お会いしにいきました。
大変興味深い、空海の話をされていて、
左脳が優位になると、脳に鍵をかける=理論的に考えすぎて
否定的になることが多い。
その半面、
右脳が優位になると、本当にしたいことを素直に感じられるようになり、
腹の底から自分の本心がわかるようになる。本質的なことがわかるようになる。
私達の暮らしでは、左脳が普段優位になりやすくなるため、
感性的な知覚で物事をみていて、叡智では見ていない・・・
などなど。
なるほど・・・
これは、私が丹田呼吸法をやって、自分の精神が変化し
依存や恐怖ではなく、腹で物事を考えられるように変わった時にも感じたことと同じでした。
目の前の事象しか見えてない時は、とても浅い考えになるのに、
今の大変な物事の先が見えている時は、目の前のことで感情が右往左往しないということ。
先日、デビュー前に恐れていた感情達によって、心が乱れていたけれど、
今までの記憶や経験をすべて手放して
赤ちゃんのように生まれ直し、その先の自分の人生を信じられるような境地にいたった
感覚も、結局それと同じことだと思いました。
人は目の前のことに、右往左往する。
でも本来は、その先にある、本質的な事をキャッチするために
今の出来事は起こっている。
もっといえば、物事は常にたんたんと目の前に降ってくる。
それを自分の心がどんな風に受け取るかだけなんですよね。
マイナスの側面からだけ受け止めれば、辛いだけ。でも
この事例をもとに、もっと違う角度から、この出来事を受け止められるかどうかで
学ぶこと、感じること、喜び、幸せも変わってくる。
最近、そういうことを
ひしひしと思い知らされることがたくさんあって、
その時、その時の瞬間は辛いのだけれど、そこで逃げずに考え
目の前の大切な人と、腹を割って話しをすれば
その物事は、ないがしろにされたり、
心に蓋をして我慢したりすることがなく、
しっかりと本質を学ぶための、向き合うためのひとつの要因として
自分の目の前に、起こっているのだとわかりました。
今日、先生にお会いできたのも、
それらの出来事をもう一度、おさらいして言葉に落すための大切な時間だったのだと
思います。
大切な人たちと、腹をわって、本当に思うことを話しあう。
それはその先の人生を共に歩んでいくにあたって
とても大切なこと。
もう一度、身体と心と呼吸法を、
もう一段階深いところに落とす必要が出てきたということだと思います。
今日も大切な気づきを・・・ありがとうございます。