バナーに花粉症・安心しきった故郷での初日のお話 | ほりきりのブログ

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 宮城初日公演の感想。
 もはや第3部である、アンコールへ。

 なんか情報の激流に飲まれまくってるから、羽生さんの言った言葉についてはもはやあいまいになっている。内容はあってるとして細かいところは適当で。ニュアンスで押し通す。現地でちゃんとメモして書き起こしまでしてくださってる人もいるから、正確なところはそっち見てね。



 アンコールの演目のレットミ。
 もう羽生さんはくどくど説明もしなくなって、羽生さんに音頭とられると、みんなそろって

 「れっみー」「えんたー」「てんゆー」
 羽生さんは、こんな感じで~とコーレスのレクチャーをすます。
 羽生さんとファンの一体化、阿吽の呼吸、たまらんです。いやー、もう、光栄です。なんぼでも使ってください。

 今までボーカルの音にあわせて声出そうとしてたから音域が合わなくて大きな声出せなかったんよね。もうオクターブ上げた。(私は地声が高い)すんごい声出たわー。気持ちいい~~
 思いっきり盛り上がって、最高でした。

 そして最後の3Aがうまくいったと喜んでいる。そう、あの横浜で完璧なクジャさまのあとレミの3Aで豪快に転倒したのよ。まるですべての力をクジャさまに授けたみたいに。
 こうすればよかったのか~と、確認しなからめっちゃ喜んでる。学びがあったぞと。どんなときも向上心は揺るぎない。
 そして学んだからもう今日はいいかなと帰ろうとする。このギャグ(?)は宮城公演共通なのか?えーーっと引き留めてほしいの?まったくもう。かわいいんだから。


 「アンコール3曲なんて誰が決めたんだって。きついんですよ~」って。あなたでしょ!
 でもきついしんどいと言いながら、みんなに本音や弱み見せまくりながらやってるのが、なんかうれしい。
 はいはい、がんばってね。

 なのにSEIMEIかかるとキレッキレ。おい、きついんじゃなかったのか。
 やっぱね、この曲は、代表作だもんね。

 三つめのロンカプだってすごみのあるステップ。
 こんなレベルのアンコールやる人いないって。ありがたいわ~



 MCについては完全に順不同です。

 「この追加公演は本当に急に決まった」と。
 こうして集まるにも急で大変だったとわかってくれているけど、羽生さんやスタッフにとっても急なことだったのだと。
 追加公演決定の報はいつだっけ。自分のブログには3月6日に書いてる。
 この決定のニュースが出るどのくらい前から決まって動いていたのかはわからない。でも横浜の最終日にはまじで寂しいって言ってたからそのあとだ。
 このニュースが出た2日後にノッテだよ。もうみんな宮城に集結してリハ始まった頃だもん。
 RE_PRAYの方で決定があっても動けたのは運営とスタッフだけで、総指揮羽生さんは動けなかったろうなあ。ノッテに集中してたはずだ。
 だから3月10日にノッテステラータが終了して、そのあとからがスタートだったと思う。1ヶ月ないんだよ。
 ツアーだってただ漫然と同じ公演繰り返してるんじゃない。毎回ブラッシュアップしてくる。そして練習もものすごいしてるだろう。横浜からさらに上にいってる。すげーとしか言えん…



 バナーについて。
 フラッグを売るのをあとにしたのはいろんなバナーを見るのが好きだから、という横浜での告白を踏まえて。みんなにバナー見せて~と要求してきた。
 一斉に、座ったままバナーがあがる。スタンドをいろんな色が埋め尽くす。
 毎回新しく作ってくれるバナー、試合のときかずーっと同じバナーでいっしょに戦ってくれたバナー、をうれしそうに眺める。
 羽生さんはファンもバナーも、新しいのも古いのも区別しないんだよ。
 ずっといっしょに戦ってきたバナーも誇らしいね。(我が家のバナーは19年さいたまワールドから最後の21年全日本までいっしょに戦ってきました)
 ま、その我が家のバナーはあっちの娘夫婦が掲げてて、私は座布団バナーだけどね。RE_PRAY専用の新しいやつだい。
 このたくさんのバナーが。「誇りです。えっへん」、て… 
 うえーん、うれしいよ~。泣いちゃうよ~~ 即席でも自分の分作ってきてよかったよ~~
 グッズを利用してって聞こえたんだけど、購入してだったのかな。人は自分のいいように聞こえるものだな。でもグッズを利用して作ったバナーも、おもしろいから見て~~




 でもフラッグだっていいよね!私買えなかったけど。
 「俺はフラッグだぜ~っていう人~~」ってフラッグも振らせる。
 パタパタパタパタはためいてきれい。
 そしたら羽生さんが「白もあるの?」って目を凝らしてる。黒いのと白いのがパタパタしてるから。
 隣に座ってる人がフラッグだったから私はすぐわかったけど、表がロゴ入りの黒で裏は真っ白なんだね。だから振ると両方がパタパタ。
 えー、総指揮、フラッグの実物、自分でパタパタしてないの?知らなかったの?
 やーん、こんなところもかわいい。



 そして花粉症の話。
 「今絶賛花粉症中なんです」、って。
 鼻水がつらい、夜寝るのもつらい、ああかわいそう~~ この時期は季節の変わり目は喘息の調子もあるのに花粉症も。だからいつも世界選手権の頃は苦労してたよね。(そのかわりオリンピックはばっちり)
 「花粉症、大丈夫な人ーー!」
 「はーーーい!」私はピッと挙手。
 「鼻取り換えてくださーい」
 「えー、いいよ~~~」って…こんなぺちゃ鼻、あの美しい鼻と替えられるわけないでしょう~~ 羽生さんの美貌の肝はその美しい鼻なんだから~~
 でもそんなふうに鼻水ずるずるなことまで楽しく話してくれることはなんかうれしい。



 アンコールは正しくは4曲だと思う。私は最強もけっこうしっかり滑るところあるもん。
 ほらやっぱり「わ・た・し・は」って歌ってるよね。さいきょお~~~~~~!
 最強な大合唱は完全に様式化してしまった。思いっきり歌うよ。腹から声出せ。気持ちいい~~



 急に決まって大変だとか。
 アンコールきついとか。
 絶賛花粉症で鼻がつらいとか。
 今までこんなふうに体がきついことや体調のことはあまり話すことはなかったと思う。特に試合では弱み見せられないし。
 でもこういう場では、全員ファンの前では、ふにゃふにゃになって冗談まじりに弱音も本音も言ってくれる。
 あの、彼の大丈夫は大丈夫じゃないと言われた人が… なんか、ばあやは感慨深い…


 長いツアーの、いろんなことがあって苦しかった日々の、最後にたどり着いた故郷で、本当に安心しきって話をしてくれているのだな。
 満場のファンと、故郷の気に包まれて、羽生さんがうれしくて楽しくて安心していることが何よりもうれしい。



 初日もすばらしい、あったかい公演でした。
 こんなところで私の見た初日公演の感想を終わります。
 道中の話、ほとんど花見の話はまたあとで。

 さあ、明日はディレイビューイングに行く。最終日の羽生さんに会いにいくよ。楽しみだ~~