続・大衆演劇の座長達が映画を作ってしまった! | レイジイの気まぐれブログ

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頑固・天邪鬼と思われようと開き直っています。

続きです。
 

 

 

ここから私の独断と偏見の雑談風感想。

長いので途中飽きると思いますので、

適当なところでヤメた方が良いかも。

 

 

DVDを再生しますと、

オープニングから、

あららららら、里見要次郎座長が白塗りではなく素顔で登場。

まあ、現代劇ですから当たり前ですが、

舞台で見ている白塗りと違うので違和感があります。

 

さてその出で立ちは解説の通り、

着流しに花柄エプロン、頭にはコック帽。

店はラーメン屋で激辛ラーメン1品のみ。

暖簾を出している姿を目撃して驚き引き返す女性、

決して里見座長の姿に恐れをなして逃げたのではありません。

2人の因縁関係のフラッグが立っただけ、

 

その後、若丸座長扮する若者が追われるように店に、

逃げ込んで来る。

若丸座長を追いかけて来たのは、

刃物をかざした神楽坂恵

あの園子恩監督の奥様ですよ。

 

その後もお腹空かした訳あり高校生が来店。

(ケータイ世代に認知度抜群の磯貝奈美)

 

・・・何だか疲れ来たので話しを簡単に説明、

パッケージに書かれたあらすじから(どこまで手抜き)

 

繁華街の裏路地、番外地といえるその場所に、

『赤獅子亭』の名で営む男倫太郎(里見要次郎)

賭博師から足を洗ったやつの店には

刃物で襲いかかる由喜子(神楽坂恵)から逃げ、

住み込み店員を始める潤(都若丸)や

虐待され青アザが目立つ女子高生・弥生(磯貝奈美)らが集う。

一癖も二癖もあるヤバい奴ら集うだけに、

赤木(葵好太郎)率いる組織暴力の洗礼を受けるハメに。

芝居小屋を借金のカタにされる桜(梅沢菊太郎)と京(錦はやと)

監禁される弥生・・・

倫太郎への因縁に絡み血みどろの戦いへ発展していく・・・

 

 

そうです!

話しは大衆演劇お得意の股旅ものを現代に置き換えたお話し。

 

付け加えるなら弥生の母親が倫太郎の昔の恋人、

弥生の母は倫太郎の恋人?

と思ったら赤木の親?

弥生はシルクハットの親分(葵好次郎)の娘で、

赤木の恋人が本当の娘だったり、

シルクハットの奥さんが倫太郎の元奥さん?だったり、

赤木の片目は倫太郎が潰したり、

・・・・・

ああ、ややこし(失笑)

 

とにもかくにも、

良くも悪くも確かに大衆演劇そのものです。

 

長い文章で飽きられるといけないので、

これだけは強調しておきたい。

 

皆さん芝居が上手い!

特に里見座長と若丸座長は本当に上手い!

 

本来なら低予算がミエミエの映画、

例えば倫太郎の店は借りた為、

内装隠しに壁一面に紙を張っているだけ(苦笑)

また、アクション場面や博打場が、

地下の倉庫(?)みたいでチャチ過ぎて、

せっかくのお得意のアクションが映えない。

また、現代設定がアクションでも殺陣(笑)

 

他にもツッコミどころ満載です。

でも大衆演劇をこよなく愛する私には魅力的な作品です。

 

但し大衆演劇に興味が無い方には絶対お薦め出来ません。

 

最後に『都若丸座長』は天才だ!

と改めて思いました。