二十六夜待ち | アラ還男の終活日記

アラ還男の終活日記

50代半ばの男です。四捨五入すれば還暦なのでジャンルはアラカン。
終活として人生で起きた出来事を書き残して行くことにしました。
色事多し(苦笑)

振り返ると間違ってばかりですが、その辺りも包み隠さずに。
間違い=色事関連多し(苦笑)

 

二十六夜待ち

 

製作年:2017年

製作国:日本

上映時間:124分

 

<内容紹介>

「海辺の生と死」の越川道夫監督が佐伯一麦の同名小説を映画化し、

東北の小さな町を舞台に紡ぐ大人のラブストーリー。

由実(黒川芽以)は、震災による津波によって何もかもを失い、

今は福島県いわき市の叔母の工務店にひとり身を寄せていた。

心に傷を抱える由実は、少しは外に出なければ、

と叔母に促されるように路地裏にある小さな飲み屋で働くことになる。

その店の名前は「杉谷」。しかし、店主の杉谷(井浦新)には謎めいたところがあった。

彼は、記憶をすべて失い、失踪届も出されていなかったため、どこの誰とも分からない。

はっきりしているのは、手が料理をしていたことを覚えていることだけ。

今では小さな小料理屋をまかされるまでになったが、

福祉課の木村(諏訪太朗)をはじめとしたあたたかな人々に囲まれながらも、

彼の心はいつも怯え、自分が何者なのか分からない孤独を抱え込んでいたのだった。

孤独な、傷ついた魂を持つ杉谷と由実。

ふたりは、やがて“月”と“海”がおたがいを引き寄せ合うように、

その心と体を寄り添い合わせるようになるのだが、震災の辛い記憶を忘れたい由実と、

我を失う事を畏れる杉谷は、お互いを思いやっていても、微妙にすれ違っていく…。

 

 

監督:越川道夫

脚本:佐伯一麦

出演者:井浦新、黒川芽以、天衣織女、鈴木晋介、杉山ひこひこ、内田周作、嶺豪一、

    信太昌之、玄覺悠子、足立智充、岡部尚、潟山セイキ、新名基浩、吉岡睦雄、

    礒部泰宏、宮本なつ、山田真歩、鈴木慶一、諏訪太朗

 

[視聴日]   2019年3月9日

[視聴媒体] WOWOW(録画)

 

 

心の中で「人生のリセット」などを妄想することがありますが、

リセット前の人生をを完全に断ち切るならば、この物語の井浦新のような状況になる

しかないのかな?

 

かなりハードな濡れ場シーンが多く、

ボカシがいっぱい!

 

記憶を失くしているのに、なぜか行為の時に

縄で黒川を縛ったりするのが、妙に生生しい。。。

 

この映画を観てから5年経ったが、

井浦新と黒川芽以 以外の出演者が思い出せない。

井浦新+黒川芽以 と月の映画って感じです。

 

 

二十六夜待ちの意味は、

「江戸時代、陰暦の一月と七月の二六日の夜に月の出るのを待って拝むこと。

 月光の中に彌陀(みだ)・観音・勢至(せいし)の三尊の姿が現われるといわれ、

 高輪から品川あたりにかけて盛んに行なわれた。多く七月にいう。六夜待。」