おんせん県ツアー3日目・耶馬渓も国東半島も、被災地だった… | ほしちゃんの日記。

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56歳の普通のオッサンがB級グルメ、旅行、料理、山下達郎、スタレビ、競馬、猫などを中心にお送りします。

「ゆふいん七色の風」の朝食。
素晴らしい。これぞ、旅館の朝ごはんだ。
返すがえすもこの宿は、見てくれで損している。
食事も温泉も文句の付けようがないだけに…

今日は由布院温泉を起点に耶馬渓〜宇佐神宮〜国東半島を経て別府入りする予定だった。
ところが先日の台風による大雨で、耶馬渓はエラい事になっていた。
あの風光明媚な渓谷には、流木やガレキが積もったままになっていた。
あの「青の洞門」も通行止めになっており、遠くから車窓越しに眺めて通り過ぎるだけだった。

海沿いに出て、宇佐神宮。

入口しか写真がないのは、単純にそこで引き返したからだ。
実はGoogleナビに、ウソをナビられてしまい大きくスタミナ(というかやる気)を削がれてしまったのだ。
エラく狭い道を通すなぁ、と疑心暗鬼になった結果Googleナビは本殿の思いっきり裏口へ案内した。Googleの場合往々にしてあるのだが、参拝客である我々がナビってほしいのは表参道だ。
その裏口から脱出するためにまたしても狭い道を通されるうち、すっかりお参りする気が萎えてしまった。
いくら全国4万にも及ぶ八幡さんの総本山か知らないが、不信心者と呼ばれても仕方ない。
苦言は、Googleに言ってほしい。

せっかく国東半島に行きたかったのに、エラくタイムロスにもなってしまった。
コレは今回一番食べてみたかったうちのひとつである、「道の駅くにさき」併設のレストラン「銀たちの館」の名物料理「たち重」1,400円。
これは、まさに絶品。
甘いタレで焼かれたタチウオは小骨も完璧に取ってあり、こんなウマいタチウオの食べ方をした事はかつてない。
このあたりはタチウオがよく獲れる事から出来たメニュウらしいが、まさに「ここに来ないと食べられない味」。
是非、来て召し上がっていただきたい。

豊後水道を右に見ながら、国東半島を快適にドライブ。
「道の駅くにみ」で買った「かぼすサイダー」も、実にウマかった。
一路今宵の宿のある別府へ、と思い国東半島の真ん中を突っ切ろうとしたのだが、一歩山側へ入るとまたしても壮絶な豪雨の爪痕。
県道31号が通行止めとの事で詰んでしまい、あえなく引き返してR213すなわち海沿いを走って別府入りする事にした。
関東から東海の豪雨は東海道新幹線が止まるなどで多く報じられたが、九州は台風が通り過ぎたあとは正直忘れ去られてしまっているような印象。
狭い県道であっても、そこに人が住んでいる限り寸断されれば命取りだ。私のような旅行者には何も出来る事はないが、一日も早い復旧を願う。

最終宿泊地として阪急交通社が選んだのは、亀の井ホテル別府。
さすがに最終宿泊地は、綺麗ないい宿だ(笑)。
夕食はバイキングだが、なかなか充実している。
大皿の上にあるのは大分の郷土料理「りゅうきゅう」とカンパチ刺身、その左は別府らしく「地獄蒸し料理」の豚肉ともやし、その下はとり天。
コレはファーストピックだが、実はここ数日のご馳走続きで胃が疲れてしまい、この後ほとんどおかわり出来なかったのであった(泣)…