ガンダムSEEDの物語と羽生結弦物語を重ねて・大木雄貴さんミーティア考察記事に乗っかって語る | ほりきりのブログ

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鉄道の旅とスポーツが好きです

 仕事中です。録画してあるはずのFaOI幕張2日目はまだ見られてません。


 皆さんが絶賛しておすすめしてくださる記事を私も読んできた。
 うおー、刺さる刺さる。
 すばらしい記事です。


 「スポーツコミュニケーション」というサイトの
 「大木雄貴」さんという方の署名記事です。


 ファンタジーオンアイスの中で、羽生結弦✕西川貴教のコラボで「ミーティア」という楽曲で演じられたこと。その意味について語っている。
 それが、羽生結弦の事情と、ガンダムSEEDのストーリーを熟知していて、その重なる部分を理解している人でなければ書けない記事だった。

 羽生が出るアイスショーを取材して記事にしようという以上、もちろん羽生結弦のことはよくわかって臨むのだろう。スポーツライターだもんね。
 コラボ相手の西川貴教といえば、今の時勢では当然ガンダムSEEDが来る、と予測して予習してあったのか?

 いや、有名な主題歌の方でなく挿入歌がきてもそれがわかっていて、歌詞の内容もアニメのストーリーも、即羽生結弦になぞらえて考えられるっていうのは、十分ガンダムSEEDがわかってないとできない。それも終演後時間をおかずに書いたそうじゃないの。
 つまりは大木さんもアニメかなりお好きなんだろうな。

 一気に親近感。
 わかってる人が書く考察ほど読んでて気持ちのいいものはない。


 この曲の歌詞の内容と、羽生結弦の事情。
 このアニメの主人公の立場と、羽生結弦の立場。
 重なるものがたくさんあると言う。

 戦いたくない、でも自分が戦わないと大勢の人が助からないーーという主人公の葛藤と、震災の被災地から人々の希望の光になるために茨の道を進んだ羽生が重なると言ってくれるんだ。
 なんという深い考察、なんというあたたかい見立て。ちょっと感動してしまった。



 そこに乗っかって、私も記憶をほじくり出して語ってみよう。

 ガンダムSEEDの主人公キラ・ヤマトは、遺伝子レベルで能力を強化された、でいいのかな?コーディネーターという人間。普通の人間であるナチュラルの人ばかりの集団の中では能力が傑出しているために、戦争状態の中でまわりの仲間を守るためにモビルスーツに乗って戦うことになる。好きでガンダムに乗ってるわけじゃないよね。自分にしかできないから。みんなを守らなきゃいけないから。


 これが大木さんも説明してくれた部分。


 羽生さんがこのアニメを見ていたとしたらかなり子供のはずだ。まさか自分と身の上が似てくるとは思いもしなかったろうが。


 ただ、ナチュラルの中でたまたま一人コーディネーターだから、持ってる能力が違いすぎて、だんだん仲間と齟齬が生まれてくるんだよね。お互いにそんなつもりじゃなくても、なんとなく周りから浮いてしまう。

 私はそこんところまで重ねてしまったよ。競技時代の末期はそうだったでしょ。レベルが次元が違いすぎて誰も理解できない。



 本当にわかりあえるはずの親友とは敵味方になってしまって、戦場で命のやりとりをするはめになる。せつない。あんなにいっしよだったのに…

 でも今の羽生さんは解き放たれて、いろんな分野の超一流の方々と交流し仕事をしている。

 自由
 フリーダムだよね、きっと。



 私はガンダムSEEDは最初のシーズンを通して見たけど、その先まで追って見てない。その記憶もおぼろげだし。今年復活した映画も見てない。
 
 羽生さんは全部見てるんだろうな。いや映画館は行けてないか。
 その上で、全部理解した上で、西川アニキの曲ならばミーティアだと選んだんだろう。
 きっと羽生さんもいろんなものを重ねてそこに託しているのかもしれない。



 大木さんはSEEDの物語と羽生結弦物語、どっちもよく見てきているんだろうな。
 流星とあの日の星空まで重ねてくれるのだもの。
 すばらしい記事をありがとうございます。
 羽生ファンと、ちょっとだけアニメオタとして、感謝でいっぱいです。


 て、私はまだミーティア見れてないんだよ〜
 見てないうちから語ってんじゃねーよ、見たらどーなるんだよ〜〜
 早く帰って見たいです!


(今日のスポーツ報知から。ゆづはフリーダム!)