星との関連を検証するために、自分の過去に起きた出来事を思い起こすことが必要なのですが、
その起きた年月を全然思い出せないことに愕然とします。
記憶力は悪い方ではなかったのですが、年齢によるものもあるでしょうか。
歳を重ね思い出が多くなり脳のどっかにはあるのでしょうがその大量な情報の中から、
きっかけがないと何も出てこないという状態、悲しい・・・・
ひとつでると、芋づる式に出てきたりしますが。
そんなおぼろげな記憶力の中で、強烈に覚えている数少ない出来事。
その出来事を検証しただけでもピタリと星と符合する!
これが私にとっては驚きであり、不思議であり、ますます魅きこまれる要因です。
出来事は、自分の気持ちの部分と外側からの影響が重なった時におきます。
どんなに良い年回りだったとしても、自分の気持ちが向かなければ行動できないので何も起きないでしょう。
追い風の年回りに気持ちも乗って行動できれば、新たなチャンスをつかめる、とんとん拍子に事が進むことも。
一方で、気持ちが盛り上がっていても、自分にとって逆風が吹いている年であれば、
スムーズに事は運ばなかったり、辛いと感じることに遭遇したりするでしょう。
私の例で検証してみます。
20代の頃、自分が思うままに行動し、全く地に足がついていない状態でした。
20代後半のある時、「全然お金がたまらない」「今は楽しいけど、このままじゃまずい気がする」「今のままでは、自分がこれから理想とする人生を送れない」という気持ちになり、30歳で転職。
その後、その転職先で長く勤めることになりました。
この出来事は、実際に動いている星(現実であり、形にする星)と、
私の出生図にある「社会的な方向性」の部分がぴったり符号していました。
直近で検証しやすいのは、コロナ禍。
人によってその影響が全然違ったはずです。
これは実際に動いている星が、個人が持つ星にどう影響したか、しなかったかで変わってきます。
職を失った人も、逆に猛烈に忙しくなった人も、良い方向に生活が変わった人も、
あるいはまったく何も変わらずという人もいたでしょう。
過去、自分に起きた出来事と星を検証してみることで、
次にその星が巡ってくる前に自分にどんなことが起きそうなのか予測し、
準備ができたり、うまく波に乗れたりもするかもしれません。
占星術の使い方には、こんな方法もありますよ。