3月の最初の日に、糸井重里✕羽生結弦夢の対談がやってきた | ほりきりのブログ

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鉄道の旅とスポーツが好きです

 今日から3月。


 RE_PRAYを大成功のうちに終えて、私自身のまとめも一区切りついて、さあこれからノッテステラータだ!と思った。


 真央さまの「お稽古」という言葉にソワソワする。スポーツじゃなくて、音楽やお芝居の用語かしら。アートなんだわ。どんなものが見られるのか、私は初日なので、ソワソワする。

 8日と9日に行けるのに、贅沢にもリハーサルも見せていただけることになった。(10日は朝の便で帰って夕方から仕事)
 めっちゃ楽しみである。



 なーんて気持ちを宮城にもっていこうとしていたら、ほぼ日イトイ新聞がやってきた。
 あー、ついについに来た!
 糸井さん本人の盛大なネタバレは羽生ファンには一発でわかっていた。いつ来るのかと楽しみに待っていたら、3月というとても大切な月のはじめに来た。

 あー、この濃紺のお洋服!矢口さんの写真。なるほど、このときにいっしょに報知が取材したのね。
そうよね、あの取材だけでキメキメのスチール写真はもったいないものね。
 あのときはすてきなクリスマスプレゼントでしたわ。



 糸井さんも担当の人もおもしろいとおっしゃる。読んでみたら、はい、おもしろいわ〜〜!


 まず、糸井重里氏のことを「重里さん」と呼んだことについて。特に親密なわけでも事前に知り合いだったわけでもなかった。
 野球選手の糸井嘉男と区別するためにだと〜〜?

(それは私がオーサーのことを決してブライアンと呼ばないようなものかしら。だってボイタノもジュベールもいるから)

 ちょっと待て、稀代のコピーライターと、脳みそに筋肉しかないような野球選手と、いっしょにするなや〜〜


 説明しよう。
 糸井嘉男とはオリックスと阪神に在籍していたけれど、その前に北海道日本ハムファイターズで長く大活躍していたプロ野球選手である。
 ええ、よーくよーく知っていますとも。

 宇宙人と呼ばれるほど並外れた身体能力を持つスーパーアスリートとして活躍する一方、おつむの方はちと心配なレベル。ヒーローインタビューではしょっちゅう謎の糸井語録を発してファンが頭抱える…もとい、笑わせてもらえる愛すべき選手なのである


 みんな、よしおのおバカなところもひっくるめて大好きだったよ。(だからオリにトレードされたときはみんな寂しがった)
 
 そういう選手を並べて、糸井といったらよしおもいるから重里さん。と言ってしまえる羽生さんてすごい。ほんとに野球好きで詳しいんだなって、ゲームはわかんないけど野球の話ならいっしょにできるわ、なんて思ってしまった。

 ああ、貴重なおもしろい話がいっぱいあるのになんで糸井嘉男の話…



 若き羽生さんの話よ!
 糸井さんがジョニーと交流があってその縁でFaOIを見ていたとは。そこに15歳の結弦少年がいたとは。なんかすっごい、負けた気がする…

 そこで15の結弦少年がジョニーだろうがプルシェンコだろうが突撃して、専門用語とあとはたぶん身振り手振りと情熱だけで、サインプリーズアドバイスプリーズしていたとは。
 世界ジュニア取ったとはいえ、シニアデビュー前のど新人が、すげえ度胸だよね。

 どんなに目上のトップ選手でも、自分がうまくなるためには臆することがないんだね。
 いつも心を開いているーってこういうこともあるんだろうな。
 本人は事もなげに言うけど、誰にでもできることじゃない。国際大会のエキシビションでは海外の選手と交流していっしょにいるのは羽生選手だけだった。他は日本人選手同士固まっていたんだよ。でも羽生さんは結弦少年の頃からそうして広く交流していたんだね。(ナンソンに飛びついてクルクルしたりしてたもんな…)

 ジョニーとかプルシェンコとか憧れの選手が目の前にいて、お話させてもらって、勉強させてもらって。なんてオタクの極み。
 その憧れに近づくために、努力して、憧れを超えていく。ほんとに超えていくからすごい。

 それにしてもプルさまが金メダル持ってるから僕は金2個って発想は何度聞いてもおかしい。これバンクーバーで金取って2個になってたら3個狙うんだったの?まあプルさまは日本の連盟が大切にしたら4連覇って言ってたけどっ




 ほんとにおもしろい話ばかりでした。

 しかし恋ダンス踊ってアピールしたら星野源に認識してもらって番組に出て。
 そこで大好きなゲームをあげてその作者が「重里さん」だと言ったら本人サイドに引っかかって。
 わらしべ長者のようにつながっていく。

 意図するわけでも宣伝するわけでもないのに。
 そうなるようになっていたかのように、順繰りに物事がつながっていく。

 偶然じゃないんだよ。

 いつだって羽生さんが真摯に、誠実に、一生懸命に生きているから、そういうのってちゃんとわかる。だから相手も、何かご縁があったら繋がりたい、できることがあるなら力になりたいって思うんだと思う。

 必然、なんだよね。



 ああおもしろかった。
 え、まだあと11回もあるの?なんて贅沢な。楽しみ過ぎる。

 ノッテステラータが迫ってて、たぶんこれから情報がきたり旅の準備があったり。
 なのにほぼ日もあるのか。
 3月は忙しい〜


 
 楽しいばかりじゃないのはわかってるよ。
 でも希望もあるよね。

 今年も3月がやってきました。
 

 みんなで、羽生さんと共に、前へ!