今日は僕の好きなバンドの話をしつつ、

 

 

「人生という装置」についても語ってみたいと思います。

 

 

 

 

※BUMP OF CHICKEN(1996年結成)

 

 

 

 

彼らが鳴らす「音」と「言葉」に、

 

 

僕は18歳そこそこから影響を受け続けてきましたし、

 

 

楽曲自体も、メロディーラインも美しいのですが、

 

 

 

 

このバンドのギター&ボーカルである、

 

 

「藤原基央(ふじわらもとお)」さんが紡ぐ「歌詞の世界観」も、

 

 

僕がこのバンドを愛してやまない理由の一つになっています。

 

 

 

 

彼の書く詞の素晴らしいところに、「内なる声」を「代弁」している点があります。

 

 

 

 

《君に嫌われた君の 沈黙が聴こえた 君の目の前に居るのに 遠くから聴こえた》 - メーデー -

 

 

《いつか聞こえた泣き声を ずっと探してきたんだね 少し時間がかかっただけ 自分の声だと気付くまでに》 - fire sign -

 

 

《ハロー、ハロー、気付いておくれ 君の中で待っていたんだよ》 - LAMP -

 

 

 

 

このように様々な楽曲の歌詞に「内なる声」からのメッセージが刻まれているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

僕たちの「喉の下」あたりには、

 

 

「魂(真我・分け御霊)」と呼ばれる「光の粒」があって、

 

 

そこには地球に来る前に「事前に決めてきたこと」が刻まれていますが、

 

 

地球の仕組み上、僕たちは生まれる前に「その内容」を忘れるようになっています。

 

 

 

 

 

藤くん(Vo)が紡ぐ歌詞には、そうやって「忘れたこと」を、

 

 

「大切なことがあったでしょ?」と思い出させてくれるように感じるのです。

 

 

 

 

 

《誰かが掲げた旗を 目印にして 大人しく歩くけど 作った旗も隠している 

 

このまま終わるものだって 何となく悟り 笑って歩くけど 作った旗が捨てられない》 - Butterfly -

 

 

 

 

 

こんな歌詞を通じて「影響力のある誰かに力を渡さずに、自分の力を思い出すこと」を促していたりもします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなふうに「この星でやりに来たこと」を忘れた僕たちは、

 

 

「自分にとって大切なこと」を、深い部分では誰もが知っていて、

 

 

それを「思い出すため」に、様々なことを経験するようになっています。

 

 

 

 

しかし同時に、僕たちは、

 

 

「自分だけ」では「それを思い出せない」ようにもなっていて、

 

 

それゆえ、この世界には、自分以外の「他者」が存在していて、

 

 

「他者」を鏡にすることで「自分への理解」が深まる仕組みにもなっています。

 

 

 

 

人に対して見えるものや、感じること。

 

 

人を通じて見えることや、感じること。

 

 

 

 

それらがないと僕たちは、「自分自身」を理解できないようになっているのです。

 

 

 

 

《鏡なんだ 僕ら互いに それぞれのカルマを映すための 汚れた手と手で触り合って 形がわかる》 - カルマ -

 

 

《一人では無理なことだから 誰かとの間に在るから

 

どちらのものでもない 名前のない それだけに出会いたい》 - ひとりごと -

 

 

《心の場所を忘れた時は 鏡の中に探しにいくよ 映った人に尋ねるよ》 - Smile -

 

 

 

 

これらのことを「要約」すると、

 

 

つまり「人生という装置」は、

 

 

 

 

「自分を知る」ために「他者」と関わりながら、

 

 

「魂」に刻まれた「大切なこと」を思い出すためにある、とも言えるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、この人生というフォーマットを、

 

 

さらに「面白い冒険」にするために、

 

 

 

 

人は、いったん「自分」を見失って、

 

 

「自分らしさ」から遠く離れることで、

 

 

「自分は何者なんだろう、、」と思い悩み、

 

 

「自分らしく生きたい」と切望するように設定されています。

 

 

 

 

そして、そこから「自分探しの旅」が始まって、

 

 

過去に「切り捨てた自分」と「再会」を果たし、

 

 

「本来の自分」に「戻っていく」旅路を、

 

 

誰もが歩いていくのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな「人生というフォーマット」の中で、

 

 

彼らの音楽は、まるで「灯台」のように、

 

 

「目印」となって僕の心を照らしてくれています。

 

 

 

 

《ハロー、ハロー、聞こえるだろう? 君の中にずっと居たんだよ

 

大丈夫、大丈夫、いつも一緒だよ》 - LAMP -

 

 

《体は信じてるよ 君の全部を》 - 望遠のマーチ -

 

 

《とても素晴らしい日になるよ 怖がりながらも選んだ未来》 - GO -

 

 

《笑われる事なく 恨まれる事なく 輝く命などない》 - オンリー・ロンリー・グローリー -

 

 

 

 ・

 

 

 

あなたは「自分にとって大切なもの」や「果たしに来たこと」を、どれくらい理解していますか?

 

 

あなたは、あなたという存在に対し、どれくらい興味を持ち、

 

 

どれだけの愛情を持って、接してあげていますか?

 

 

 

 

 

彼らの楽曲をじっくり聞くことで、

 

 

あなたにも「内なる声」がより聞こえやすくなるかもしれません。

 

 

 

 

 

文末に、今日出た曲が入っている「アルバム名」を貼っておきますので、

 

 

ピンと来たら、SpotifyやYouTube Musicで聴いてみてください。

 

 

(1曲でも沁みる曲があれば嬉しいです。)

 

 

 

 

そんなこんなで、

 

 

引き続き「音楽」や「物語」に支えられながら、

 

 

僕は今日も、星を見上げて言葉を紡ぐのです。

 

 

 

 

それでは今日はこの辺で。

 

きっと素敵な出会いです。

 

 

 

 

Kenny

 

 

 

 

 

 

 

 

【今日出てきた楽曲】

・メーデー

・fire sign

・LAMP

・カルマ

・ひとりごと

・Smile

・望遠のマーチ

・GO

 

 

【収録アルバム】

・orbital period

・THE LIVING DEAD

・Butterflies

・arurora arc

・ユグドラシル

 

 

 

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※後編

 

 

 

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