今日3月31日は、グッチが今一度東京タワーのライトアップをやってくれていた。
たくさんの人が撮ってきてくれた写真を今回もうれしく見させてもらった.。
その中で、咲き始めた桜といっしょに撮影してくれた写真も多かった。なんてすてき。
グッチは記念の日と、もう1回ライトアップしようとしたときに、東京の桜の咲く頃を想定して決めてくれたのではないかしら。
もしそうだとしたら、日本人にとって一番大切な花で日本の心を理解してくれているということか。ありがたいことだ。
こういうところがクラフツマンシップの根底かもしれないね。
(といって、最後にもう1回羽生さんの挨拶を聞きにいく)
さていろんな情報の渦にあおられて大変な日々だった。激流はすごいし琵琶湖から暴風は来るし。
中断していた、BS放送を見てのノッテステラータの感想を書かねば。
前回はテレビの映像でようやく理解したカルミナブラーナだけで終わった。
ではショー全体の中で、テレビを見て発見したところと、ショー直後に書くまで見ないようにしていた他の人の意見や考察などを参考に思うことなど。
放送のしょっぱなが公開リハーサルから始まったのはびっくりした。
私も2日目のリハには行ってきた。早くに入れてもらったので無良くんや刑事のふたりで滑るリハまで見られて眼福だった。そして羽生さんが出てくるとハビもあっこさんも見えないというね。そんなもんさ。
テレビでも羽生カメラなのはしかたがない。
映ったのは最初に挨拶しながら回っているところと、ウォームアップと、最後挨拶して声もかけてはけていくところ。
練習の真ん中部分は入らない。誰の曲かけも入れない。当然だな、これから始まるショーのネタバレになる。(現場でリハを公開できたのは初日が終わった2日目3日目だからよ)
スタンド、びっしり。私が行ったときもそうだったけど。アリーナはスタッフもいるだろうから入れないとして、スタンドは満席だろう。練習だぜ?
でも50分羽生さん見放題で、曲かけ練習を3曲やって(部分だけのもあったけど)コスパ良すぎるって。
最後に羽生さんはRE_PRAYのキルティングトートを、しょって、帰っていった。
ちょっと目が点。それ、背負うもんなの?てか背負えるの?自分もやってみようとしたけど腕が短いのと体が分厚いので無理無理無理無理。
いやー、いきなり度肝抜いていく座長でした。
ショーの感想はしっかり書いたつもりでいるけど、テレビとSNS見て思いついたおまけ的な。
刑事のソロプログラムで、英語のボーカルだろうけどなんて言ってるのかわからないんだけど、どうも語尾が「ユヅ!ユヅ!」って聞こえる。
そらみみ~~~~ なんだけどさ。
刑事のプロでそう聞こえるとムフフってなるし、なんでもそう聞こえるんかいって恥ずかしくもあったから黙っていたんだが。そう聞こえたっていう人がXでコメントしてて、私も私もっていう人が続いてた。そうか、私だけが変態なんじゃないんだ。ああよかった。
ジェイソンのプログラム、ひとつは試合で滑るショートプログラムのアディオス。もうひとつはフリーではなかった。(昨年はSP、FSそろえてきた)
フリーは見果てぬ夢なんだけど、今年はハビがいるから遠慮したかなあ。ハビのオリンピックのプロだったからね。
それでユーレイズミーアップだった。私はワールドのエキシは見てないんだけどそこでこの曲は滑ってないのね。今シーズンのエキシというわけじゃない、元々の自分のショーナンバーだったのかな。
この曲にひっかかったのは、そのあと羽生さんがダニーボーイできたから。この2曲は元の曲(アイルランド民謡)が同じ双子の曲だから。(ダニーボーイにインスパイアされてユーレイズミーアップが生まれたともいわれる)
羽生さんがダニーボーイなのをあらかじめ知っていて(ウイルソンの振付だから知る機会があったかもしれん)あえてそれとコラボして選曲したのか。
それとも純粋にこのショーのコンセプトに合わせて選んだら座長とかぶったのか。
どっちかな。前者ならジェイソンの心遣いがすてきだし、後者ならその偶然がふたりの息の合い方が怖ろしい。
どちらにしても、鎮魂と希望のこのショーにふさわしいすばらしいプログラムがそろったことだよ。
カルミナブラーナについてはがっちり語ったんだけど。
その感動のステージが終わったその直後のCMに、おかみさんが~~~
そこに愛は、愛は~~~~~~ あったねえ。すばらしい愛にあふれているねえ。
いやー、最高です。ここに入れてくれてよかった。アイフルさん提供にはいってくれてありがとう!
ダニーボーイ。
現地で見たあとの感想もろくなもんじゃなかったけど、テレビで見たって何回見たって、美しいしかないじゃん。とにかくきれいで感動なのですよ。
そうだ、ジャンプ。あらためて見て、あのジャンプえぐい。助走しないにもほどがある。いきなり跳ぶ。プログラムの流れの中とか表現の一部とかのレベルじゃないわ。だって現地で見たときジャンプあったの忘れてたくらいだもの。
下りて急にストップかけられるのなんなん?ドスンと下りて流れないんじゃなくてストップしてる。ジャンプのために曲が途切れずすぐに次に続けるためか?その究極系だな。これ試合だと加点つかないよね。競技から離れたからできる。羽生さんの表現の可能性は無限だ。
滑ってるあいだは演技に没入して涼しげな柔らかな顔だったのに、終わった途端に流れ出す滝のような汗。(演技中の汗もコントロールできるのか?)
その汗が、キラッキラなの。輝いてるの。映像で顔アップになって驚いた。羽生さんはいつも汗だくだけど、その汗がこんなに輝いてるのは見たことない。4Kだからか?それだけじゃないよね。
羽生さんの顔で光る汗の一粒一粒は、まるでスワロフスキーだわ。
感動のフィナーレのあと、スケーター全員が氷の上で座長を囲み、ゲストパフォーマー全員がステージの上で真央さまを囲み、円になって団結と喜びを炸裂させている。
さらにスケーター全員がステージにあがって、全出演者が円になっている。
なんという感動の光景か。
信頼のおける熟練したプロスケーターばかり(ジェイソンだってほぼ意識はプロ)だからこそのすばらしいショーだ。
そして真央さまたちゲストの皆さんもまた。
プロフェッショナルが団結した結晶は本当にすばらしい。
最後の「ありがとう」もスケーターみんないっしょに。
このショーにこの仲間たちがいてくれてよかったなあ。ひとりじゃない。ね。
最後の座長のインタビューまで入って、本当に至れり尽くせりのBS放送でした。
このインタビューってHuluの特典じゃなかったの?ありがたいわあ。
このショーが3月10日までに行われたことは、当地の皆さんにも羽生さんにとってもよかったのかな。
11日にやった昨年は羽生さんつらそうだった。いや、昨年3月11日にできたからそこを通ってきたからこそ、今年の希望に満ちたショーになったんだろうな。
羽生さん、今年も希望を届けてくれてありがとう。
これからも3月11日の前後に、毎年このショーができたらいいね。毎年みんなで希望をもらって分け合って、また次前を向いていけたらいいね。
ということで、テレビを見ながら改めての、ようやくのノッテステラータの感想でした。
さあ、旅の話も書かないと。
だってまたすぐに、仙台行くもーーん。