「わぁー、美味しそうじゃない。
「これ、おばちゃんがつくったの?おいしそうだよ、」
「さつき、楽しみだねー、おばちゃんのカレー。
するとオーブンを温めようとした美夏が、
「あ、
オーブンが温められたのでタンドリーチキンを入れて出来上がりを
4人でテーブルを囲んで夕食になった。
美夏の前に優子が座る。その横にさつきちゃん、
この並びは以前と変わっていない。
「わー美味しいじゃん、このカレー。ね、良太、」
ひとくちふたくちカレーを口に運んだ良太は
「う、うん、
「そう、
「さつき、大丈夫?食べれる???辛い?」
「
美味しい夕食になった。
もし彼と離婚しなければ子供がいてこのような夕食の時間もあった
今日のお酒は赤ワインを飲んでいた。
もちろんカレーは鍋一杯にあるので明日以降にメニューが変わって
「あ、優子、お父様大丈夫?」
「うん、
とさつきが残したナンを食べながら優子が言った。
「最初入院するって言ってたからひどいのかな?
美夏は少し座りなおして足を組んでやった。
「入院したほうが楽じゃない、母もそう言って帰って行ったわ。
「さつき、パパと一緒にお風呂入ってきな、」
「良太、さつきお願いしていい?」
「あ、俺さっきシャワー浴びたんだけどなぁ、、、ま、
ダイニングテーブルで美夏と優子はまだワインを飲んでいる。
「美夏、何かあった?」
と突然優子が質問した。
「ん、何が?」少し見当がつかない。
「何かあったでしょ、男だな、」と優子は質問もしたが答えも出した。
「何よそれ、、、」少しとぼけたが見破られた。
「何か今日は違うなーって会ったときからそう思った、」
「何が違うの?」
「具体的にはわからないけど、何となくね、」
「で、
「上手くいくとかじゃなくて、付き合っているとかでもなくて、、
「ん、彼氏じゃないの?」
「彼氏ではない、」ひとくちワインを飲んで言った。
「じゃ、何なの?、、、したの?」
「わー、そんなこと聞くんだ、」少し美夏が照れた。
「聞くよ、興味あるもん、」
「興味?」
「そう、興味。だってさ、美夏離婚したでしょ?
「レス、かぁ、、、そーなるよね、子供がいるとね、
こっちの方が興味があった。
「うーーーーん、、、ない」
「いつぶり、ないのは?」
「うーーーーん、今年の夏はしなかったな、確実に、」
「優子、それって季節ごとにするもんじゃないわよ、」
「でもさ、今さつきと一緒に寝てるでしょ。
「違う部屋ですればいいじゃん、他に部屋があるじゃない、」
「うーーーーん、美夏が良太にそー言って(笑)
「バカなこと言わないでよ、そんなこと言えないわよ!」
「冗談冗談、ごめんごめん、、、
最近って、ほんの3時間ほどまえにリビングでも抱かれ、
「いいなぁって私もホント久しぶりだったのよ、
ちょっと寂しい顔になった。
「夫婦のセックスってホントに大事。
そんな話を終わらせたのはさつきがお風呂から上がって来たときで
マァマァ~~~おふろはいったよ~
と言って風呂場からさつきが出てきた。
良太も一緒に出てきた。今度はちゃんと上下服を着ていた。
「さっちゃん、気持ち良かった?」
「うん、きもちよかった、おばちゃんもはいれば?」
「あ、おばちゃんね、今日は帰るの。
すると優子が「えっ、泊まらないの?まだ飲もうよ、、、」
「あ、うん、でも今日はね、帰ろかなって。
その奥で良太も残念そうな顔をしているのが美夏にはわかった。
「泊まっていきなよ、美夏。」
今度は強めに優子が言う。さつきも横で頷いている。
「だって明日の朝お父様の病院行くんでしょ?
優子が言ったよりやや強めに意思を伝えた感じのトーンになった。
「それに明日ちょっと用事が、、、」
「わかったわ、じゃ今度ね。今度は絶対に泊まりで来てよ、
洗物は優子がした。
良太はさつきを寝かせると言って2階へ上がった。
「何見てるの?」
「あ、ううん、なんでもない。この辺って住宅地だよね。
そんなセンチなことを言う美夏に3階のベランダへいくと上から近辺が見れるということで勧められた。
2階から良太が降りてきた。
「ねぇ、良太。美夏をベランダに案内してあげて。
そう言って良太と美夏は3階のベランダへ行った。
良太がベランダのサッシを開けてベランダ用のサンダルを並べてく
男物のサンダル、女物のサンダル、子供用のサンダル、
「わー気持ちイイ。今日は少し風があるね。気持ちイイ~」
「もっと気持ちイイことしよっか、、、」
「やめてよ、変なことしないでよ、」
「変なことって何だよ?(笑)」
「とにかく、、、私に触らないで、お願い」
「もう、ちょっとやめてよ、、、私より優子でしょ?
「優子とはちゃんとやってるつもりだよ、」と言うので、
「うそだ、優子寂しがっているわよ。」と言い返してやった。
良太の手は腰から前に動きそのまま上に上がった。
「だめよ、
「
「何言ってんの、バカじゃない!
「俺、どっちかと言えば貧乳好きなんだよな。最近特に。」
「悪かったわね、胸無くて、、、ちょっとホントにやめて、
「興奮しない?ねぇ、美夏。」
やだ、今ので感じるんだ、、、私、淫乱かなぁ。
「美夏、どう?気持ちいいでしょ?」
トントンと上がってくる優子の足音が妙に邪魔だと思った。
抵抗はしてみたが良太の言うようにまんざらでもないのか?
そんな秋の夜長だった。
つづく、、、