるって聞くし・・・

 

 

思い切っていいやつ買っちゃう???などと、夫と話していたのですが。

 

 


 

 

炊飯器(特に容量小さめのもの)って大抵まるっこいフォルムでしょ?好みじゃないんだよね~。

 

最近はカクカクっとしたスタイリッシュなデザインも増えてるけど、

 

 

なーんか、買い換えに対して気分が「上がらない」。

 

 

そもそも、好きじゃないんだよね、「炊飯器」という家電が(炊飯器メーカーの方ごめんなさい)。

 

 

ご飯炊くためにどうしても必要だから持ってる、って感じ?

 

 


 

 

・・・とうだうだ考えていたのですが、あるときふと、ガスで炊いてみるかと思い立ち、

 

このお鍋を使って炊いてみたらあら大変!美味しいご飯てこんな味だったのか!!

 

 

 

 

お鍋で炊くと美味しい、ってあちこちで聞くけど、火加減とか炊飯時間とか難しそうだし、

 

 

 

 

コンロを使うから他のおかず作る段取りをもう一段複雑に考えなきゃいけないし、

 

 

それにそう!ほぼ100パーセント吹きこぼれるんでしょ???掃除めんどくさーい。

 

 

・・・とそれまでは思っていました。

 

 

 

確かに、初めは沸騰するまでの時間とか、水加減とか、「このコンロとこのお鍋とこの時期のお米の水分」

 

 

 

という3つの要素のベストマッチポイントを探り当てるのに多少試行錯誤はありました。

 

 

 

が、あまりの美味しさに、ちょっとやそっとの失敗でめげる気もなく、タイマーを相棒に毎日くり返しているうちに

 

 

 

私なりの手順が確定し、今では炊飯器にスイッチ入れるだけと変わらない位の無意識さで炊けます。

 

 

しかも炊飯器より炊けるのが早いからコンロを長時間占領することもない!

 

 

唯一、吹きこぼれだけはどうにもなりませんが、沸騰する1分前にタイマーをセットしておき、

 

 

タイマーが鳴ったあとは火から離れないように数十秒だけ気をつけるという方法でなるべく被害を小さく

 

 

するようにしてます。それに、炊飯器のときだってはずして洗えない箇所を毎回水拭きしたりとそれなりに手間は

 

 

かかってたもんなあ。

 

 

 

というようないきさつで、お鍋炊飯を数ヶ月続け、炊飯器はなくても大丈夫、という確信が持てたので、

 

 

 

先日のキッチンオーガナイズの際に処分しました。

 

 

何かを捨てることによって、新しい価値を得る(この場合は今までより数段美味しいご飯)、

 

そんな前向きなモノの手放し方ができたときはうれしいです。