大河ドラマ名曲コンサート | ほりきりのブログ

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 RE_PRAY宮城最終決戦と、FaOI幕張の第一弾があったようですね。
 皆さん首尾はいかがでしたか?
 チケットをゲットした方も、ダメだった方も、楽しみ方はたくさん提示されているので、それぞれの方法で楽しみましょうね。



 さて、テレビでぼーっと歴史番組を見ていたら、そのあとからなんか音楽番組が始まった。
 広島交響楽団による大河ドラマ名曲コンサートですって。
 大河ドラマ~~~?思わずくいついてしまった。

 最初は旅の調べものしながら見てたんだよ。(これはもうシュミ)
 それがだんだんテレビに気をとられて、いつのまにかテレビに正対して集中して見てた。
 音楽が、オーケストラが、じゃなくて、私は大河ドラマの曲が好きなんだわ~~~


 最初は「天地人」から。あの勇壮なオープニングは幕開けにぴったりだね。
 大河テーマ曲の原点というように「赤穂浪士」とか。
 花神は見てないけど曲は好きだった。(古いテーマ曲集のCD持っててよく聞いてたから見てないドラマのも知ってる)

 作曲家の池辺先生をお招きして、ご本人の曲だと、「黄金の日々」と「独眼竜政宗」を。
 うおー、どっちも名作で名曲だああ。
 特に独眼竜の曲は文句なくかっこよくって、血沸き肉躍るとはこういうこと~とワクワクして聞いてた。

 それが、「武田信玄」を聞いてて鳥肌がたった。
 これもCDで昔からさんざん聞いてた一曲なのに、ここまでいろんな曲聞いてきたのに、ここで鳥肌かあ?ちょっと自分にびっくりした。

 「真田丸」と「鎌倉殿の13人」と三谷大河が並ぶ。「新選組!」ができないのはボーカルが必要だからか。
 音楽の演奏録音とタイトルバックのどっちが先か話をしていたけど、鎌倉殿はタイトルバックの映像が先だったんだって。あの人形のやつ。それでメトロノームみたいの刻んで厳密に合わせていたと。道理で絵とビタビタに合ってると思った。音楽と映像の音ハメ、大事!

 場所が広島のホールで演奏が広響なのでご当地のドラマ、ときた。毛利元就もあるが、というなら違うのね。
 私は新平家、新平家!と唱えていたけど「平清盛」そっちきたか~~
 いやこれもいい。なんか世間ではこのドラマ評判とか視聴率とか悪かったそうだけど、私はドラマも曲も好きだぞ。ついでに劇伴の曲も好きだったなあ。



 「新平家物語」やってくれなかったなあ…
 「天と地と」もやってくれなかったなあ。
 巨匠冨田勲の曲だからやってくれてもよかったのに~~と、ふと思いつく。
 和楽器が必要なんだ。
 「天と地と」はあのベ~~~ンという琵琶の音がないと成立しない。
 「新平家」に至っては、琵琶+筝の琴まで要る。
 そっかあ、オーケストラで再現するのは大変な曲なんだな。

 羽生さんがオリンピックで滑った曲は、大河テーマの中でも特に、和楽器をフルに使ったとても和の色の濃い曲だったんだ。
 日本の心を持って、オリンピックに行ってくれたんだなあ。



 こんなにいい曲が多いんだからもっとフィギュアスケートでも使えばいいのに。映画音楽はみんな使うんだからさあ。
 ジュニアのときの鍵山の「龍馬伝」は大好きだったよ。音楽聞きたさにジュニアグランプリ追っかけて見てたもん。
 曲の長さは3分弱なんで、うまくやればショートプログラムにうまくはまるはず。
 フリーには少し足らないから、テーマ曲に劇伴曲うまくからめればできる。それもきっとドラマティック。
 そこで同じ作曲家の違う2曲を最高の形につなげちゃった羽生さんて、つくづくすごいな。

 大河ドラマの曲でプログラム作って~~というのは、私の長年の悲願だった。
 そこでそれを叶えてくれたのが、羽生選手だったというのは、もうなんて幸せものなんだろうと思う。



 1時間、いろんなドラマのいろんな曲を、すごく楽しんで聞いた。
 大河のテーマ曲ってみんないいなあ。オーケストラで演奏するのに、ちゃんと時代物にマッチした曲なんだと感心する。

 そして、オーケストラの演奏聞いてても、結局フィギュアのプログラムになるんだ。私にとっての音楽はいつもスケートと密着してるんだなと、あきれてしまった。



 ファントムにもう一度会いたいという悲願はかなった。
 あとは、今一度、天地さまにお会いしたですね。