2018年秋 法政優勝への道⑦(1/3) ~法政が東大に大勝し、先勝!!明治は立教に先勝~ | 頑張れ!法政野球部 ~法政大学野球部と東京六大学野球について語るブログ~

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少々マニアックな事なども書くと思いますが、お暇な方は読んでやって下さい。

第6週で、慶応と早稲田が、それぞれ勝ち点を挙げ、

早慶両校ともに、優勝の可能性を残したまま、早慶戦を迎える事が決定したため、

法政は、第7週の最終カードの東大戦に連勝したとしても、

このカードでの自力優勝の可能性は無い。

 

しかし、再三書いて来た通り、法政は、1敗でもすれば、

その時点で優勝がほぼ絶望的となる、厳しい状況である事に変わりは無い。

従って、法政としては、優勝するためには、東大に連勝する事は、絶対条件である。

 

しかも、法政は昨年(2017年)秋、東大に連敗を喫し、

東大に勝ち点を与えるという屈辱を味わっている。

(東大としては、2002年秋以来15年振り、法政戦では1993年秋以来、24年振りの勝ち点)

 

法政は、逆転優勝のためにも、昨秋のリベンジのためにも、

東大には絶対に負けるわけには行かないのであり、

法政は、必勝の気構えを持って、最終カードの東大戦に臨んだ。

 

<10/20(土)、法政が東大に大勝!三浦がリーグ戦初完封勝利を挙げる>

 

法政-東大の1回戦は、法政が三浦、東大は小林大という、両先発で始まった。

三浦は、これで今季5カード全てに、初戦の先発を任されているが、

1年生エース・三浦は、それだけ、青木監督と法政野球部の全体から、絶大な信頼を得ているという事であろう。

 

1回表、三浦は1死満塁のピンチを迎えたが、

東大の5番・山本、6番・岩田を連続三振に打ち取り、初回の大きなピンチを切り抜けた。

 

すると、1回裏、法政は2死2塁から、4番・中山がレフト前にタイムリーを放ち、

法政が、初回に1-0と先制した。

なお、中山はその直後、二塁への盗塁を決め、これが4年間でのリーグ戦初盗塁となった。

 

3回裏、法政は1死1、3塁から、5番・中村の併殺崩れの間に1点、

更に、7番・吉岡のショートゴロが、相手のエラーを誘い、もう1点を追加、

3回裏に2点を追加した法政が、序盤で3-0とリードを広げた。

 

4回裏には、法政は2死2塁から、3番・向山、4番・中山の連続タイムリーで、

更に2点を追加し、5-0として、中押し点を奪うと、

7回裏には、2番・小林が、この試合3個目の死球で出塁、

3番・向山がヒットで続き、無死1、2塁とすると、

小林向山ダブルスチールを決め、無死2、3塁とチャンスを拡大。

小林は、この試合3個目、向山は、この試合2個目の盗塁)

 

4番・中山はセンターフライに打ち取られ、1死となったが、

続く5番・中村がライトへ犠牲フライを放ち、法政が6-0と、点差を広げた。

そして、この回には代打・清水俊がタイムリーを放ち、法政は7-0と、ダメ押し。

 

8回裏には、3番・向山のタイムリー3塁打が飛び出し、法政は8-0と大量リード。

投げては、法政・三浦は9回7安打10奪三振という投球で、リーグ戦初完封勝利、

三浦の今季3勝目で、法政は8-0で東大に大勝し、このカードの初戦を取った。

 

法政は、12安打7盗塁で8点を奪い、三浦が待望の初完封という、

投打がガッチリと噛み合った、まさに盤石の試合運びで、東大を一蹴したが、

やはり、逆転優勝に向けて意気上がる法政の動きの良さばかりが目立つ試合となった。

 

一方、東大は投打ともに良い所なく、法政に完敗を喫し、

東大は、引き分けを挟み、開幕9連敗となった。

 

<10/20(土)、明治が延長11回の接戦を制し、立教に先勝>

 

明治-立教の対戦は、ともに勝ち点1同士、

明治と立教は、今季は不振に陥っているが、最終カードに敗れた方は5位に終わってしまう事もあり、

何としても、最終カードには勝っておきたいところであろう。

 

明治・森下暢、立教・中川の両先発で始まった、この試合は、

両投手の好投により、投手戦の様相を呈した。

 

4回表、明治は1死1、3塁のチャンスを作ると、

5番・越智のショートゴロの間に3塁ランナーが返り、明治が1-0と先制。

 

明治の森下暢は、この1点を守り、9回まで力投したが、

明治が1-0とリードして迎えた9回裏、

立教は1死3塁のチャンスから、4番・種田がライトへ犠牲フライを放ち、

立教が土壇場で1-1の同点に追い付いた。

 

試合は、1-1のまま延長戦に突入したが、

11回表、明治は無死2、3塁のチャンスを作ると、

代打・陶山がセンターへ犠牲フライを放ち、2-1と1点を勝ち越し、

更に、3番・渡辺佳明もレフト前へタイムリーを放ち、更に1点追加して3-1とリード。

 

結局、この2点が決勝点となり、森下暢は11回を投げ切り、5安打8奪三振で完投勝利。

明治が、森下暢の力投により、延長11回の接戦の末、3-1で勝ち、立教との初戦を制した。

 

<2018秋 東京六大学野球 第7週 10/20(土)の結果>

 

明治〇3-1●立教、法政〇8-0●東大

 

<2018秋 東京六大学野球 勝敗表 第7週(10/20現在)>

 

①慶応 8勝3敗 勝ち点4 勝率.727

②法政 8勝3敗1分 勝ち点3 勝率.727

③早稲田 7勝3敗1分 勝ち点3 勝率.700

④明治 4勝6敗3分 勝ち点1 勝率.400

⑤立教 4勝7敗 勝ち点1 勝率.364

⑥東大 0勝9敗1分 勝ち点0 勝率.000