お醤油作りの講座に行っていて遅れていた先日の月待講のレポです。
午前中にお醤油作り講座が始まり、麹菌が活動し始めるまでの間に中抜けさせてもらっての月待講。
今年は和暦の新年スタートが立春翌日の2月5日。
その後、初めての月待講。
月待講は、共に季節を感じながら、心に浮かんだものを受け止め合う時間で、話のテーマのようなものはなく、その回ごとに生まれる色合いも違います。
今月はというと、「死と生」、「受け継ぐもの」そしてそこから「未来の青写真」というのが、対話の中から自然と立ち上ってきたもの。
対話といっても、自分の心を見つめ、そこに浮かんだものを発する、そして相手の言葉にただただ耳を澄まし、お互いに受け止め合い、そこからさらに浮かんだものを共有するという流れです。
この「耳を澄ます」が、とても重要な部分で、『いかに日頃自分が人の話を聴いてないか』というのが浮き彫りになりやすいです。
これは講元である私たち自身も、いつも問われるところで(;^ω^)
そして、これは人の話だけじゃなくて、自分で自分の声を聴けてない、ということにも通じるのですが、そこに意識を向けていくことで見える世界は、その人それぞれのペースで変わっていきます。
これこれこういうことがあった、という時系列ではなく、
心の変化に目を向けた時、そしてそれをシェアした時、何が見えてくるでしょう。
人の話を聴くためには、
自分の話も自分で聴けることが
とても大切ということなのでしょうね。
だからといって、こう話さなければいけない、ということは何もなく、その時々の自分のままでよく。
ひととおり耳を澄ませた後は、場を提供してくださるお野菜懐石manayaさんのお楽しみのスイーツをいただきながら、お互いに思うことを対話して。
たぶん、何もせずにスイーツをいただいたなら、おしゃべりの時間にしかならないのですが、お互いに耳澄ませあった後での時間は、何を言わずとも自然と『対話』になってます。
カタカナ言葉にすると何だかしっくりこないのですが、自然と対話のレッスンと言うかウォーミングアップになってるというか。
そんな女性たちの場を支えてくださるmanayaの勉さん。
月待講に参加してくださる方のためにだけ、ひと月何がいいかあれこれ考えて、この日に向けてひとりひとりのために、ご用意していただいています。
今月は、お雛様も近いので、菱餅をかたどって。
これでも大満足だったのですが、さらに登場したのがお抹茶にお餅と、柚子と桜がのった白餡。
白餡をといていただいて、ほんのり甘い春の味。
出てきた時に、わ~と歓声が上がり、仮に深刻な話の後だったとしても、心華やぐのが、いつものお約束。
しみじみと目で愛で、味わい、感じていく。
前半の話を振り返り、対話する時間でもあり。
その後の時間は、前半よりまたひとつ進んだところにいって。
ただ、話す、聴く、ということ。
それだけのことだけど、これがとても大切なことで、日頃のおしゃべりとは違うものをお持ち帰りしていただけたなら幸いです。
そんなささやかな会ですが、足を運んでくださるみなさん、本当にありがとうございます。
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3月28日(木) 4月26日(金) 共に13時~16時
かつて月の巡りに合わせて女性がひと月に一度集い、飲食をともにしながら対話した月待講。
安曇野の豊かな自然に囲まれた古民家で、季節のものをいただきながら、自分の内から湧き上がるもの、
周りで起きるものに耳を澄ませていく時間です。
◆場所:お野菜懐石manaya(安曇野市堀金烏川)
◆参加費:1500円(スイーツ・ドリンク代)
◆お申込み:こちら(←クリック)
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