浅草ビューホテル発砲事件 | 彫きぬ雑記帳

彫きぬ雑記帳

山口県山口市の刺青処、日本伝統肌絵芸術の彫きぬこと衣笠新太郎のブログ

オフシャルHP http://www.horikinu.jp
こちらも一度、御覧下さい。

ひとりの渡世人がいる
片桐 俊(かたぎり しゅん)は、1967年生まれ、東京都荒川区出身
住吉会、四代目中村会幹部
浅草発砲事件にて五代目山口組系組幹部2名を射殺
無期懲役の判決を受け2024年現在も服役中

2004年(平成16年)10月24日未明、
浅草ビューホテル近くの住吉会系中村会事務所に、
突然、五代目山口組系貴広会組員50人が押しかけて来た

居合わせた片桐俊幹部(当時37歳)が、
『こんな大勢で来られて、この状態では話しも出来やしない、場所を移そう』と、貴広会側の責任者に伝え移動させた

浅草ビューホテル一階の喫茶店レアールに場所を変えて
片桐俊幹部と加藤勉幹部(当時39歳)が改めて相手側と話し合いに入った

この時既に、ホテル側が浅草署に通報していた
喫茶店内は、貴広会組員が待機しており一般客にも威圧行為をしていた

浅草署は、私服警官を喫茶店に緊急配置させ厳戒態勢に入り、
膠着状態が長く続いた為、一度両組織の話し合いの場を解散させた

この事件に関し、管轄署員が目撃した内容を報道機関関係者に説明した話しでは、貴広会側の組員は、どうも関東出身者が「山口組」をアピールするつもりだったのか、
話し方が聞きなれない関西弁や広島弁、九州弁が混ざり合った口調で大声で話す姿に違和感を感じたという


午後1時40分ごろ
再び店内に戻り話し合いを始めたところ、
喫茶店内に待機していた数十人の貴広会組員に一気に囲まれ
威圧行為の怒号や罵声を浴びせられ始めた

全く話しにもならないと判断した片桐幹部は、
テーブル向かいに座る貴広会側責任者と威圧言動を先導する者に、無言で拳銃を6発、発砲した

銃弾は向かい側4人に命中、相手代表2人が死亡し
他の2人が重軽傷


この喫茶店は、俺も利用したこともあり、位置的にも分かるが
こんな屋内で弾いたら音も大きい
当時ホテル内では数組の結婚披露宴があり、数百人がいた

発砲した片桐幹部と側にいた加藤幹部は周囲に待機していた警察官に、その場で逮捕
50人の貴広会側の組員は向かってくるどころか
蜘蛛の子を散らしたように逃げ去ったという 笑笑

片桐俊幹部は取り調べにも素直に応じ全ての責任を認めた
その後、関東二十日会のトップたちが面会に訪れ、功績を称えたという


この事件の日おれは東京から山口に帰る移動日で
この1時40分ごろは金の字と玄関で暫しの別れを惜しみ
下に待っていた車に乗るか乗らないかの時だった

、、、、、、、、、、、、

その後、月日は経ち、このビューホテルには何度も利用して
3年前の令和3年11月にも泊まった
このホテルに来れば、やはり思い出されるのは
平成16年の事件である





21階の窓から観る夜景は変わっていて、カーテンを開ければ、目の前には堂々とそびえ立つ、東京スカイツリーが見える

この時は個人的なコトがあり、決着は深夜まで掛かったので

平成31年2月に11年ぶりに会えた金の字とは
会える時間がなかった。。。

ひと眠りをして。。。カーテンを開けたら
朝焼けが眩しかったので写真や動画を撮った。。





この日は三島由紀夫先生の追悼式典があったが、昼には東京を立たねばならないので、東京駅に向かった


🐶とっつあん、時々急に出掛けるクセが…

🐱殿様だからよ、うふふ、ふふふふふ
あ、金さまとは令和5年の去年秋に会えました
21年前の2人の初旅行の話しは次回に… ♡