岡山名物「きびだんご」を、いただく。 | ほしちゃんの日記。

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56歳の普通のオッサンがB級グルメ、旅行、料理、山下達郎、スタレビ、競馬、猫などを中心にお送りします。

このアメブロに引越してからの言及は初めてだが、私には長年苦楽を共にしてきた「闘う同士」のmoriくんがいる。

それぞれ異なる職場で責任あるポジションに就き、50の声を聞いてからは「心臓カテーテル仲間」にもなってしまった(笑)が、共に健康には配慮し元気に過ごしている。


そんなmoriくん、実家は兵庫県最西端の赤穂市なのだがGWに帰省した際、県境を越えて岡山に遊びに行ったそうな。

そのお土産にくれたのが、こちら。


なんと、目からウロコの「きびだんご」。

一周回って、いや何周か回って(笑)の直球に驚き、大層喜んでしまった。ありがたい。


このトシになると人間がひねくれてくるので、直球勝負はほとんどしなくなる。伊勢に行って「赤福」を買って帰るのは「ベタだ」「そんなもん大阪の近鉄で買える」などと罵倒されるのが目に見えているからだ。

しかし、ベタには違いないがそれでもそのおいしさのあまり求められているもの、ベタでも確実に喜んでもらえるものは存在する。

北海道ならロイスのチョコレート、仙台の「萩の月」、東京なら「東京ばなな」、静岡の「うなぎパイ」、広島の「もみじ饅頭」、高知の「芋けんぴ」、福岡の「博多通りもん」などは確実にウケる。

反面、我々関西から他地方への手土産には、何が適切なのだろうかとしばしば考えてしまう。

私は生まれも育ちも京都だが、間違っても手土産に「八ツ橋」は持っていかない。大阪から「面白い恋人」を持っていく人は皆無だろう。


地元・岡山で「きびだんご」がどれだけ愛され、実際に食べられているのかは知り得ないのだが、岡山ケンミンにとって「きびだんご」は八ツ橋や「面白い恋人」のような存在なのだろうか?

きびだんごをいただきつつ、全国においてお土産で喜ばれるものと実際に地元で愛されるものとの乖離度合いが気になって仕方ないのであった(笑)…