鯨の入り江(29) | 星ねこブログ

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鯨の入り江(29)


船底が水べりの砂を噛んだ。


鉄男が浜へ身を躍らせた。つづいて綾も悠平を先に立てて、舳先へ歩み寄った。


「母さん、待って」


悠平が綾の動きに逆らって船尾の方へ戻ろうとする。
猫家族


「水の中に、何かがいるよ」


着衣の濡れるのもかまわず、水中へ足をおろした。


「なにするのよ、悠平たら」


綾は驚いて、船尾に駆けつけた。


その間にも悠平はざぶざぶと水の中へはいってゆく。
ねこ家族


「どうした、落ち着け」


鉄男があわただしく水を掻いた。悠平が胸の辺りまで水につかったところへ、



追いついて抱き上げた。
気持ちいい


「これ、何なの、、おじさん」


 鉄男に抱かれた悠平は、海中から拾い上げた白骨状の枯れ枝を、


さも大事そうに差し出している。、、、、、、



さて、あとはまた明日書きます。


公園へ行ってきました。


誰か餌をもってきたのか、あまり姿が見えず、4ひきだけ見て、風が強く、枯れ葉がひゅるひゅる舞ってるなか、階段のネコは呼ぶと、すぐ出てきます。


前にもって行ってやった段ボールに、今も入っています。


いそいそと、その箱の中からでてきます。


食べ終わると、また箱に戻っていきます。


よかった、すっかり家にしてくれて。



やせ男さん、げんきでしょうか。

悠平のモデルはあなたですよ。

がんばってね、


がんばってとか、言われるの嫌いだったかな。


では、家猫たちと寝ます。

おやすみなさい