Hornozaurusのブログ -4ページ目

バボラクのコンチェルトシュトゥック!

似たようなタイトルの日記をここ に書いたような気がしますが、
2010年2月に引き続き、
3月は地球人とは信じがたいバボラク氏も来日してコンチェルトシュトゥックをやってくれるようです!
実に4年ぶりに彼の生シューマンを聴くことができそうです。

京都市交響楽団 の演奏会ですが、
2010年3月27日(土)の京都コンサートホールだけでなく、
翌3月28日(日) 15:00- すみだトリフォニーホールでもやってくれるようです!

共演は京響ホルンパートとなっていますが、
師匠が前で出るのか後ろなのかなど含め気になるところです。

京都のほうは12月25日発売ですが、東京のほうは未定です。
詳しくはこちら (PDF注意)をご覧下さい。

メルヴェのモーツァルト

今年のコンサートを色々調べていましたが、
なんとロッテルダムフィルのメルヴェが東フィル定期に登場するようです!

今は在庫が無いようですが、
このCD を買ってリヒャルトシュトラウスとシューマンを聴いたとき、
安定感と力強いエネルギッシュな演奏にものすごい衝撃を受けました。
いつか生で聴きたいと思っていたので、これは逃せぬチャンスです。

2009年11月22日(日) 15:00 Bunkamuraオーチャードホール
モーツァルトの4番です。
7/15(水)が一般発売日です
詳しくはこちら をご覧下さい。

風が強く吹いている

三浦しをん「風が強く吹いている」を読みました。

箱根駅伝がテーマ。
めちゃめちゃおもしろいです。
今まで読んだ三浦しをん中で1番です。

スーパーな子が主人公のスポ根話。
な、はずなのに、流行(「バッテリー」「DIVE!」「一瞬の風になれ」とか)とは一味違う。
(わたしはそっち系も好きです!)
主人公が大学生だから、同じ目線で読めたのかもしれません。

楽しみ、かつ、結果も出す、その両立!というテーマは
音楽にも通じるものがあるなぁと思いました。
参考になりました。

読むスピードが知らず知らずゆったりになっているのか、
見た目の割に中身があるのか、読み終えるのに結構な時間がかかりました。
お陰で物足りなさが全くない!
満足です。

装丁もいけてます!べーっだ!


私は1作気に入ると作家読みするのですが、最新のターゲットが、三浦しをん。
本を読む楽しみをじっくり味わえる作家さんだと思います。

「まほろ駅前多田便利軒」(直木賞受賞作)から入り、
「白い蛇眠る島」
「私が語り始めた彼は」
「月魚」
「秘密の花園」
と読み進めて、本作。

ちょっと男×男な面がある作家さんかも。
わたしは×女のが好きなので、(男同士でも普通に読めますが)
それを男女でやってよ!って気持ちになるくらい、そこんとこの描写が良いです。
まーでも男同士だから出る雰囲気ってのがあるのかも知れません。

内容は多彩で1作毎にぜんぜん違います。
ここまで作風がいろいろ違うと、予測がつかず次の本選びが楽しくなります。
次は何読もうかなぁ?得意げ

Gボーイズ冬戦争

IWGPシリーズ第7作「Gボーイズ冬戦争」 を読みました。
何だか最近はよく似た作品が多くて、もういいかなと思いつつも
たまに当たりがあるので一応読み続けてはいる石田衣良作品。
ありえないけど爽やかな感じがすきなんです。得意げ

今回も「らしい」作品でした。
でも今回、初めて読みながら主人公たちの年を気にしてしまいました。
そういう書き方だったのか、私の心境の変化か、かお
どっちなんだろう???
次作ももう出ているので早く読みたいです。

相変わらずクラシックに詳しく、今回、表題作にはコルンゴルドが出てきました。
小説にコルンゴルドなんて持ち込まれたのは、これが初めてなんじゃ?
わたしもラジオと生とで2回しか聞いたことなく、ほとんど知らないので
へーーーって思いながら読んでました。
勉強になりました♪
次は誰の何が出てくるんだろう?
次作が楽しみです。

うかつなキューピッド

新年第1作目には、原点回帰で弁護士ペリイ・メイスンものである
「うかつなキューピッド」(E.S.ガードナー) を読みました。

電車の中で読んでいたら目的地に着いたのですが、
面白すぎてそのままホームのベンチに座って読み終えてしまいました。

このドラマが大好きで、お陰で何回も試験を受ける羽目に…。ショック!
本を読んだのは今回が初めてですが、法律的にはかなり専門的でびっくりしました。

冒頭、入りがなかなか変わっていておもしろかったです。
タイトルもラストでばっちり決まります。
「法廷で謎解き」はありえない展開だーと思いつつも、面白く読めてしまいました。

うーんやっぱ弁護士って、法律って、面白い!
と、再度実感し、新年第1作にふさわしい選択だったと満足しております。

しかしいいですね!
美人で気の利く秘書!!
目を見開いて、「先生ったら悪い人…」とか、言われてにひひ

…これぞ虚構だー!

新年おめでとうございます

いつも見ていただいている皆さん、検索などで行き着いて見て頂いた皆さん、
ありがとうございます。

相変わらずブログ投稿ペースは落ちたままですが、
情報収集やコンサート鑑賞などの情熱は今も変わらずです。

今年はもう少し煩雑頻繁に書いていこうと思いますので、よろしくお願いします。

よいお年を!

こんばんは。

お久しぶりです。にひひ


12月はバイト三昧で明け暮れてしまいました。

かけもちどころか4種も抱えてしまいエライことになってしまいました。

加えて(小さいけど)楽器面では本番2回。

人生初、勉強したくてもできない体験をしました。ショック!

うーん時間ってば貴重。

仕事しながら受かる人ってばホント凄い!!


来年は一人前の社会人に向けた、第1歩の年と位置づけています。

この1ヶ月で、まだまだ甘いということを思い知ったので…。

ご指導何卒宜しくお願いします!!!


ドンッどうぞよいお年を!ドンッ

ベルリン・フィル・ホルン・カルテット

何度か裏切られて きましたが、来年こそは来日公演があるようです!

某アスペンの招聘アーティスト を見ると、2009年9月に招聘とあります。
詳細 を見ると、ドール、ヴァレンドルフ、マクウィリアム、サラの4名のようです。
アスペンの予定だけだと消えてしまう恐れもありますが、
王子ホールの2009年ラインナップ にも、10月8日(木)19:00-とあるので来年こそは確実でしょうか。

実現を期待し、楽しみに待つことにします。

白鳥湖のエンディング

ボリショイバレエの「白鳥の湖」観に行ってきました!!!

なんとなんとアンハッピーエンド、でした。ショック!

終曲の最後の転調前でいきなり音楽が切れて、悲劇のテーマで終。
え?え?と思っている間に幕が下がってびっくりしました。
うちに帰って調べてみたら、こちらが原典版らしいです。
知らなかったー!!
最後のシーンの音楽が大好きなので聴きたかったけど、
ストーリーとしてはこれが自然ですよね…。
あれだけ涙、涙、涙で来ておきながら、最後1分で
勝利!幕!みんなすっきりしたでしょー!
では情緒が失われてしまう気がします。
こうなってくると、今日はどっちのエンディングかな?という楽しみも付け加わるということで
それもまた楽しです。

オケはホールのせいか座席のせいかイマイチ…。
でも音楽についてはいろいろ発見がありました。
組曲版よりもっとオーボエはおいしく重要で、ニコニコ
やはりバレエのために作られた音楽なんだなぁと納得した場面が、
チャールダーシュの冒頭ホルンの伸ばし。
踊りの決めポーズなので、間が抜けたように聞こえず、気に入りました。
各国王女の踊り(ハンガリー、ロシア、スペイン、ナポリ、ポーランド)の音楽は、
踊りとあいまって全てそれっぽくって、チャイコやるなぁと感じました。
全体的に、踊れるよう、テンポはむやみに遅くしたりせず自然な歌い方になっていました。

振り付けは、本当に見事でした!!!
あらすじ知らずとも、ロットバルトがイヤーなやつってことがよくわかります!
オデットは、しなやかたおやかで大和撫子系キャラ、
オディールは全然違って、同じ振りでもかちっとポーズ決め!みたいなはっきりくっきりキャラ。
なぜ王子が気づかないんだか…。
それから、あの有名なテーマはオデットのテーマと思っていましたが、
むしろ王子、でもなくロットバルトかも!?って感じる振り付けで目から鱗でした。

踊りは、オデット姫がとーっても美しかったです!ドキドキ
肩甲骨から羽根が生えてるみたい!
おじぎも完全白鳥ポーズです。
生グランフェッテもとってもとっても良かった!!!

今回オデットに匹敵するほど受けていたのが道化役の方。
なんと、日本人!岩田守弘さん。
ものすごい跳躍力、演技力に客席大盛り上がりでした。

バレエまた行きたいです!!キラキラ

AHEJ特別演奏会

24日はこちら を書いて以降、ずーっと楽しみにしていたAHEJ特別演奏会が津田ホールでありました。

AHEJはこれまで2006年 と、ブログに書いてませんが2007年も聴きに行って、
とても楽しめたので、たとえゲストが来なくても次も行くつもりでした。
しかし、今回は今まで以上に凄かったです。


まず開場前。
自由席ということで、18:30開場のところ、早めに18:00位に行きました。
ところが、既に何十人も並んでいます。遠く札幌や京都からも聞きに来た方も。
開場から少しするとほぼ席が埋まり、ホルンのコンサートとしては異常とも思える満席状態。
BPOの名奏者かつ名司会者のヴァレンドルフ氏やアレキサンダー社長もいらしてました。

演奏は、まずAHEJメンバーのみで、ウィギンスの8本のホルンのための組曲第1番。
華々しい幕明けでした。

次はドール神、竹村さん、野見山さん、サラ神によるボザ。
以前はBPOの4人で聴きましたが、今回もすばらしいです。7割くらいサラの演奏に釘付けでした。

1部最後はAHEJメンバーのみによるラインの黄金ファンタジー。
今回はロビンソン編曲作品が無いので、変態ハイトーンがあるのはこの曲だけでしょうか。
久永さんが1stで、High-Gをばっちり吹いておられました。


休憩後はまず、
ロンドンホルンサウンドのモーツァルト4番3楽章。
カデンツァはオリジナルとは違って一瞬でしたが、ちょっとティルみたいで面白かったです。
5番の上間さんもすばらしかったです。

そして、お待ちかねのバガテルです。
ピアノ伴奏版自体の実演もCDもなかなか無いので、かなり楽しみでした。
CARNIVAL ではソロを4人で分け合う形になっていましたが、
今回は同じ小林健太郎さんの編曲で、サラの全ソロバージョンでした。
編曲もサラの演奏も伴奏パートも、全部ばっちりはまってました。

一緒に聴いていた底吹きの先輩は、練習番号8の2小節目頭のD(2個書いてあります)を、
下のほうのDで完璧に吹いていたのに特に感銘を受けてました。

そしてメインのティル10重奏です。1stがドール、2ndがサラ。
ドールは例のソロ含め、演奏全体をすばらしくコントロールしてました。
2ndには原曲の3rdのDからのソロがありますが、見事に完璧でした。完全に上吹きパートだと思うのですが。。
AHEJのメンバーも凄くて、よく指揮者なしでこの曲をここまで見事に演奏できるな、と感動しきりでした。

そして鳴り止まぬ拍手の中、アンコール。
1曲目は、ドールが舞台にいない?と思ったら客席に登場し、美しいソロで始まりました。
美しすぎるメロディ、一点の曇りも無く伸びるHigh-Fなど、しびれっぱなしでした。
最後にサラと阿部さんがどちらが長く伸ばせるか競争?をしてて面白かったです。

後から調べたところ、『Team America: World Police』で悪役の Kim Jong Ilが歌うソロで、
I'm so Ronelyという曲のようです。YouTube にもありました。
編曲してみたいです。

2曲目は、ロンドンシリーズのラダンツァ。
1stをドールと有馬さん、8thをサラと阿部さんで吹いていたようです。
例の8thソロも超絶完璧で、ぞくぞくしてました。

そしてアンコールの最後に再びティルの1st,2ndソロと最後の短縮版。感服です。


たっぷり楽しんで、一緒に聴いた仲間とのお酒もはずんだ、すばらしい演奏会でしたー。