呼び出しからの付き添い泊 | 夫が大好き。再びダイエットブログ

夫が大好き。再びダイエットブログ

夫が肺がん闘病の末他界

ひとりになり、夫を偲びつつ、再びダイエットブログへ戻ります

5時半に夫から電話📱


電話?


「今日退院だけど1人来るから迎えは来なくて大丈夫。帰ったら話すから」


???


そんなバカな

そのまま悶々と夜明けを待ち、9時に病棟へ電話。


「昨夜からせん妄の症状が出て、他の患者さんの部屋に入ったり、怒ったり、普段の○○さんとは違う言動が出てるので真に受けなくて大丈夫ですよ」

との事


それから1時間ほどでまた夫から。「車、外に置いてるから」


すぐさま病棟からも電話。

「奥様に伝えたいことがあると言って聞かないので、今から病室に来て付き添いお願い出来ませんか?」


すぐさま準備して病院へ🚗


眠らず、食べず。そのまま。


着いたら、ナースステーション前の個室に移されてました。


「あそこ!虫!」とか「うわぁ!落ちる(>_<)」とか

「さ、帰ろう。帰るんだろ?準備して」とか たまには「すげーイベントや!どうやって作ったんだろ1000万はするな」とか、楽しそうな物まで。


まるで裸眼でVR


一緒の物を見られれば良いのにね。そしたらもっと共感してあげられるのにね。


一回だけ

ベッドがバスになって乗ってるらしいんだけど、「あいつどこ行った?」と聞かれ、「誰?」と聞くと「俺の相棒!かみさん!」と言われ、「ここに居るよ」と言うと、「またまた冗談を!」と言われて、泣いてしまったけど、


相棒と思って探してくれてるなら

いっか。とね。思いましたよ。


その後

わたくしを思い出して、「どうした?なんで泣いてる?」とか、こっちに来て寝ろとか


顔を見る度ニコニコしてくれて、

そしてまた色々見つけては、「あそこに鳥がいるぞ」とか話してくれます。


せん妄を抑える薬は飲んだけどまだ効いてる気配なし。


どーも寝ないので安定剤もらって、ようやくちょっと目をつぶりました。


このまま少し寝てくれるかなぁ。


あ、話しが飛んじゃいましたけど、昼間付き添って、

「明日もー(言いにくそうに)来て頂けますか?いや、無理ならいいんですけど」

からの、

「泊まって頂く訳には‥」

で今に至ります。


他にも離床する患者さん居て、看護師さんも大変そうです。


ベッドはよその科から簡易ベッド借りてくるんで

と言われ、持ってきたら、

1日400円と言われ 笑


まぁ良いんですけど、


そんなこんなで

ツインのお部屋に二人で宿泊中。


「まだ大丈夫だと思うよ。後2年は大丈夫」だそうです。


この人はなんて優しいんだろうと感じています。

思いがけないお泊まりですが、このままだと家での1人での看病はなかなか難しいので、なんとか落ち着いてくれる事を願いながら、朝を待ちたいと思います。