2月19日横浜の旅は夜へ。
RE_PRAY千秋楽公演が大成功のうちに終わって、人々は感動と興奮の余韻どころかがっつりまみれまくりでぴあアリーナから外に出た。
まだ雨は降っている。でもずいぶん小止みというか細かい雨になっていた。
ぴあアリーナからランドマークに移動すれば、動く歩道のある通路を使うと屋根の下を歩ける。ありがたい。
私の宿は桜木町の駅そばなので、この通路を使ってそぞろ歩いて向かう。
ここの通路は帆船日本丸が係留している脇を歩くので、日本丸と観覧車と帆の形をしたグランドインターコンチネンタルホテルを合わせて見られる。これって私のような田舎者が思い描く横浜そのものではないか。これを動く歩道に乗って適度な遅さで進むため撮影しながら移動できる。こんなにありがたいスポットはない。
この風景には一昨年11月のプロローグの帰りにも見た。
雨がさらに夜景を鮮やかにして、水に灯りがにじんで、夜の横浜はますます輝いている。
またね、日本丸。
私の宿泊は横浜桜木町ワシントンホテル。
前回泊まって足の便がとてもよかったので今回も利用させてもらった。(ぴあアリーナに行きやすく、桜木町駅すぐそば)
でも気に入っている最大の理由は、窓からの景色だろう。今回は初めから海側の指定して予約した。
観覧車の色は普段は固定だけど定時と半の30分おきに色がくるくる変わるショータイムになるようで。時報みたいだ。
友人と夕食終えてホテルにチェックインして部屋に入って、気がつくと22時過ぎてしまった。
お風呂も入って落ち着いて、今度は23時。
今回は、お供にクマちゃんズ3だけでなく、ファントムさまにもついてきてもらっていた。(もちろん味の素の勝ち飯です)
こういうことしたかったんだよ、ふふん。
まだ雨は降り続いているね。窓も濡れている。
この観覧車のライト、青緑紫…羽生さんカラーだわ。
即席にショーの感想などを綴りながら、0時。この日最後のショータイム。
金色の観覧車。金です、金、金!
赤と青がド派手にくるくるすると阿修羅ちゃんのようだ。
レクイエムの人魚姫みたいなミントグリーンが、海の底でなくて水面を照らして輝く。
濃紺に無数の灯りでまるで星空のようだと思ったら、星が流れた。
そういえば先日のディレイで映画館で初めて気がついたんだけど春ちゃんが祈ったあとのFINになる直前に、リンクが星空になったよね。今までどこを見ていたんだろう。
いのちが星に届くように。
ああ、RE_PRAYのラストは、ノッテステラータに続いていくんだな。
SEIMEIさまのような紫が四角い形にぐにゃんぐにゃんと回転する。
今度は春ちゃんみたいな桜色がぐにゃんぐにゃん。
最後にクジャさまのように真っ赤に輝いて、
0時5分にふっと消えた。本日の観覧車のライトアップ終了です。
あとに残るのは建物の灯りと車のライトが港の水に映る静かな夜景です。
残りの初見感想ブログを急いで書き終えて、この日は寝ます。
羽生さん、お疲れさまでした。ファントムさま、おやすみ。
翌2月20日の朝。5時半前には起きた。なんせ6時にはホテルを出て東京駅に向かいたかったから。
あわただしく身支度をして、外を見るとしらじらと夜が明けてくる。
明るく染まる方の空を、ビルの合間から見てみると、金星が明るく光っていた。
その上を、白い一本の細い雲がたなびいている。(飛行機雲か?こんな明け方に?じゃあ普通の雲かな)
なんか白い龍のようじゃない?横浜を発つ最後の朝に、ハクさまに会えたのか?
明けの明星を従えて、ハクさまが横浜の空を飛びたってゆく。
ああ、RE_PRAYツアーが終わったんだ。
6時。部屋を出ようという最後に、もう一度写真に収める。
もう白い龍の雲はない、茜色の空。
みなとみらいの夜明け。また新しい日が始まります。
桜木町に向かう通路と、海に面するホテルのおかげで、すてきな写真がたくさん残せました。もうこれで横浜観光十分じゃんね。
こんな美しい横浜が見られるのは、羽生さんのショーがみなとみらいで開かれたから。またこの音がよくてスタンドも見やすいぴあアリーナでショーがあったらいいな。
東京駅でGIFTの広告を見てきて、羽田から北海道へ帰る。
やや弾丸の1泊2日、ただ羽生さんを愛でまくって、横浜の旅が終わります。
RE_PRAY横浜公演、最高でした。
ありがとうございましたーー!!