龍神さまが降らすあたたかい雨に濡れても、羽生祭りの横浜 | ほりきりのブログ

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鉄道の旅とスポーツが好きです

 2月19日、RE_PRAY横浜公演に向けた旅です。
 ロコンジェットに乗って羽田空港に着いてからは、京浜急行で横浜へ。横浜とは羽田からは一番便利な会場だ。


 横浜駅に着いてから、まず東方面に歩いてそごうへ直行。
 友人たちとの待ち合わせの場所は、そごうの7階、紀伊國屋書店である。


 エスカレーターで上がっていき、友人と落ち合って紀伊國屋書店へ。
 そこにはもちろん行列ができている。でもこのくらいならなんとか。事前に紀伊國屋さんから注意喚起もしてくれていたから、事前に行けた人はもう行ってたのかもしれない。おかげで私のような当日直行の人間も無事撮影にのぞめた。

 行列してるといっても、店のいたるところで羽生祭りなわけですよ。並びながらあちこちのパネルを見て進むという。まるで美術館で目玉の展示に至るまでにたくさんの芸術を見て進むみたいではないか。

 羽生本がたくさん平積みで並べられなから、隙間さえあればパネルが飾られる。

 

 プーさんがお出迎え。天国への入口だ。

 プーさん何巻いてるの?アイリンちゃんの、マフラータオルなのかな?


 だから書棚の壁という壁に。過去パネルからポスターから。もうびっちびちに貼る。


 私やっぱりアンニュイな青い原動力好きだわ。


 パネルのものと関係なくても羽生本(ただの表紙本)も片っ端から並べる。たくさんあるもんだねえ。



 壁の上の方には写真集のポスターが並んでいる。

 これもかなりでかくてすてき。わ、若いな…

 SEIMEIさまの下に何があるかっていうと。



 ドールハウスキットが売られてて、その完成品の見本が展示されているんだ。
 これがめっちゃすばらしくて、大騒ぎして見ていた。そこにいた店員さんに、これも撮影していいのかと聞いて了解もらったから載せちゃうよ。


 もうこういうちっさいおうち、特にお店屋さんて大好きだ。作りこまれてなんてすばらしいの。
 

 このだんご屋さんて、葛飾柴又のあれか?
 この川魚屋さんて(要はうなぎ)娘の愛する、赤羽のあの辺か?
 やばい、すてき。



 かなり脱線した。
 さあいくぞ、孤高の原動力の道!


 これは青いたそがれの中のバンパネラ。(え、違うの?)


 かつて青いバラに埋もれていた傾国の美少年は、今は赤いバラを制する美青年に育ちました。

 うう、奇跡のように美しい育ち方だな。


 赤いつながりで、きたきた。で、でかい…


 赤マグマさまです。はああああああ、迫力…


 寄ります。ひいいいい、圧がすごい…




 AERAの表紙の方は、黒いひらひらが生きて動いてるみたい。やっぱこのひと布を操る魔術師だ。

 すげえ跳んでる。んだけど、まるで上から吊られてるみたいに線がまっすぐ。どうなってんだい。


 並んでるの。どっちもでかい。どっちもすごい。眼福…


 
 いったい何枚のパネルとポスターを展示していたんだ。表紙の本も並んでもうそこらじゅう羽生だらけ。
 すごいな、こんな天国な書店があるんだ。夢みたいだね。

 旅の始めで何も買い物もできないのにしてないのに、こんなにたくさん見せてくれて写真撮らせてくれてありがとうございました。
 羽生さんに会いに行く前にすごい弾みをつけることができた。



 さらに版画家の藤城清治さんのパネルが並んでいて、きゃー、藤城さん大好きなんだ~って言ってそのままの勢いで写真撮ってしまっていたら、店員さんが寄ってきて撮影厳禁だと教えてくれた。あー、ちゃんと表示があった。すいません、すいません、消します!
 なのに店員さんは怒ることもなくむしろチラシを渡してくれた。藤城さんの版画の展覧会(展示販売会かな?)があるらしい。よかったらどうぞって言われても、ショーが終わったらすぐ帰るし。

 以前藤城さんは札幌の芸術の森美術館でかなり大規模な展覧会やってくれてはるばる行ったぞ。また北海道にも来てください。(100歳のおじいちゃまに無茶ぶりかな)

 せめて宣伝をしよう。

 横浜ロフトですって。どこにあるのかな。

 2月15日~3月4日だって。ただいま開催中です。


 
 さて紀伊國屋を出て、そごうの中のカフェで仲間4人集まってランチ。
 地元横浜、群馬、大阪、北海道。
 普通なら会うこともない離れた場所で暮らしてる人たち。それがこうして一堂に会していっしょにご飯食べて大好きなひとのことをしゃべり倒して親交を深める。それもこれも全部羽生さんのおかげ。羽生さんはあなたの知らないところでたくさんの小さな絆を結んで、たくさんの人を幸せにしてるのよ。


 横浜駅ーそごうーぴあアリーナは一本の流れで歩いていけるので、そのままそごうを出たらぴあアリーナへ向かう。
 外は雨が降っていた。傘の用意はしてあるけど、風が強い。これは傘させんやつだ。いい、たいした降りじゃない、このままパーカーのフードをかぶって歩こう。
 なんせツルンツルンの北海道から着いたばかりだ。横浜のなんとあったかいことか。雨に濡れても、その雨すらあたたかい。

 途中桜が満開なのを発見。えー、2月に桜?これは早咲きで有名な河津桜。それにしてももう満開とは早いね。梅ならともかく桜を見れるとは思わなかった。春ちゃんのパワーすごいな。


 というわけで、横浜駅~そごう紀伊国屋書店~ぴあアリーナMMという、初日の行程でした。
 (ぴあアリーナ現地では雨だったのとたくさんの人にもまれ、激流に流されて写真全然撮ってないよ。不覚。)



 ツアーの最終日が雨。
 いつも絶大な晴れ男っぷりを発揮している羽生さんだったのに珍しいな。
 でもRE_PRAYの、特に第2部では水とか雨とかは重要。水はむしろテーマでもある。
 だからきっと、ツアーの最後は水(雨)がふさわしかったんだね。

 水が照らす方へ。
 龍神さまが雨を呼んで、ツアーの千秋楽をことほいでいる。