2019(平成31)年3月23日に開幕する、第91回選抜高校野球大会(春のセンバツ)に出場する、全32校が、本日(1/25)、発表された。
全32校の顔ぶれは、下記の通りである。
<北海道>
札幌第一 北海道 2年ぶり3回目
札幌大谷 北海道 初出場
<東北>
八戸学院光星 青森 3年ぶり10回目
盛岡大付 岩手 2年ぶり5回目
<関東・東京>
春日部共栄 埼玉 22年ぶり3回目
習志野 千葉 10年ぶり4回目
国士舘 東京 10年ぶり9回目
横浜 神奈川 5年ぶり16回目
桐蔭学園 神奈川 16年ぶり6回目
山梨学院 山梨 5年ぶり3回目
<東海>
東邦 愛知 2年連続30回目
津田学園 三重 17年ぶり3回目
<北信越>
星稜 石川 2年連続13回目
啓新 福井 初出場
<近畿>
龍谷大平安 京都 3年ぶり41回目
福知山成美 京都 5年ぶり3回目
履正社 大阪 2年ぶり8回目
明石商 兵庫 3年ぶり2回目
市和歌山 和歌山 3年ぶり6回目
智弁和歌山 和歌山 2年連続13回目
<中国・四国>
米子東 鳥取 23年ぶり9回目
呉 広島 2年ぶり2回目
広陵 広島 6年ぶり24回目
高松商 香川 3年ぶり27回目
松山聖陵 愛媛 2年連続2回目
<九州>
筑陽学園 福岡 初出場
大分 大分 初出場
明豊 大分 10年ぶり3回目
日章学園 宮崎 初出場
<21世紀枠>
石岡一 茨城 初出場
富岡西 徳島 初出場
熊本西 熊本 初出場
(2019年春のセンバツに落選し、史上初のセンバツ3連覇と甲子園3季連続優勝の夢が断たれた、大阪桐蔭。西谷浩一監督は厳しい表情)
(2019年春のセンバツの出場が決定した履正社高校。悲願の初優勝を目指す)
史上初のセンバツ3連覇と、春夏春の甲子園3季連続優勝が成るかどうか、注目されていた大阪桐蔭は、残念ながら落選となったが、
大阪地区で、常に甲子園出場を争っている履正社が出場する。
履正社は、2014年春と2017年春に、選抜の決勝に進出したが、2014年春は龍谷大平安に、2017年春は大阪桐蔭に、それぞれ敗れ、
惜しくも準優勝に終わっているが、果たして、今回は悲願の初優勝成るかが、注目される。
(2019年春のセンバツに出場が決定した、高松商。史上2校目の「3元号での甲子園優勝」が成るかが、注目される)
(2016年春のセンバツで、高松商は決勝で智弁学園に敗れ、惜しくも準優勝に終わった)
そして、今大会は「平成最後の甲子園」となるが、
高松商は、かつて、1924(大正13)年春、1925(大正14)年夏、1927(昭和2)年夏、1960(昭和35)年春に、甲子園優勝経験が有り、
もし、今大会で優勝すれば、「大正、昭和、平成」の「3元号での甲子園優勝」となる。
高松商は、2016(平成28)年春、決勝に進出したが、智弁学園に1-2でサヨナラ負けを喫し、惜しくも優勝を逃している。
今大会は、「平成での優勝」の、文字通り最後のチャンスとなるが、果たして、高松商の大記録達成は成るであろうか!?
(1996(平成8)年夏の甲子園決勝、松山商は「奇跡のバックホーム」でサヨナラ負けの危機を脱し、延長戦で熊本工を破り、優勝。史上初の「3元号での甲子園優勝」を達成)
なお、「大正、昭和、平成」での「3元号での甲子園優勝」を達成しているのは、
松山商ただ1校のみである(松山商は、1925(大正14)年春、1932(昭和7)年春、1935(昭和10)年夏、1950(昭和25)年夏(※この大会は、松山東として出場)、1953(昭和28)年夏、1969(昭和44)年夏、1996(平成8)年夏に、それぞれ優勝)。
高松商は、史上2校目の快挙達成のラストチャンスに挑む事となるが、私も大いに注目している次第である。