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《前回記事》
中学時代。
みんなでお菓子を作りに集合したのは
あるクラスメイトの家。
その女の子は、
口数は少ないけど、醸しだす雰囲気は明るくて、いつも自然体で場に溶け込んでいる。
素直で、マウント合戦とは無縁。
誰からも嫌われないタイプでした。
その折りに
お菓子作りを手伝ってくれた彼女のお母さんの言動にあっけに取られた私。
「さっちゃんは手先が器用なのよね。」
「センスがあるのよね。」
自分の娘を臆面もなく(と私は思った)
まあ、褒めること褒めること。
そして、娘は
「もう、ママやめてよー
友だちの前で恥ずかしい!」
、、、などと言うこともなくケロリとしたもの。
その家は、日本伝統の謙譲の美徳など愚妻愚息…どこ吹く風。
ただただ娘が大好きで
それを隠そうとしないお母さんがいるのでした。
その様子は私には衝撃的すぎて自己肯定感低い系HSP…
そのお母さんが、お邪魔した他の子のことも褒めていたかは全く覚えていません。
「さっちゃんはいい子ね」
「さっちゃんはかわいいね」
親は子どもの大ファン。
親の言うことを聞くからいい子ではなく
存在してるだけで親を幸せにしてくれるからいい子。
生まれたまっさらのときからずっと、
日常的にこんな賞賛を受けていたら
そりゃあもう
絶対の自信。💖✨
誰にも崩されない鋼のメンタル。
✨
友人間の薄っぺらいマウントなんて、必要あるはずもない。
✨
私は
いるだけで
愛される存在自信ゆえの自然体♡
この子育てが理想的かというと、正直よくわかりません。たぶん+αは必要?
自閉傾向が強い子で、勉学に秀でていたり、容姿や才能に恵まれたりして、社会での挫折を経験しない場合は、尊大型まっしぐらだし
良心や罪悪感の欠落したサイコパスタイプには、愛情と別に、絶対的な善悪の規範を教えて、反社会的な行動を抑制することが必要。
また、ひとりの子を溺愛する裏に、きょうだい差別が隠れている場合もあります。
だけど
親しか与えてあげられないものがある。
生まれてくれてありがとう。
生きてるだけで、息してるだけで
あなたには絶対的な価値があるんだよ。
親バカ上等。
そして、
こうして育てられた彼女こそがハイスペ男性と結婚したあの友人なのです。
ケチらずホメる。