2018年秋 法政優勝への道⑧(3/5) 運命の早慶戦(2)-2 ~優勝の行方は早慶最終決戦へ~ | 頑張れ!法政野球部 ~法政大学野球部と東京六大学野球について語るブログ~

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少々マニアックな事なども書くと思いますが、お暇な方は読んでやって下さい。

<早稲田の、早慶戦にかける思いで、慶応優勝に「待った!」。勝負の行方は3回戦へ>

 

10/28(日)の、早慶2回戦は、

大激戦の末、早稲田が6-5で慶応を破り、

この結果、早慶戦は1勝1敗のタイとなり、勝負の行方は3回戦へと持ち越される事となった。

 

慶応は、勝てば優勝という試合だったが、

6回裏の、早稲田の一挙5点を奪う猛攻と、早稲田の早慶戦にかける意地の前に、

慶応は、終盤の猛反撃も一歩及ばず、惜しくも敗れてしまった。

 

この試合、NHKのEテレのテレビ中継の解説を務めていた、

早稲田OBの野村徹、慶応OBの鬼嶋一司の両氏は、

「たとえ優勝が無くなっても、早慶戦にかける、早稲田と慶応の思いは特別である」

「早慶戦の独特の雰囲気が、時には不利と言われる方に、信じられない力をもたらす事が有る」

という趣旨の事を、盛んに仰っていたが、

 

この早慶2回戦も、まさに両氏の言葉を体現するような、素晴らしい試合となった。

そして、優勝の可能性が無くなっていたとはいえ、

早稲田の、早慶戦に絶対に勝利するという強い思いが、このような名勝負を生んだと言って良いであろう。

 

ともあれ、これで1勝1敗となり、今季の優勝争いの行方は、

早慶3回戦という、最終決戦に持ち越される事となったわけである。

 

<2018秋 東京六大学野球 第8週(10/28)・早慶2回戦の結果>

 

早稲田〇6-5●慶応

 

<2018秋 東京六大学野球 勝敗表 第8週(10/28 現在)>

 

①法政 9勝3敗1分 勝ち点4 勝率.750

②慶応 9勝4敗 勝ち点4 勝率.692

③早稲田 8勝4敗1分 勝ち点3 勝率.667

④明治 5勝6敗3分 勝ち点2 勝率.455

⑤立教 4勝8敗 勝ち点1 勝率.333

⑥東大 0勝10敗1分 勝ち点0 勝率.000

 

<早慶3回戦の最終決戦、慶応が勝てば慶応優勝、早稲田が勝てば法政優勝!!>

 

大激戦となった早慶2回戦を、私はテレビで見守っていたが、

最後の最後まで、どちらが勝つか全くわからない展開であり、

私も、テレビの前で、手に汗握りながら、固唾を飲んで見守っていた。

 

そして、早稲田の勝利が決まった瞬間、思わずガッツポーズをしてしまったが、

恐らく、法政野球部や、全ての法政関係者、そして法政ファン達も、皆、同じ心境だった事であろう。

 

「早稲田、よくやってくれた!!明日も、是非とも勝ってくれ!!」

私の、この時の偽らざる思いは、そういうものであったが、

 

ともあれ、翌日(10/29)の早慶3回戦で、

慶応が勝てば、慶応が優勝(三連覇達成)

早稲田が勝てば、法政が優勝(2012年秋以来、6年振り)

という状況となった。

 

慶応が優勝に王手をかけている状態に変わりはないが、

法政も、早稲田が慶応に勝ってくれれば優勝という事で、こちらの方も、遂に優勝に手が届く所まで来た。

 

法政は、今シーズン、本当に粘り強く戦い、法政ファンに感動を与え続けて来てくれたが、

ここまで来たら、何とか優勝して、その頑張りが報われて欲しいというのが、私の願いであった。

そして、それは全ての法政ファンに共通した思いであったに違いない。

 

しかし、法政としては、早慶3回戦の試合の行方を、見守る事しか出来ないわけである。

法政は、自力では何も出来ず、早慶戦の結果を待つしか無いという、辛さは有った。

 

もし、慶応が勝って、慶応が優勝するという結果に終わったとしても、

法政の今季の戦いぶりには、大いに称賛を送りたいという気持ちは、間違いなく有った。

それでも、早稲田に何とか勝ってもらって、法政が優勝して欲しいというのも、本音である。

 

果たして、早慶3回戦、最終決戦の行方や如何に!?

 

慶応と法政の優勝争いは、果たして、どんな結末を迎えるのか、

その「審判の日」の運命のプレーボールの時が、刻一刻と迫っていた。