憑依するスケーター羽生結弦、ついにガンダムになる!FaOI幕張CS放送初見感想 | ほりきりのブログ

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鉄道の旅とスポーツが好きです

 やっと見ました、ファンタジーオンアイス幕張~~
 午前中に帰っても、家族いるしまとまって集中して見られないので夜に見始めた。だって3時間ぶっ通さないとだめだもの。

 全部見て、今年はまたいつになく熱い公演ですな。アーティストさんがみなすばらしい。特に西川アニキは盛り上げがどうにいってた。
 スケーターとアーティストのライブパフォーマンス。やっぱこれは現地が最強だと、テレビを見ながら思った。愛知に行くのがめっちゃ楽しみだ。

 でも幕張と愛知は別のものなので。初見の印象も大事。
 なんといっても羽生さんの新プロは大事。
 ちょっとだけ、初めて見たミーティア。



 羽生さん、戦ってました。
 動きや体のラインが鋭角というか直線的だったのは、モビルスーツは機械だからだろうな。ここは柔軟な動きではないのだ。
 
 何度か腕を広げる。横や、縦や。腕をたたんだり広げたり。
 キラのガンダムには翼があるから。それも一枚じゃなくて放射状に広がる。
 あれは翼だね。さすが羽がはえてる人だわ。衣装にもはえてるね。

 雄々しく激しく戦いながら舞っている。
 でもときどきどこか切なげなのは、キラがそういう人なんだよ。
 キラを表現し、でも基本的にガンダムなの。
 あの身体の表現は、あくまでも機械であるモビルスーツであり、翼を持ち宇宙に広がるフリーダムガンダムなのだよ。

 憑依するスケーター羽生結弦、ついにガンダムになる。

 なんか照明がキラキラしてぐるぐるしてる。あれ星?流星?きっと会場にいたら没入感が半端ないだろうなあ。

 そして曲的に一番盛り上がるところで、飛ぶ。
 あー、これが羽生結弦の表現だ。絶対曲の大事なところは外さない。
 飛んで、舞い降りる。ツイズルでくるくる回りながら敵を一蹴する。あーかっこいい。
 動きでモビルスーツを、プログラムの流れでストーリーを表現する。
 羽生結弦はフリーダムだ!


 ということは、すでに種オタ(ガンダムSEED、SEEDとは種である)の方たちが熱く、悲鳴のように語っていらっしゃる。
 オタの人たちが絶賛してるのよ。間違いない。



(だから~、ゆづはフリーダム)


 私はSEEDのオタではない。とてもそんなことは名乗れない。  
 まず、ガンダムにもいろいろありまして、私はファーストガンダムのリアル世代。高校生、マンガアニメクラブ、しかも部長。週明けの部活でみな熱く語るというガチでした。(その流れのため安彦氏のジオリジンも熱い)
 一方ガンダムSEEDは、最初のテレビシリーズは全部見たんだけど、たぶん子育て真っ最中だからあまり集中していなかったのかと思われ。だって羽生さんも小学生でしょ。娘は同世代だから。

 SEEDで私が覚えているのは、あんなにいっしょだったのに。親友同士が引き裂かれて戦場で殺し合うってあまりにもつらい。すでに親目線だったかもね。


 羽生さんはたぶん、子供の頃に見てたSEEDにドはまりしてたんだろうな。ケミストリーともコラボしてたし。
 私はファースト、羽生さんはSEED。人間形成されるときに見るガンダムの影響力は計り知れないものなのかもしれない。
 羽生さんにとってのガンダムとは、きっとSEEDなんだろう。
 西川さんとコラボできるって最高だね、よかったね。



 テレビでも映画館でもすばらしいだろうけど、たぶん生で浴びるミーティアはとてつもないと思う。だって生歌で踊るんだもん。
 幸いにして私は愛知で見ることができる。
 西川さんの歌と、羽生さんの滑りで、SEEDの世界を満喫しましょう。あー、幸せだ。

 ということで、初見に感想はここまで!
 羽生さん、ヘドバンしてないで、ちゃんと傷治してね。