盲目的な恋と友情 (新潮文庫) / 辻村深月 | アラ還男の終活日記

アラ還男の終活日記

50代半ばの男です。四捨五入すれば還暦なのでジャンルはアラカン。
終活として人生で起きた出来事を書き残して行くことにしました。
色事多し(苦笑)

振り返ると間違ってばかりですが、その辺りも包み隠さずに。
間違い=色事関連多し(苦笑)

 

盲目的な恋と友情(新潮文庫)

・単行本:2014年5月 新潮社

・文庫本:2017年1月 新潮文庫

 

<内容紹介>

タカラジェンヌの母をもつ一瀬蘭花(いちのせらんか)は自身の美貌に無自覚で、

恋もまだ知らなかった。

だが、大学のオーケストラに指揮者として迎えられた茂実星近(しげみほしちか)が、

彼女の人生を一変させる。茂実との恋愛に溺れる蘭花だったが、やがて彼の裏切りを知る。

五年間の激しい恋の衝撃的な終焉。

蘭花の友人・留利絵(るりえ)の目からその歳月を見つめたとき、また別の真実が――。

男女の、そして女友達の妄執を描き切る長編。

 


読了日:2024年5月11日

 

 

収集癖があり気になる作家さんの本は「全部読破してやろう!」などと

意気込んだりする私。読むのは文庫化されたものです。

 

そして、辻村深月作品。

この作品の読了を持って、文庫化された作品完読でございます^^

 

他に完読しているのは、日本人だと

池井戸潤、三浦しをん、窪美澄、阿部智里あたりかな?

 

今野敏、伊坂幸太郎、森博嗣、東直己、誉田哲也、宮部みゆき、大沢在昌、

京極夏彦あたりも結構な数読んでますが、

彼らはいかんせん刊行数が多くて・・・

 

 

 

 

で、肝心の本作の感想ですが、

ちょっとイヤミスチックですねー

 

前半は恋に盲目になっているヒロイン視点で、

後半はそのヒロインの "親友"の座に執着する女友達視点で綴られてます。

(前半のヒロイン視点で綴られた出来事を、

 後半では女友達視点で振り返るような感じ)

 

で、後半が前半の時間に追いついたところで

最後のドカーンって感じです。

 

 

 

 

ハッピーエンドでない作品を読むと、

メンタル弱い私は引きずってしまいます。

なので、せっかくの天気の良い週末の午前中に本作を読み終わった私は、

今鬱々としております(苦笑)

 

気晴らしに散歩にでも行こう!