三連の殺意 (マグノリアブックス) / カリン・スローター (訳)多田桃子 | アラ還男の終活日記

アラ還男の終活日記

50代半ばの男です。四捨五入すれば還暦なのでジャンルはアラカン。
終活として人生で起きた出来事を書き残して行くことにしました。
色事多し(苦笑)

振り返ると間違ってばかりですが、その辺りも包み隠さずに。
間違い=色事関連多し(苦笑)

 

三連の殺意 (マグノリアブックス)

・文庫本:2016年2月 マグノリアブックス

 

<内容紹介>

売春婦が殺された。殴られ、切られ、散々に犯されたうえに、

身の毛がよだつ行為で体を傷つけられていた。

犯人は、被害者の舌を自分の歯でかみ切ったのだ。

事件の担当となったアトランタ警察のマイケルのもとに、

ジョージア州捜査局か特別捜査官のトレントが派遣された。

まるで半分に切ったのをでたらめにくっつけたかのように曲がった上唇、

耳から首の頸静脈に沿って伸びるギザギザの傷痕、

やせた長身に三つぞろいのスーツ。

奇妙な姿の男は、過去に起きた三つの事件の被害者も、舌をかみ切られていたと言い──。

〈ウィル・トレント〉シリーズ・第一弾!

 

 


読了日:2024年4月14日

 

 

 

前にも書いたかもしれませんが、

私は収集癖があるのか、気になる作家さんの本は「全部読破してやろう!」などと

意気込んだりもしています。

 

で、気になる作家さんの中には50冊以上小説を刊行している方も複数いたりするので

今の自分の年齢と照らし合わせて、「死ぬまでには読み切れないな」という結論に至り

黄昏れたりもします(苦笑)

 

 

そんな私のターゲットになった作家さんの1人がはカリン・スローターです。

この写真の人です。

 

なかなかの美人さんです。

「どうせ、この容姿に誘われてて小説に手をだしたんでしょ?」

と思った方がいましたら、正解です(笑)

 

女性作家による猟奇殺人を描写した文を嬉々として読む私。

我ながら屈折していると思います・・・

 

 

 

話を戻しまして、

海外翻訳本は、以前から年に数冊は読んでいます。

その中には、女性作家が書く推理小説(連続猟奇殺人もの)とかがあったりします。

パトリシア・コーンウェルのドクター・スカーペッタシリーズ とか、

ジリアン・ホフマンの報復シリーズ(女性検事:CJシリーズ)とか・・・

 

 

カリン・スローターのシリーズ物としては、

グラント郡シリーズ と ウィル・トレントシリーズというのがあります。

私はシリーズものは刊行順に読みたいタイプです。

カリン・スロータの本の翻訳状況は、以下のようになっています。

 

 

<グラント郡シリーズ>

(1)開かれた瞳孔(Blindsighted) アメリカ発売:2001年、日本発売:2002年10月

(2)ざわめく傷痕(Kisscut) アメリカ発売:2002年、日本発売:2020年12月

(3)凍てついた痣(A Faint Cold Fear) アメリカ発売:2003年、日本発売:2021年12月

(4)Indelible アメリカ発売:2004年、日本未発売

(5)Faithless アメリカ発売:2005年

(6)Beyond Reach アメリカ発売:2007年

 

<ウィル・トレントシリーズ>

(1)三連の殺意(Triptych) アメリカ発売:2006年、日本発売:2016年2月

(2)砕かれた少女(Fractured) アメリカ発売:2008年、日本発売:2017年4月

(3)ハンティング(Undone) アメリカ発売:2009年、日本発売:2017年1月

(4)サイレント(Broken) アメリカ発売:2010年、日本発売:2017年6月

(5)血のペナルティ(Fallen) アメリカ発売:2011年、日本発売:2017年12月

(6)Snatched アメリカ発売:2012年、日本未発売

(7)罪人のカルマ(Criminal) アメリカ発売:2012年、日本発売:2018年6月

(8)Busted アメリカ発売:2013年、日本未発売

(9)ブラック&ホワイト(Unseen) アメリカ発売:2013年、日本発売:2019年6月

(10)贖いのリミット(The Kept Woman) アメリカ発売:2016年、日本発売:2019年12月

(11)破滅のループ(The Last Widow) アメリカ発売:2019年、日本発売:2020年6月

(12)スクリーム(The Silent Wife) アメリカ発売:2020年,日本発売:2021年6月

(13)暗闇のサラ(After That Night) アメリカ発売:2023年,日本発売:2023年12月

(14)This is Why We Lied アメリカ発売:2024年

 

<シリーズ外>

(1)警官の街(Cop Town) アメリカ発売:2014年、日本発売:2016年1月

 etc・・・

 

 

 

「グラント郡シリーズ」は、最初の3作までしか翻訳されていません。

一応3作とも読了済です。

 

 

開かれた瞳孔 〈グラント郡〉シリーズ (ハーパーBOOKS)

読了日:2022年5月15日

 

 

 

 

ざわめく傷痕 〈グラント郡〉シリーズ (ハーパーBOOKS)

読了日:2022年8月15日

 

 

 

凍てついた痣 (ハーパーBOOKS)

読了日:2022年10月23日

 

 

翻訳されていれば、「グラント郡シリーズ」第4作にいきたいところでしたが、

それもかなわず今回「ウィル・トレントシリーズ」に流れるた次第です^^

 

「ウィル・トレントシリーズ」の第3作「ハンティング」で

「グラント郡シリーズ」と「ウィル・トレントシリーズ」がクロスオーバーするようです。

(「ウィル・トレントシリーズ」に「グラント郡シリーズ」の人物が登場する)

 

 

 

ちなみに、カリン・スローターの翻訳本は

最近はハーパーBOOKSから刊行されていますが、最初の頃はマグノリアブックスから刊行されていたようです。

でもって、マグノリアブックスから刊行された本は軒並み廃刊。。。

 

なので、手に入れるのに苦労しました > 三連の殺意

中古で入手したのですが、プレミアがついて新刊で発売された時よりも高くなっておりますです。