政務活動費問題について(総括) ←NEW

 

 

 

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市川市長選挙及び市川市議会議員補欠選挙の執行について

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ここでは、市川市議会議員補欠選挙について記事を書きます

(市川市市長選挙につきましては別の記事にまとめます)

 


 

さて、今回五人の候補者で争われてるという市川市長選挙の裏に隠れてあまり表に出てきておりませんが同時に市川市議会議員補欠選挙が行われます。

 

議席数は二議席です。


2015年の市川市議会議員一般選挙では42名のところに60人が立候補していることからか、16人分のスペースが確保されております。

 

実際のところは6人~7人によって競われるのではないかと言われております。

 

本記事では、補選がなぜ行われるのかについてから確認してみようと思います。

 

今回欠員となった二議席のうち、一人は小泉文人前議員、一人は三浦一成前議員の議席となります。

 

それぞれの記事を書いてみたいと思います。(三浦一成前議員の記事はこちら

 


 

 前兵庫県議の野々村竜太郎氏の号泣会見で政治不信や「政務活動費」の問題点が明るみになり猪瀬知事の時にも話題になった「百条委員会」が市川市に於いても小泉文人前市議を中心とし、紛糾いたしました。「切手問題」で一気に小泉文人前議員は時の人へ。(忘れてはいけないポイントは嫌疑を掛けられているのは現職含め10人以上いるということ。)

 

 切手問題については丁寧に越川まさふみ市議の「百条委員会についてのご報告」に載っておりますので確認を頂ければと思います。百条委員会の調査報告書は全82頁の大作でありますが、P72~P78をお読み頂ければ、と説明がなされております!

 

 私も紙面や越川まさふみ市議のBLOGを読み、そういうものだと思っていたのですが、住み街ナビさん(選挙解体新書さんよりステルスでは?とされておりますが)の市川市議会の切手問題を解説~きっかけから小泉市議の辞任まで~を読んで不可解な点を感じ興味を強く持ちました。

 

 事の発端は、堀越氏が立ち上げた切手問題が堀越氏の落選後、政争に利用されることになったとのことです。自民党反主流派や無所属系がこの切手問題を使って自民党主流派を追い落とすことを画策したことに対し、議長(岩井清郎氏)と副議長(松永鉄平氏)がバックれ、議会は流会となるものの、結局100条委員会は設置され、調査対象となった自民党主流派議員達が「お前たちも政務調査費の使い方におかしいところあるだろう!」と、自民党反主流派や無所属系を調査対象とした100条委員会を設置しお互いに殴り合う泥沼の展開に入っていきます。

 

 外部の公認会計士による監査が行われ、「不正があったとまでは言えず、不正部分を自主返還するかどうかは各議員の自主判断とする」という大久保市長の裁定で終わると思いきや、切手を本当にアンケート調査に使ったのか?という論点の100条委員会が設置。結果的に不正をしていたのはほぼ確実であるとみられつつも、決定的な証拠がなく、この辞職勧告と問責決議をもって100条委員会は役目を終えたとのこと(なお、辞職勧告を受けたのは青山博一議員)。しかし、小泉氏が市議を突如辞任。この切手問題について、うるさいくらいに情報発信していた方でも、「小泉議員が辞任しました」と淡々と事実を伝えるだけでこの件については、ほとんどの議員さんが口をつぐむことになった、とのことでした。

 

 私は小泉文人前議員が辞職後に行った記者会見での資料を報道関係者から入手し、本当に市川市政で何が起きているのか?と本気で思うようになりました。

 

 

 この記者会見用配布資料の内容は、百条委員会の副委員長であった越川雅文議員、委員であった秋元典子議員、参考人として証言した湯浅止子議員に対する刑事告訴が千葉県警に受理されているという事実と、委員長と副委員長他が個人攻撃目的に百条委員会を利用していた、という内容が告白されております。報告書では税金300万円、機会費用などを含めますと1000万近い税の投入による百条委員会です。

 

 越川雅文議員のブログに嘘の記載があり小泉文人氏を「排除」するための活動を続けていると言うこと、個人攻撃が百条委員会開催当初から行われていると言うこと、などがここでは筋道を立てて説明されており、百条委員会が小泉文人氏に対するもののみが行われるよう仕組まれていたということ、宣誓を行わなかったことに「正当な理由がある」と決議されたのは本当に正当であったから当然のことである、と主張されている。しかも録音の音声付であったとのこと。(音声データ頂けたりしないでしょうかね!?「このハゲー違うだろぉ」モノだと思います!)

 

 住み街ナビさんの記事とも合点が行っている気が致しました。確かに、大久保市長の裁定が出た際に、多くが返納し100条委員会乱立が回避されたとの流れがあったのに対し、小泉文人氏&カモフラージュとされた鈴木前議員二人に対する百条委員会は設置されることになりました。確かに自主返納はなされております(産経新聞の記事参照)。松井務議長の収支報告虚偽の問題や越川雅文議員の問題点も耳に入ってきております(また後日別の記事で取り上げようとは思います)し、この恐ろしい暴風の百条委員会の最中であっても2位にダブルスコア近い差をつけてトップ当選を果たした小泉文人氏にも真実があるのではないかとも感じました。

 

参考までに、前回の市長選での順位は

1位 小泉文人 7637票

2位 松井努 4490票 ←百条委員会議長

3位 田中幸太郎4139票 ←田中甲候補の息子

4位 越川まさふみ 3683票 ←百条委員会副議長

市川市公式サイト選挙結果より)

 

百条委員会の報告書はこちらからどうぞ!

(市川市公式サイトより)

言われて見ますと確かに議長の恣意的な文とも取れる箇所があるような気も・・・

 

 記者会見には各報道社が入られたと思うのですが出馬表明以外の記事は見かけない気が致しております。それまで切手問題につきましては大々的に取り上げられていたと思うのですが、なぜ切手問題について、百条委員会について取り上げられていないのでしょうか??

 

このあたりからも市政どうなっているのか、オープンになっていって欲しいと考えております。

 

 政治は政治家のために行われるものではなく、政争の為に税金が使われてはなりません。市民不在の市政とあらば透明化が求められます!!