2024/5/6…「DeNA6-5ヤクルト」~筒香、劇的な逆転3ラン~私が「伝説」の目撃者に~ | 頑張れ!法政野球部 ~法政大学野球部と東京六大学野球について語るブログ~

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少々マニアックな事なども書くと思いますが、お暇な方は読んでやって下さい。

いやはや、何とも凄い出来事を目の当たりにしてしまった。

昨日(2024/5/6)横浜スタジアムで行われた、横浜DeNAベイスターズ東京ヤクルトスワローズの試合を、私は友人達と現地で観戦していたが、この試合が5年振りの日本復帰初戦となった、我が横浜DeNAベイスターズ筒香嘉智が、3-5とリードされた8回裏に、あまりにも劇的な逆転3ランホームランを打ち、見事にベイスターズが6-5でヤクルトに逆転勝利を収めた。

まさに、私は図らずも「伝説」の目撃者となってしまったわけである。

 

 

…という事で、私としても、まだ興奮冷めやらぬ…といった感じであるが、

既に日付も変わった本日(2024/5/7)は、私は早起きして仕事に行かなければならない。

なので、昨日(2024/5/6)の試合の詳細な「観戦記」などは、また後日改めて…という事にさせて頂き、

今回は、その「伝説」の名勝負の模様を、ごくごく大雑把に書かせて頂く。

それでは、ご覧頂こう。

 

<2024(令和6)年5月24日…「DeNA VS ヤクルト」①~5年振りにベイスターズで日本球界に復帰した筒香嘉智、「6番レフト」でスタメン出場>

 

 

昨日(2024/5/6)横浜スタジアムにて行われた、

「DeNA VS ヤクルト」

の試合を、私は、当ブログにも度々ご登場して頂いている、ベイスターズファン仲間のAさんBさんご夫妻と、ちょうど1年前にも、横浜スタジアムにてご一緒に観戦した、AさんBさんご夫妻のお友達のDさんと見に行った。

席は、横浜スタジアムの一塁側の、かなり前の方であり、グラウンドが目の前という「超良席」である。

そして、冒頭でも述べた通り、この試合は、先頃、5年振りにベイスターズに復帰し、5年振りの日本球界復帰となった、筒香嘉智の、

「5年振りの日本球界(ベイスターズ)復帰初戦」

となった。

試合前、筒香がグラウンドに姿を現すと、横浜スタジアムの観客席からは物凄い大歓声が上がっていたが、

当の筒香は、ご覧の通り、ベイスターズの同僚の選手達と和やかに談笑し、リラックスムードであった。

 

 

 

「筒香だ!!筒香が目の前に居る…」

私としては、もうそれだけで感動していたが、

2019(令和元)年シーズンオフに、ベイスターズを退団し、以後、5年間にわたってアメリカ球界で苦闘を重ねて来た筒香にとって、5年振りの「古巣」ベイスターズ復帰である。

「筒香、お帰り!!」

「筒香、待ってたよ!!」

横浜スタジアムのベイスターズファンからは、次々に筒香に対し、大声援が送られていた。

そして、この試合が復帰初戦となった筒香は、いきなり、

「6番・レフト」

でスタメン出場を果たした。

ベイスターズの三浦大輔監督は、筒香を代打などではなく、いきなり先発出場させるという、思い切った策に出た。

果たして、これが吉と出るか凶と出るか…。

 

<2024(令和6)年5月24日…「DeNA VS ヤクルト」②~筒香が登場するだけで、大いに沸いた横浜スタジアム~筒香は復帰初打席で四球で出塁し、2回裏のベイスターズ逆転のキッカケを作る>

 

 

 

 

さて、その筒香であるが、

2回表、ヤクルトに1点先取された後の2回裏、筒香の第1打席が回って来た。

「6番・レフト・筒香…」

というアナウンスが流れると、横浜スタジアム全体から、割れんばかりの大歓声と大拍手が巻き起こった。

「横浜の空高く ホームランかっ飛ばせ 筒香~!!」

5年振りに、横浜スタジアムの夜空に、筒香の応援歌のファンファーレが響き渡った。

なお、この日のヤクルトの先発投手は、

「通算185勝185敗」

という通算成績を残し、今年44歳になる大ベテラン、石川雅規である。

石川としても、

「通算200勝」

という大目標が有るので、簡単には負けられない思いが有ったであろう。

なお、筒香の復帰初打席は、筒香が石川から四球を選び、

この回、チャンスを広げたベイスターズは、伊藤光の同点タイムリー、京田陽太の犠牲フライで2点を取り、ベイスターズが2-1と逆転に成功した。

なお、京田の犠牲フライで、筒香が逆転のホームインを果たし、またまたベイスターズファンから大歓声が起こった。

 

<2024(令和6)年5月24日…「DeNA VS ヤクルト」③~3-5とリードされたベイスターズ、8回裏2死1・2塁で筒香嘉智が劇的な逆転3ランホームラン!!>

 

 

さて、その後、細かい試合経過は全て「割愛」するが、

ベイスターズは、まずい試合運びで、8回表を終わった時点で、ヤクルトに2-5と3点をリードされてしまった。

そんな中、筒香嘉智は、第1打席から、

「四球」「センターフライ」「左中間フェンス直撃の二塁打」

と、ここまでの所、

「2打数1安打」

という成績を残していた。

しかし、この日のベイスターズは、投手陣も今一つ、打線も繋がりを欠き、ハッキリ言って、

「敗色濃厚」

であった。

「今日は、つまらない凡戦だね…」

私達は、そんな事を言いながら、ひたすら愚痴とボヤキのオンパレード(?)であった。

「でも、8回裏は打順は1番から始まるから、まだわからないよ!!」

私は、そんな事を言って、「空元気」(?)を出していた。

そして、この回(8回裏)、ベイスターズは、ヤクルトの四番手・エスパーダから1死2塁のチャンスを作ると、

3番・佐野恵太が、ライト前に見事なタイムリー安打を放ち、1点を返し、3-5と2点差に迫った。

しかし、続く4番・牧秀悟はアッサリと三球三振に倒れ、2アウトとなったが、5番・宮崎敏郎がしぶとく四球を選び、場面は2死1・2塁となった。

ここで打席に入ったのが、6番・筒香嘉智である。

勿論、一発ホームランが出れば逆転という、これ以上無い、絶好の大チャンスであった。

「ここで、筒香に回って来るのかー!!」

「やっぱり、スターにはこういう場面で回って来るんだよねー」

私達は、そういう事を言ったりしていたが、横浜スタジアムの観客席からは、この日一番の大声援が起こった。

「筒香、ここで打ってくれ!!!!」

全てのベイスターズファンが願うのは、ただ一つ、それだけである。

 

 

 

 

 

そして、ここであまりにも信じられない出来事が起こった。

筒香は、エスパーダの初球を捉え、鋭く振り抜くと、

打球は右中間スタンドに向けて、一直線にグングンと伸びて行った。

その瞬間、横浜スタジアムを埋め尽くしたベイスターズファンは、一斉に総立ちになった。

「行け、行けー!!!!」

ベイスターズファン達が、口々に叫んだ。

そして、打球はベイスターズファンの夢を乗せて、そのまま右中間スタンドへと突き刺さった。

「筒香、起死回生の逆転3ランホームラン!!!!!」

その時の感動と興奮と熱狂を、一体どのように形容すれば良いか、わからないが、とにかく横浜スタジアムは、物凄い興奮の坩堝であり、今までに聞いた事が無いような大歓声が起こっていた。

私もそうだが、ベイスターズファンは皆、狂ったように叫び、雄叫びを上げ、喜びを爆発させていた。

「ここで打つなんて…本当に凄すぎる!!!!」

今、目の前で起こった、あまりにも劇的なドラマに、私も本当に興奮してしまったが、筒香が逆転3ランを打ってくれた時の気持ちは、多分、この先、一生忘れまい。

それぐらい、物凄い感動だった。

そして、感極まって泣いているファンも沢山居た…いや、これは泣いてしまうのも当然である。

「筒香、何て凄い奴だ…」

私は暫くの間、筒香の劇的な逆転3ランの感動と興奮の余韻に浸っていたが、やや興奮が収まって来ると、

「ここで打って欲しい!!」

という場面で、しかも日本球界復帰初戦という舞台で、これ以上ない結果を残してくれた筒香に対し、脱帽するしか無かった。

いやはや、筒香とは本当に物凄い男である。

 

<2024(令和6)年5月24日…「DeNA VS ヤクルト」④~ベイスターズが6-5でヤクルトに逆転勝利!!~筒香が日本球界復帰初戦で「お立ち台」に…>

 

 

 

そして、ベイスターズが6-5と逆転した9回表、

ベイスターズの抑えの切り札・森原康平が、何とかヤクルトの強打者達を抑え、1点のリードを守り、

ベイスターズが6-5でヤクルトに劇的な逆転勝利を収めた。

試合後のヒーローインタビューで、

「お立ち台」

に上がったのは、勿論、筒香嘉智であった。

「筒香、お帰りー!!」

「筒香、有り難う!!!!」

ベイスターズファンからは、またまだ大歓声と大拍手が起こったが、

「やはり、こうしてベイスターズファンの皆さんに応援して頂けるのは、最高に嬉しいです」

と、筒香がインタビューに答えると、ベイスターズファンからは、ヤンヤの大歓声が起こった…。

という事で、私としては、図らずも、

「伝説の目撃者」

となってしまったわけだが、私は長年、大洋ホエールズ~横浜(DeNA)ベイスターズを応援して来て、球場の現地で、こんな劇的な試合を見た事は、初めてである。

先程も述べたが、私としては、

「一生の思い出」

が出来た…と言っても過言ではない。

…というわけで、筒香嘉智選手には、

「筒香、本当に有り難う!!!!」

という言葉をお贈りさせて頂き、(※ごく簡単ではあるが)この記事の締めくくりとさせて頂きたい。