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市川市長選挙及び市川市議会議員補欠選挙の執行について
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ここでは、市川市議会議員補欠選挙について記事を書きます
(市川市市長選挙につきましては別の記事にまとめます)
さて、今回五人の候補者で争われてるという市川市長選挙の裏に隠れてあまり表に出てきておりませんが同時に市川市議会議員補欠選挙が行われます。
議席数は二議席です。
2015年の市川市議会議員一般選挙では42名のところに60人が立候補していることからか、16人分のスペースが確保されております。
実際のところは6人~7人によって競われるのではないかと言われております。
本記事では、補選がなぜ行われるのかについてから確認してみようと思います。
今回欠員となった二議席のうち、一人は小泉文人前議員、一人は三浦一成前議員の議席となります。
それぞれの記事を書いてみたいと思います。(小泉文人前議員の記事はこちら)
児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で警視庁に逮捕され、長期無断欠席を続けた千葉県市川市の三浦一成市議(29)をめぐり、市議会は29日の本会議で除名決議を行い、三浦氏は議員を失職した。
本会議を前に懲罰特別委員会で決議していた。議会事務局などによると、9月定例会は今月8日に開会。三浦氏は処分保留で釈放されているが、連絡なく欠席した。松井努議長が2度、出席を求めたが、無断欠席を続けた。この日も本人に弁明の機会を与えようとして通知したが、姿を見せなかった。
委員から「市議として職責を果たす意思がない」「正当な理由なく欠席している」などと厳しい意見が相次ぎ、賛成多数で除名の懲罰を科すべきと決定した。
松井議長は「三浦氏は議会を長期欠席し、連絡もとれない状況だ。本来なら自ら潔く辞職すべきだが、本人が姿を見せず、除名とした」と語った。
三浦氏の議員失職に伴い、市議補欠選挙が市川市長選挙(11月26日投開票)と同時に行われる見通しとなった。
http://www.sankei.com/affairs/news/170929/afr1709290019-n1.html
三浦一成氏は2015年4月26日執行の市川市議会議員選挙で2463票でわずか26歳の若さで初当選を果たし、千葉県内の最年少市議として注目されました。
2011年に大学を卒業後、サラリーマンをした後、県議の秘書を経験。
2015年8月21日のTwitterを拝見すると
稲越町自治会の夏祭りにて同僚の越川まさふみ議員と水野文也前千葉県議会議員との一枚!
とあることから水野文也氏の秘書をされてらっしゃったのかと推測いたします。
2014年3月23日には、
石崎ひでゆき前市川市議のお手伝いをしていること、BLOGでは「三浦一成議員は選挙に立候補する前に少しではありますが僕の下で活動した時期もありました」とありましたので、県議秘書→市議秘書(?)→立候補→市議という流れであったのではないかと取れます。
たびたび、坂下しげき県議との写真がtwitterで上がっていることから、超党派で活動をされてらっしゃったのかと思われます。
アイマス関係で色々とメディアにも注目された方で、当時の個人的な印象は悪くありませんでした。
しかし児童買収は 確実にNG です。
詳しい流れは以下の通り。
6月
26日:三浦一成議員、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で逮捕
27日:各派代表者会議
28日:本会議で発議第1号「不祥事には毅然と対応し、本市議会の信頼回復に努めることを誓う決議」を全会一致で可決
29日:三浦議員が警視庁から釈放
30日:本会議で発議第15号「三浦一成総務委員会副委員長不信任決議」を全会一致で可決、6月定例会閉会
7月
4日:各派代表者会議(三浦議員提出(3日付け)の各辞任願の取り扱い)
議会運営委員会委員・行徳臨海部特別委員会委員 議長が辞任許可
13日:総務委員会(三浦副委員長の辞任を許可)
14日:各派代表者会議、議会運営委員会(議員報酬等特例条例等2案を付議事件として臨時会の招集を請求することを決定)
20日:議員報酬等特例条例等2案を付議事件とした臨時会の告示
25日:臨時会
発議第16号・第17号の議員報酬等特例条例等2案を多数可決
発議第18号「三浦一成議員に対する議員辞職勧告決議」を多数可決
発議第19号「市議会議員としての職責を果たさない三浦一成議員に対して、市議会議員の職を辞するよう勧告する決議」を多数可決
支給差止判定会議
三浦議員に対する議員報酬及び期末手当の支給について差止相当と決する
(同日、市長により差止処分がなされる)
9月
27日:議長により三浦一成議員に対する懲罰動議を提出、懲罰特別委員会を設置
29日:三浦一成議員に対し除名の懲罰を科すことを多数可決
http://www.city.ichikawa.lg.jp/cou01/1541000002.html
市川市議会の問題と言うわけではないと思われますが、混乱が生じ、政治の信頼が揺らぐ大きな問題であることは間違いないと思います。