資産運用今やるなら・・・?vol2. | 人生100年時代を楽しむためのお金を作るコンサルティング

人生100年時代を楽しむためのお金を作るコンサルティング

金融資産を作る上で外せないリスクには“処方箋(クスリ)”が必要!お金を有効に使いながら貯める秘訣から
日々のマネーお役立ち情報をお届け!

前回のブログの続きです・・・

(引用:Yahoo!ファイナンス チャートより)

 

前回のブログでは

 

資産運用今やるなら

最低限の基本、大局を学んで覚えておきましょう!

ということでした

 

そしてその基本、大局というのは

 

    

 

①お金は(金利が)低いところから高いところに流れる

 

②為替相場は基本的に「米ドル/日本円」だけ見ていれば十分


③株式と債券は反対の動きをする

 

④お金は同じところに置かない(分散(投資))

 

⑤ギャンブル的に今日明日の儲けを狙わない(時間、長期)

とうことを解説しました

 

これらは

今流行りの?話題の?

「新NISA」

を取組む前に知っておくべき基本です

 

「新NISA]については

これも以前のブログ(2023年12月)にも

書いた通り

 

あくまでも

ただの(”ただの”と言っては申し訳ないが)

 

投資運用の非課税制度枠

 

であり

 

「新NISA」そのものが儲かる

 

ということを言っているわけではありません

 

つまり

この非課税枠のなかで

なにをやるのか?

 

がそもそもの話であり

正しい受け止め方です

 

「新NISA」の活用法

 

というのはまた別の機会に示しますが

 

ここではとにかく

「運用益」が出なければ意味のない

ただの「非課税制度の枠」ということを

絶対に忘れないでください!

 

色んなセミナーや広告を見て

ちょっと勘違いする人

 

意外と続出しております

 

いいですね!?

忘れないでくださいね!

 

では

この新NISAの枠の中での話はもちろんですが

 

そもそも

投資運用で収益を出すために

なにをやるのか?

 

についてです

 

何度も言いますが

新NISAの枠の中では

運用益を確保できないものは意味がありません

 

そしてそれは実は

新NISAだろうがなんだろうが

 

運用する以上

根本的に運用益が出ることを望んでいること

 

これは枠を使うとか使わないとか

関係なく

 

投資運用する以上

誰も違うことは無い

と思います

 

そこで

 

今よく話に聞くと思いますが

・オルカン(オールカントリー)

・S&P500

このどちらかにするのが良いんだ!

という話

 

 

ちなみにそれぞれのチャートは以下のような感じです

(※以下図の引用/Yahoo!ファイナンス チャートより)

 

ともに10年の期間のチャートですが

 

途中落ち込むこともありますが

総じて見事に右肩上がりですね!

 

これですから

「落ち込んでも回復するスピードや力は

誰が見ても問題ない!」

 

と判断される方も多いのも頷けます

 

さらに加えて

米ドル/円の為替相場が

思い切り円安傾向ですし

 

今後もまだしばらく1$=153~155円水準は

続くという予測が強いですね

 

 

これで海外、外貨

というより

米ドル資産に対する投資をしたい

と思うのはある意味当然のことですね

 

しかし

やっぱり投資運用の世界は

元本保証が無い世界です

 

加えて言えば

投信用をして増やしたお金を

使う、使わざるを得ないタイミングと

下落相場が重なるということも

考えなくてはいけません

 

冒頭に振り返った大局を見返してみると

「分散」というワードがあると思います

 

多くの人が言う流れに乗って

オルカンやS&P500に投資すること

この金融商品を保有すること

 

それ自体は悪くは無くても

やはり下がることが無いわけではないので

 

オルカンやS&P500だけをやる

ということは

分散に値しない

ということに目を向けてもらいたいですね

 

 

オルカンとS&P500で分けているからいいだろう?

 

ではありません

 

オルカンの投資対象先も

(※引用/オルカン2024年3月月報より)

を見てもわかるように

投資組み入れ銘柄の過半を米国にしていることから

 

S&P500との2本持ちは

リスク軽減を図る、期待するための

分散投資、分散保有の方法としては

効果を発揮できる、発揮が期待できる持ち方

ではありません

 

ここでは

 

分散効果として期待して保有するなら

 

①米ドル/円相場を見ていただいているように

オルカンまたはS&P500で基本は米国に投資をしている

それならこの反対の資産を持つことで

米国、米ドル通貨が下落する時に強くなるだろう

日本株への投資

という視点がよいのではないか

 

②オルカンもS&P500もともに

株式市場への投資だから

分散として反対の動きをするといわれる

米国債券を投資対象とした商品を持つ

という視点が良いのではないか

 

と思います

 

日本株なんて

今はまだ信頼できないのではないの?

 

という声も聞こえてきそうです

 

しかしここで考えてもらいたいのは

 

今の円安相場はしばらく続くとしても

今後3年や5年ずっとこの1$=160円を睨むような

水準が続くとは到底思えません

 

つまり投資運用で成功するために

5年や10年という中長期の期間

を見るということであれば

 

円高反転の下落相場を見込んでおかなくては

リスク分散になりません

 

そこを押さえていただくと

 

1)そもそも現在金利が高い米国債系投資

 

2)米国の反対の動きの可能性や

円安によって外国人来日増による国内景気が

活発になり株価も堅調に推移する日本株系投資

 

 

このような投資を

今みんなが注目する前に併せ持つ

 

というのが良いのではないでしょうか?

 

ちなみに

投資比率の正解というのは

なかなかないのですが

 

これまで昔から言われているのは

 

株式:債券=3:7

 

これが黄金比だという話があります

 

これは株式の上下変動と

これよりもその変動幅が少ないといわれる

債券の組み合わせを考えたときに

株3:債券7

が丁度良い

という考え(見立て)です

 

複数分野を投資する上では

ひとつの目安として覚えておくのが良いでしょう!

 

 

※一方で「トリニティ・スタディの4%ルール」

というものがあります。これは株式:債券を

株式75%:債券25%で保有して4%ずつ

取り崩しをしていった場合、30年後には

元本が8.5倍(資産中央値)になる、という

データをはじき出しています

(出典:Retirement Savings: Choosing a Withdrawal Rate That Is Sustainable

 

 

 

なお当記事は投資運用の成果を保証するものではありません(念のため)

投資運用は自己判断、自己責任において取り組んでください