星よみ【蟹座新月(皆既日食)】〜脆くなった基盤を整えよう〜

皆様、こんばんは。

『ホシヨミノミコト』こと

Mikoto(ミコト)です。

◇はじめに

このブログは、星よみ師、ダンサー、ジェンダーレスなボクが

［宇宙］［運動］［ジェンダー］の観点から

自分らしさを取り戻すための

心と体の軸作りの方法を発信しています。

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明日4:17、蟹座で新月を迎えます。

3月の春分では、開けて直後の満月と、翌月にも二度、

天秤座で満月を迎えました。

牡羊座で起こった新月でも、天秤座と同じような意味を持つ7ハウスで起こり

今年一年のテーマとして、『パートナーシップ』や『人間関係』が大切になる、という星よみを行いましたが

夏至が明けて、直後の蟹座の新月は

今度は7ハウスと反対の意味を持つ、1ハウス＝自分自身で起こります。

今回の新月は皆既日食で、ドラゴンヘッド(＝月の通り道と太陽の通り道の交点。日食や月食が起こるポイント)と重なり

魂が持つカルマや、深層意識の底から炙り出される丸裸の自分が

蟹座のテーマである「心の基盤」を新たに整える事を促されているようです。

新月があるのは蟹座のサビアン11度、

『しかめつらをしているピエロ』

集団に溶け込む事で、その価値観を信じきってしまう蟹座の習性を、"ピエロ"になることで手放す度数です。

ピエロは「道化師」。

その昔、西洋では宮廷付きのピエロが存在し、おどけ役、笑われ役を買って出る事で、王族に無礼な物言いを許されている存在でした。

権威に迎合せず、おかしいと感じる常識や価値観を風刺する視点の持ち主。

絶対権力を持ち、誰も物申す者が居ない中で、王に気付きを与える特殊な存在としてのピエロは

ボクたちが、自分が心の拠り所としている価値観や人間関係すらも疑い、手放し

自分自身の価値観を主軸とした基盤を、作り直す事を表しているようです。

春から夏にかけて

貴方には、様々な人間模様が伺えるような経験が起こったのでは無いでしょうか？

これまで仲の良かった人との縁が切れ、新たな縁が深まった、

慕っていた人が、自分の思っていたような人柄で無かったことに気付いた、

反対に、思いがけない所から、今まで接点の少なかった人と急接近した…　等。

この数ヶ月で、人間関係が大きく変化したという方も多いかもしれません。

加速する流れの中で、ボク達は

ただ単に、相手に翻弄されるだけでなく

得られた経験や気付きの中から、自分自身を顧みることを行ってきました。

自分の家の汚れた場所は、日頃の掃除がルーティーンになるとなかなか気付きにくいのに

人の家にお邪魔した時には、やたらと汚れが目についてしまうこともある…

そんな感覚でしょうか。

人を通して見るからこそ、気付く自分の脆さを点検する。

チェック項目を一つずつ追加していった、数ヶ月があって。

この新月は、いよいよそのチェックシートを総まとめし

自分自身の脆さに直面するタイミングなのかもしれません。

新月には、山羊座の土星が向かい合い

牡羊座のキロンがスクエアにあります。

魂レベルで纏わりつく余分な意識や価値観も手放し

心の基盤となるベクトルを、まず自分自身へ。

他者依存から抜け出し、蟹座の持つ純粋な『共存』関係へと

基盤を作り直すようなイメージがあります。

キロンを癒やすのは、獅子座で重なる火星と水星。

2ハウスにあって、自分自身の才能を

恐れず自己表現、自己主張しなさい、と伝えてくれているようにも感じます。

この2天体は、11ハウスにある牡牛座の天王星とはスクエアにあって

今までとは違う感覚、価値観で繋がる仲間との関係性の中で自分をどう押し出していくか

葛藤をしそうな配置ではありますが

山羊座の土星、冥王星と向かい合うドラゴンヘッドの仲介役として魚座の海王星が働き

MCと重なっています。

社会においての自分の役割、夢を明確に描く事、