世の中には、その分野でしか通用しない、専門用語・・・業界用語・・・
ま、隠語と言いますか・・・
最近、横文字の多さに辟易しています。日本語でいいのにー・・・
と思ってしまうのは年寄りの僻みでしょうか?(^^;
ちなみに、文字を逆さにして言う言い方は、
テレビ業界だけでなく、音楽業界も同じです。ですので
「まいう~」
などは、私が大学に入学した頃(もう40数年前(^^;)には、
普通に使っていましたね。逆に最近、先輩から教わり、多用していた
逆さ言葉は使わなくなったようです。
若い楽器奏者の方に
「これっていくらくらいで買えるんですか?」と聞かれ、ついつい
「G千くらいだよ」と言ったら通じませんでしたから(^^;(^^;(^^;。
ま、自分でもG千なんて、かなり久々に使った言葉でしたけど・・・。
最近の音大生には通じるのでしょうか???
イタリア語のドレミファソラシド
日本語でハニホヘトイロ(←日本語だと逆に戸惑う(^^;)
音階のドイツ語読み
CDEFGAH
(ツェー、デー、エー、エフ、ゲー、アー、ハー)
これをお金の金額に当てはめた、音楽業界独特の用語。
つまり、G千(げーせん)は、5000円のこと。
G万(げーまん)は50000円。
G万G千で、5万5千円。ちなみに音階読みに8.9はないので、
8は「1オクターブ」の「オク」、
9はどうしようもないので「ナイン」(^^;(^^;(^^;
だんだんどうでもよくなってきます(^^;。
ちなみに最近この言い方をする人、ほぼいなくなりました(^^;。
さて、我々の時代と現在のホルン吹きの皆様とは
違う言い方をする言葉。というか・・・言い方・・・ですね。
まず、マウスピース。
ホルン吹きに関わらず、管楽器奏者には当たり前の専門用語。
「マウスピース」
一般の方がすぐ想像するのは、歯の矯正や歯ぎしりの
矯正するものとしての器具、
あとはボクシングの時に口にはめるもの、とかでしょう。
管楽器奏者にとっては楽器を吹く上で楽器と並び、
最も重要なパーツですので、
マウスピースと聞くと、もちろん真っ先に、
というか当然こちらを想像します。
で、これを我々世代は、省略なしに
「マウスピース」と呼んでいますし、
現在でもそうです。
ところが、若い奏者は、これを「マッピ」というそうです。
私は最初、なんのことか分かりませんでした(^^;。
この言い方には、いまだ慣れません(^^;(^^;(^^;し、
私自身は使いませんね・・・。
さて、面白いのは、メーカー(楽器工房)の読み方。
一番不思議だったのが、
ドイツの老舗ホルンメーカー
「ハンス・ホイヤー」です。
もちろん戦前からあるメーカーですが、
このメーカー名は、当然、マイスターの本名です。
ですので、ハンス・ホイヤーさんが作っていた楽器です。
エドワルド・クルスペ
フリッツ・クノッフ
ヴァルター・メーニッヒ
オスカー・ライスマン
等々・・・
全て、マイスターご本人達の名前が
そのままメーカー名になっています。
これらは、普通、
クルスペ、クノッフ・メーニッヒ・ライスマンと呼びます。
当然、ハンス・ホイヤーも我々は、「ホイヤー」と呼びますし、
今でもホイヤーです。
ところが、我々世代から、10年位後輩の世代になりますと、
なぜか「ハンス」と言われているらしいのです。
これが不思議で仕方ない!(^^;
なぜホイヤーだけが、通常の苗字でなく、
名前のほうで呼ばれるようになったのか???
こちらが
「あ、そのお持ちの楽器、ホイヤーだね」 と聞くと、
「いいえ、ハンスなんですよー」 と、
頓珍漢な受け答えになったことが何度かあります(^^;。
これは、いまだに、私が理解できない、謎です(^^;(^^;(^^;。
なぜそうなったのか?誰か教えてくださいm(_ _)m
さて、ホルンは現在、ダブルホルンが主流です。
ダブルホルンというのは、F管とB管を両方使える、
画期的(^^;な発明品で、
左親指キーで、このFとBの切り替えを行います。
(もちろん、これを発明したのは、フリッツ・クルスペです)
1900年代初頭に完成したこのシステムは、
当時のホルンの立場(^^;を反映して、基本はF管です。
ですので、キーを押さない状態がF管で、
キーを押すとB管になります。
クルスペ工房では、このシステム、
変更することなしに長年このままでした。
戦後、やっと両方ができるようにロータリーの
変更がおこなわれたので、クルスペでは、
切り替え可能ロータリーになったのは戦後となります。
(他のメーカーについては勉強不足で分かりません。スミマセン)
現代では、どのメーカーのダブルホルンも、
FBどちらにもなるようになっています。

(↑ クルスペの1930年代のFB切り替えシステム
これはオープンFでしか使用できません )
さて、前置きが長くなりましたが、
このFB切り替えシステムでの「専門用語?」(^^;
左手親指キーで、F管とB管を切り替える時の言い方!
我々世代は、当然
「オープンF」 「オープンB」
です。これしか言いようがなかったのです。
が・・・いつからか、これを
「押しF」 「押しB」 という言い方が主流?になったらしいのです(^^;。
年寄りは横文字を使わず、日本語でいいではないか!と
言った手前、なんですが(^^;・・・
我々は「オープン」と言い、最近の若い人が「押し」と使う。
面白いもんですね。
勘違いのないよう以下まとめておきます。
「ダブルホルンのFBを切り替える左親指のキー」
↓
「オープンF」 = 「押しB」
「オープンB」 = 「押しF」
です。お間違いなきよう(^^;(^^;(^^;
ちなみに、あなたは、どちらでお使いですか?
これもお国による歴史的なもの、楽器の使い方、考え方、用途、
諸々の条件で、どちらにするか自由ですが、
基本、ホルンはF管で考えることが多いので、
オープンFが多いのではないかと思います。
ただ、ヨーロッパなどは一時、B管が主流になったもので、
オープンBも増えたので、
その流れでオープンBの方も多くいるでしょう。
ちなみに、現在のホルンでは、圧倒的にB管を使います。
使用率からいうと、8~9割はB管メインです。
ただ、アメリカなどは、F管を中心にすることが多く、いまだに、
五線の中の実音DまではF管を使うことが多いらしいです。
これらは、良い悪いの問題でなく、
そのホルン吹きの考え方の問題です。
ですので、
どちらが、正しいの間違っているということでは決してありません。
ただ、コレも世界のホルン奏者全員にアンケート取れたら、
是非、どちらで吹いているのか、聞いてみたい質問ですね!
私の予想としては、7割オープンF、3割オープンBですかね。
皆様はどちらでお使いですか?
クルスペファンタジーはこちらで改訂版を続々(^^;追加中です。
超オタク記事に興味のある方はご覧くださいませ。
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kruspefantasyのblog (livedoor.blog)